見る者の心に残り続ける名作邦画。最後まで目が離せないサスペンス、美しいラブストーリー、心温まる人情ドラマ…観ていない作品だとしても、「名シーン・名台詞は知っている」という人も多いのでは?今回は、「一生に一度は観るべき名作邦画ランキング」をご紹介します!
TOP20一覧
- 1位「戦場のメリークリスマス」(1983年)監督:大島渚/主演:デヴィッド・ボウイ (167票)
- 2位「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)監督:山崎貴/主演:吉岡秀隆 (164票)
- 3位「おくりびと」(2008年)監督:滝田洋二郎/主演:本木雅弘 (163票)
- 4位「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)監督:山田洋次/主演:高倉健 (158票)
- 5位「ハチ公物語」(1987年)監督:神山征二郎/主演:仲代達矢 (154票)
- 6位「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)監督:行定勲/主演:大沢たかお (145票)
- 7位「七人の侍」(1954年)監督:黒澤明/主演:三船敏郎、志村喬 (143票)
- 8位「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)監督:降旗康男/主演:高倉健 (142票)
- 9位「容疑者Xの献身」(2008年)監督:西谷弘/主演:福山雅治 (128票)
- 10位「男はつらいよ」(1969年)監督:山田洋次/主演:渥美清 (126票)
- 11位「いま、会いにゆきます」(2004年)監督:土井裕泰/主演:竹内結子 (122票)
- 12位「Love Letter」(1995年)監督:岩井俊二/主演:中山美穂 (107票)
- 13位「砂の器」(1974年)監督:野村芳太郎/主演:丹波哲郎 (105票)
- 14位「シン・ゴジラ」(2016年)総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣/主演:長谷川博己 (104票)
- 15位「リング」(1998年)監督:中田秀夫/主演:松嶋菜々子 (93票)
- 16位「犬神家の一族」(1976年)監督:市川崑/主演:石坂浩二 (91票)
- 17位「ゴジラ」(1954年)監督:本多猪四郎/主演:宝田明 (89票)
- 18位「DEATH NOTE」(2006年)監督:金子修介/主演:藤原竜也 (86票)※同率
- 18位「復活の日」(1980年)監督:深作欣二/主演:草刈正雄 (86票)※同率
- 20位「告白」(2010年)監督:中島哲也/主演:松たか子 (85票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<一生に一度は観るべき名作邦画ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,058名/調査日:2025年5月30日
第1位:「戦場のメリークリスマス」(1983年)監督:大島渚/主演:デヴィッド・ボウイ(167票)

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- 大島監督の傑作!坂本龍一さんも本当に素晴らしい
- 武さんとデヴィッド・ボウイが印象に残っています。特に武さんのニコッと笑った顔が印象的です
- 戦闘シーンがなく、出演者全員男性という異色の名作
戦闘シーンのない戦争映画!1位は「戦場のメリークリスマス」(1983年)!
愛され続ける名作「戦場のメリークリスマス」。インドネシアのジャワ山中の日本軍捕虜収容所を舞台に、日本軍のエリート士官と連合軍捕虜の交流を描いた物語。第二次世界大戦をテーマにした作品で、戦闘シーンが一切登場しない異色の戦争映画としても話題に。ヨノイ大尉役を演じた坂本龍一さんはテーマ曲も担当し、英国アカデミー賞の作曲賞を日本人で初めて受賞しました!(123分)
第2位:「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)監督:山崎貴/主演:吉岡秀隆(164票)

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- 何回見ても思い出がよみがえる
- 下町の雰囲気がノスタルジック
- 昭和時代のあたたかさを感じる映画だから
“昭和ブーム”を巻き起こした心温まる人情ドラマ!2位は「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)!
西岸良平さんによるロングセラー漫画が原作の映画「ALWAYS 三丁目の夕日」。昭和33年当時の下町や庶民の生活を美しく再現し、再び日本に“昭和ブーム”を巻き起こしました。東京の下町・夕日町三丁目で暮らす人々の心温まる人情ドラマは、一生に一度は観るべき!昭和の美しい風景や懐かしさを感じたい人におすすめの名作です!(133分)
第3位:「おくりびと」(2008年)監督:滝田洋二郎/主演:本木雅弘(163票)

