岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【食卓編】

今回はウェブアンケートにて総勢9,402名に調査した<岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【食卓編】>を発表します。
「アラスカご飯」ってどんなご飯?「げたの煮つけ」ってどういうこと?大判焼は「〇〇まん」?さっそくランキングをチェック!

岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【食卓編】
TOP10
  • 1位てーてーて(煮ておいて) (1,340票)
  • 2位アラスカご飯(豆ご飯) (1,151票)
  • 3位しわい(肉などが噛み切れないほどかたい) (678票)
  • 4位なんば(とうもろこし) (655票)
  • 5位がんつ(ワタリガニ) (594票)
  • 6位ふーまん(大判焼) (540票)
  • 7位さいじ(イタドリ) (492票)
  • 8位げた(シタビラメ※魚) (428票)
  • 9位はげ(カワハギ※魚) (420票)
  • 10位きんかいも(じゃがいも) (401票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【食卓編】>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,402名/調査日:2025年1月8日

目次

第1位:てーてーて(煮ておいて)(1,340票)

  • 響きがかわいいが、まさか『煮ておいて』の意味だとは想像がつかないから
  • モールス信号みたいで面白い
  • 3/5が『て』ですね
  • 福岡の『とっとーと』と近いですね

ついつい口ずさみたくなる?! 1位は「てーてーて」(煮ておいて)!

何か音楽のリズムを口ずさんだようにも聞こえる「てーてーて」。岡山弁では大根などを「煮る」ことを「炊く」というので、「炊いておいて」が「てーてーて」に。ちなみに岡山県の方言で台所は「でーどころ」、大根は「でーこん」なので、「台所の大根を煮て(炊いて)おいて」は「でーどころのでーこんてーてーて」になります!口に出して言いたい岡山弁ですね!

第2位:アラスカご飯(豆ご飯)(1,151票)

  • 岡山とアラスカ…どんな関係が?
  • アラスカ?なんで???
  • 米国アラスカ州にちなんだご飯なの?
  • 豆ご飯はアラスカ産?

一度は食べてみたい!2位は「アラスカご飯」(豆ご飯)!

5月頃スーパーに並ぶ「アラスカ」…。他県に住む人にとっては何のことか分かりませんが、岡山県での「アラスカ」は、「アラスカ豆」と呼ばれるグリーンピースの一種で、「アラスカご飯」といえばアラスカを使った「豆ご飯」のことなんです。「アラスカ」は通常のグリーンピースよりも大粒。甘みも強くホクホクした食感で皮も柔らかいので、グリーンピースが好きな方はもちろん、苦手な方も一度試してみるといいかもしれません!

第3位:しわい(肉などが噛み切れないほどかたい)(678票)

  • 聞いてもさっぱりわからない
  • 推測も無理
  • 聞き返しちゃう

スルメなどにも使います!3位は「しわい」(肉などが噛み切れないほどかたい)!

「しわい」は岡山県の方言で「噛み切れないほど硬い」という意味。標準語には存在しない意味の単語ですね。スルメなどのように「歯で嚙みちぎろうとしてもなかなかできない筋張った硬さ」というとイメージしやすいでしょうか?ちなみに発音はどちらかというと「しうぇー」なので、「この肉は噛み切れないほどかたいなぁ」は、方言だと「この肉はしうぇーなぁ」になります!

第4位:なんば(とうもろこし)(655票)

4位は「なんば」(とうもろこし)!

  • なんばは、難波しか浮かびません
  • 大阪のミナミだよねぇ
  • 初めて聞いた。単語からモノを想像できない
  • 大好物なのに知らなかった

大阪の繁華街「難波」のことかと思ってしまいますが、岡山県の方言では「なんば」は「とうもろこし」のこと。「なんばきび」とも呼ばれ、「南蛮黍」が変化したものです。16世紀当時、南蛮と呼ばれたヨーロッパから伝えられた、黍に似た植物ということから名前が付きました。それにしても「南蛮黍」から「なんば」は、かなり省略した呼び方ですね!

