どういう意味なのかわかりにくい関西の言葉ランキング パート3(3~5位)
公開:2022-4-22
第5位:かんてき(七輪)(957票)

- かんてきが七輪だとは夢にも思わない
- 関西に10年住んだ関東人ですが(夫の転勤で)流石にこれはわかりません
- まるっきり違う物に思える
お目にかかることもなくなってきましたね!5位はかんてき(七輪)!
なぜ関西では七輪のことを「かんてき」と呼ぶのか、その明確な理由がよくわからないし、そもそも関西人にとって炭を熾して焼き上げるあの調理器具は、「かんてき」でしかないんです。七輪の方言だなんて、思ってもみないこと。今では玄関先にかんてきを出してサンマを焼くといった昭和の風景も見られなくなったし、炭火を売りにした焼肉店に行っても、かんてきに焼き網を載せただけなんてことはなくなっちゃいました。関西弁のかんてきも、標準語の七輪も、若い世代にとっては馴染みのない言葉になってきているんでしょうね。
第4位:デンして帰る(タッチした程度でスグ帰る)(972票)

- でんと表現できるなにかをしてから帰るのかと思った
- 電話して帰るみたい
- 『デン』とは何かな?
これぞ関西ノリのユニークな方言!4位はデンして帰る(タッチした程度でスグ帰る)!
「だるまさんがころんだ」ではオニに近づいていって、タッチしたら即ダッシュでオニから離れていきますよね。あのイメージです。タッチ&リターンの様を指して、「デンして帰る」。タッチ=デン。感覚的というか、これぞ関西ノリみたいなユニークな方言ですね。訪問先での滞在時間わずかで、すぐに戻ってきてしまったときに「○○行ったけど、デンして帰ってきたわ」なんて言うんです。話逸れますけど、関西の「だるまさんがころんだ」にあたる10文字は「ぼんさんがへをこいた」!!!
第3位:きずつない(恐縮だ)(1,067票)

- 独特ですね、さっぱり分からない
- きず+つない、なのか、きずつ+ない、なのかも判らない
- お年寄りからしか聞かない、滅びつつある関西弁かも
京都特有のメンタリティがよく表れた言葉!3位はきずつない(恐縮だ)!
他の人に親切にしてもらったことで恐縮したり、なんだか申し訳ない気持ちになってしまう様子を表した言葉、「きずつない」。京都方面で特によく使われる方言で、関西弁と言っても大阪や神戸など関西の他エリアではあまり耳にしたことがない人も多いようです。「こないにしてもろて、きずつのおすなあ」なんて表現には、京都の方によく見られるはんなりとしたメンタリティがよく表れていますね。
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