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- 葬儀を執り行う側の視点で描かれた名作
- 人生の大事な行事に携わる方々に感謝
- 心に残っている映画なので
邦画として初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞!3位は「おくりびと」(2008年)!
「第81回 アカデミー賞」で、日本映画史上初の外国語映画賞に輝いた名作「おくりびと」。主演を務めた本木雅弘さんが自ら企画して実現した作品です。遺体を棺に納める“納棺師”という職業が題材で、さまざまな死と向き合い成長していく姿や家族・夫婦愛の素晴らしさを描き、見る者に大きな感動を与えました!(131分)
第4位:「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)監督:山田洋次/主演:高倉健(158票)

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- 私は、この映画を一番に推したいと思います
- 名作だと思います
- 国民的名作といえばこの作品ですね
何年経っても色褪せない名作!4位は「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)!
「第1回 日本アカデミー賞」をはじめとした国内の映画賞を総なめにした名作「幸福の黄色いハンカチ」。北海道を舞台に、刑期を終えて刑務所から出所したばかりの男が、行きずりの若い男女と共に、妻の元へ行きつくまでを描いた感動作。笑いあり涙ありの美しい愛の物語に心が温まります!(108分)
第5位:「ハチ公物語」(1987年)監督:神山征二郎/主演:仲代達矢(154票)
- 感動して泣いた。機会があったらもう一度見たい
- 犬と主人の従順な信頼関係を感じる、心に響く深い作品だから
- ハチ公のひたむきさに泣けました
人間と犬の愛に涙が止まらない!5位は「ハチ公物語」(1987年)!
1987年の邦画配給収入ランキングで1位に輝いた、感動の実話を基にした映画「ハチ公物語」。飼い主である大学教授を渋谷駅まで送り迎えするのが日課のハチ。ある日突然教授は帰らぬ人となるが、ハチはどんな日も渋谷駅で教授を待ち続け…。人間と犬の交流や絆を描いた感動の物語に、何度観ても涙が止まらなくなります!(107分)
第6位:「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)監督:行定勲/主演:大沢たかお(145票)

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- やっぱりセカチュー。今でも思い出すと涙がでます
- とても良かった
- 愛が詰まってる
涙なしでは観られないラブストーリー!6位は「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)!
片山恭一さんによるベストセラー小説が原作の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」。初恋の女性を亡くした喪失感を抱えながら生きる主人公・朔太郎(大沢たかおさん)の、過去の淡い恋と現在の愛を描いた美しくも切ないラブストーリー。興行収入85億円を記録し、日本中に“セカチューブーム”を巻き起こしました!平井堅さんによる主題歌「瞳をとじて」も大ヒット!(138分)
第7位:「七人の侍」(1954年)監督:黒澤明/主演:三船敏郎、志村喬(143票)

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- 世界に評価されている黒澤映画の代表作の一つです
- これはストーリー、俳優演技、設定が最高
- ハリウッドに影響を及ぼした作品だから
世界中から絶賛された名作!7位は「七人の侍」(1954年)!
ハリウッド映画にも絶大な影響を与え、2018年にイギリスBBCが発表した「偉大な外国語映画100本」で1位に輝くなど、世界中で絶賛された日本映画の不朽の名作「七人の侍」。野武士たちの襲撃を恐れる貧しい農民と村を守るため、雇われた7人の侍が野武士軍団と壮絶な戦いを繰り広げる物語。迫力のある合戦シーンが見どころで、世界中が熱狂した物語は一度は観るべき!(207分)
第8位:「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)監督:降旗康男/主演:高倉健(142票)

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- 何度見ても泣ける
- 高倉健さん、志村けんさん、本当に良い演技でした
- 思いだすと心が温かくなる
何度観ても泣ける感動作!8位は「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)!
直木賞を受賞した浅田次郎さんのベストセラー小説が原作の映画「鉄道員(ぽっぽや)」。廃線が決まった北海道のローカル線を舞台に、仕事熱心なあまり幼い一人娘を亡くした日にも、愛する妻の最期にも立ち会えなかった孤独な鉄道員に訪れる奇跡を描いた感動作。圧倒的な存在感を放つ高倉健さんの演技が素晴らしく、涙なしでは見られません!(112分)
第9位:「容疑者Xの献身」(2008年)監督:西谷弘/主演:福山雅治(128票)

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- 映画としての完成度が高く、面白さだけでなく内容も心に残る
- この作品は面白い。原作も読んだ。原作の面白さが活きている
- いい映画です
事件に隠された哀しい愛に涙する!9位は「容疑者Xの献身」(2008年)!
東野圭吾さんの人気推理小説が原作の映画「容疑者Xの献身」。福山雅治さん演じる“ガリレオ”こと天才物理学者・湯川学が、堤真一さん演じる天才数学者が仕掛けた難問に挑んでいく物語。「ガリレオシリーズの金字塔」とも呼ばれる名作で、殺人事件に隠された哀しい愛の真実を知ったとき、胸が締め付けられるはず…!(128分)
第10位:「男はつらいよ」(1969年)監督:山田洋次/主演:渥美清(126票)
- いや~名作!
- 面白いし、渥美清さんは天才的な役者だと思うから
- 何度見てもいいね。楽しい映画
“寅さんブーム”を巻き起こした!10位は「男はつらいよ」(1969年)!
国民的人気シリーズの記念すべき映画1作目の「男はつらいよ」。渥美清さん演じる主人公の寅さんが、20年ぶりに故郷の柴又に帰ってくるところから始まる物語で、寅さんのハチャメチャな姿は何度観ても笑える!日本中に“寅さんブーム”を巻き起こした名作で、今も幅広い世代に愛されています!(91分)
第11位:「いま、会いにゆきます」(2004年)監督:土井裕泰/主演:竹内結子(122票)

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- 感動して泣きました。好きな映画です
- 悲しいけど、素晴らしい映画
- 名作だと思うから
市川拓司さんによるベストセラー小説が原作の映画「いま、会いにゆきます」。死んだはずの妻と残された父子の奇跡の再会を描いた感動のラブファンタジー。切なくも温かい家族愛に、涙腺が刺激される…!興行収入48億円の大ヒットを記録し、韓国でもリメイクされた名作です!(119分)
第12位:「Love Letter」(1995年)監督:岩井俊二/主演:中山美穂(107票)

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- 最高傑作!
- 昔の映画なのに、ずっと色褪せない
- 大好きな映画です。手紙というのがとてもいい
2025年4月に4K リマスター版が公開された映画「Love Letter」。手紙を題材にしたピュアなラブストーリーで、中山美穂さんが婚約者を亡くした博子と婚約者と同姓同名の女性・樹の一人二役を好演。韓国でも大ヒットし、公開当時「お元気ですか?」が流行語になりました!物語の舞台である北海道・小樽の美しい風景も見どころ!(117分)
第13位:「砂の器」(1974年)監督:野村芳太郎/主演:丹波哲郎(105票)
- とても心に響くストーリー。理不尽さや生まれた家の環境などいろいろ考えてしまう。でも名作だと思う
- 物語がいいのと、映画ならでの美しい背景が心を打つ
- 日本の闇を描いた作品。今も我々の社会に潜む日本の澱みを知らなくてはならない
松本清張さんによる推理小説が原作の映画「砂の器」。日本各地で長期ロケを行い企画から完成まで14年かけた名作で、モスクワ国際映画祭の審査員特別賞など数々の賞を受賞。迷宮入りと思われた殺人事件の捜査から、父子の悲劇的な運命が明かされていき…。交響曲「宿命」と、日本の四季折々の美しい風景を絡めたシーンは何度観ても涙腺が緩みます!(143分)
第14位:「シン・ゴジラ」(2016年)総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣/主演:長谷川博己(104票)
- 面白くて何度も観ています。傑作
- 庵野監督の良さが最大限に発揮されてたと思います
- 脚本のリアルさと斬新さ、コジラの設定や迫力、演出、すべてが素晴らしい
「第40回 日本アカデミー賞」で最優秀作品賞など7冠に輝いた名作「シン・ゴジラ」。興行収入80億円を超える大ヒットで、リピーターも続出したのだとか。現代の日本に現れた巨大生物・ゴジラと、日本政府・自衛隊の激闘が描かれ、非常事態に奔走する政治家たちの人間ドラマも大きな見どころ!「もし本当にゴジラが現れたら…」と想像してしまうこと間違いなし!(119分)
第15位:「リング」(1998年)監督:中田秀夫/主演:松嶋菜々子(93票)

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- 日本のホラーの最高傑作だと思うから
- 貞子が怖くて眠れなくなる友達が続出するくらい社会現象になったホラー映画でした
- 世界的にも有名になったので
鈴木光司さんによるベストセラー小説が原作の映画「リング」。「見ると一週間後に死ぬ」という呪いのビデオによる恐怖を描いた、ジャパニーズホラーブームのきっかけとなった名作です!歌詞が印象的な主題歌「feels like “HEAVEN”」も定番のホラー曲として有名ですよね。貞子がテレビから這い出てくるシーンはトラウマになるくらい怖すぎる!(95分)
第16位:「犬神家の一族」(1976年)監督:市川崑/主演:石坂浩二(91票)

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- いざ見たら、こんなに面白いのか!と驚いた
- ずっと好きな映画だから
- 面白いよ!
横溝正史さんによる推理小説が原作の映画「犬神家の一族」。角川映画の記念すべき第1作目で、「日本映画の金字塔」と称される名作!石坂浩二さん演じる名探偵・金田一耕助が、湖畔にそびえる犬神邸で次々と発生する謎の連続殺人に挑みます。不気味な白いゴムマスク姿や、湖から逆さに突き出された2本の足など、強烈なインパクトを残すシーンがいっぱい!(146分)
第17位:「ゴジラ」(1954年)監督:本多猪四郎/主演:宝田明(89票)

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- 東宝特撮映画の代表作
- CGがない時代にすごい作品だから
- マジで名作
ゴジラシリーズの記念すべき第1作目で、東宝特撮怪獣映画の金字塔である1954年公開の「ゴジラ」。水爆実験の影響で太古の眠りから目覚めた大怪獣・ゴジラは、口から放射能線を吐き出して東京を破壊。天才科学者・芹沢は、自ら発明した新兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意して…。日本映画で初めてニューヨークの一流劇場でロードショー公開され、大ヒットを記録した名作です!(97分)
第18位:「DEATH NOTE」(2006年)監督:金子修介/主演:藤原竜也(86票)※同率

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- めちゃくちゃ面白い
- 前後編の映画、完成度高かったと思うし名作だと思う
- クオリティが高い。誇れる邦画です
大場つぐみさん・小畑健さんによる大人気漫画が原作の映画「DEATH NOTE」。死神が落とした「このノートに名前を書かれた人間は必ず死ぬ」という力を持つノートを拾った主人公。世界を変えるために、ノートの力を使って犯罪者を裁きだし…。藤原竜也さん演じるエリート大学生・夜神月と、松山ケンイチさん演じる名探偵・Lの天才同士の頭脳戦が見どころ。シリーズ累計興行収入100億円を超えた大ヒット作で、日本中に“デスノート現象”を巻き起こしました!(126分)
第18位:「復活の日」(1980年)監督:深作欣二/主演:草刈正雄(86票)※同率

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- すごい映画だと思うから
- 怖いと思いながら見て、エンディングの歌がずっと耳に残っています
- 今見ても面白い
小松左京さんによる小説が原作の映画「復活の日」。新種のウイルスによって人類がほぼ死滅した世界が舞台の、製作費22億円を費やした超大作!南極に駐留していた各国の観測隊員863人は生き残ったが、ミサイルによる危機が迫り…。新型コロナウイルスの世界的流行を予見したとしか思えないと再び注目を集め、2020年にリバイバル上映されました!(156分)
第20位:「告白」(2010年)監督:中島哲也/主演:松たか子(85票)

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- 松たか子さんがまじですごい
- 惹きつけられました。いや~名作
- 本当に衝撃!
湊かなえさんによるベストセラー小説が原作の映画「告白」。人の心の闇がリアルに描かれた名作で、教え子に娘の命を奪われ復讐に燃える中学教師という難しい役どころを熱演した松たか子さんの圧倒的な表現力に引き込まれる!大ヒットを記録し、「第34回 日本アカデミー賞」では最優秀作品賞などを受賞しました!(106分)
一生に一度は観るべき名作邦画ランキングTOP20!
出演者の演技力やストーリーの構成力、心を揺さぶる映像美…見る者を夢中にさせる名作邦画。一度観れば、名作といわれる理由がきっと分かるはず。まだ観たことのない作品があったら、ぜひチェックしてみてください!
以上、10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,058名が選んだ<一生に一度は観るべき名作邦画ランキング>でした。あなたが思う名作邦画はランクインしていましたか?
有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,058名
調査日:2025年5月30日