第5位:がんつ(ワタリガニ)(594票)

5位は「がんつ」(ワタリガニ)!

  • マンガのタイトルじゃん!
  • カニだと分からない…
  • 海産物は地方により独特な呼び名がある
  • 初めて聞いた

「ガンツ」と聞くと、実写映画やアニメにもなった人気漫画「GANTZ(ガンツ)」を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。岡山県の方言では「がんつ」は「ワタリガニ(ガザミ)」のこと。「がんつ」は一番後ろの脚の先がヒレのように平たくなっていて、泳げるのが特徴。蒸したりみそ汁に入れて食べます。食べるなら、オスだと夏、メスだと冬がオススメです!

第6位:ふーまん(大判焼)(540票)

6位は「ふーまん」(大判焼)!

  • ふーまん、肉まんの仲間かと思った
  • 全く知らない言い方
  • 私の田舎では回転焼きという

大判焼、今川焼、回転焼き、御座候など、色々な呼び方がある和菓子は、岡山県では「ふーまん」と呼ばれています。元々は、作る際に金属の型で上下に分けて焼いた生地を餡などをはさんでひとつにすることから「夫婦饅頭」と呼び、それを略して「ふーまん」になったという説があります。ちなみに岡山県倉敷市を中心に展開するぶっかけうどんの発祥の店「ぶっかけふるいち」では、「ふるいちまんじゅう」を略して「ふーまん」と呼ばれています!

第7位:さいじ(イタドリ)(492票)

7位は「さいじ」(イタドリ)!

  • イタドリ?
  • イタドリ自体よく知らない
  • 他の地域で、同じ様に使っていたりする場所はあるのだろうか?独自の表現?
  • かなり分からないわ

岡山県では「さいじ」や「さいじんこ」、「しゃじなっぽ」などの方言で呼ばれる「虎杖(イタドリ)」。山菜の一種で、日当たりの良い土手や野山などに生えています。若い茎の見た目はまるで大きなアスパラガスのようで、手で簡単に折って収穫ができ、皮をむいたらそのまま生で食べることもできます。味はやや酸味があり、シャキシャキの歯ごたえ。マヨネーズや塩をつけたり、アク抜きして調理してもおいしい!

第8位:げた(シタビラメ※魚)(428票)

8位は「げた」(シタビラメ※魚)!

  • げたは想像ができない
  • 初耳
  • 履物のげたかと勘違いするような感じで驚きました。どうして『げた』になったのか知りたい

フランス料理のメニューのひとつ「シタビラメのムニエル」。食べたことはなくても一度は聞いたことがあるのでは?ヨーロッパでは「魚の女王」とも呼ばれているほどです。しかし岡山県の方言では、なんと「げた」という名前に。これは、見た目が平たく履き物の「ゲタ」を連想させるからだそうです。瀬戸内海に面する岡山県で「げた」は1年中獲ることができるので、ごく一般的な食材として煮つけなどで食べられています!

第9位:はげ(カワハギ※魚)(420票)

9位は「はげ」(カワハギ※魚)!

  • 笑ってしまいそう
  • 方言は難しい
  • 頭のことだと思われる
  • 関西でも使われる

岡山県の方言では、魚のカワハギのことを「はげ」といいます。スーパーの品名で書かれていたらビックリしそうな名前ですが、関西地方や広島県などでもそう呼ばれています。そもそも皮がはぎやすいことから「カワハギ」という名が付けられたこの魚。岡山県での方言では皮が簡単に「はげる」ことから「はげ」となったようです!

第10位:きんかいも(じゃがいも)(401票)

10位は「きんかいも」(じゃがいも)!

  • 言われても一番わからない
  • サツマイモかとおもった

岡山県の方言「きんかいも」の「きんか」は「金貨」ではなく「きんか頭」のこと。「きんか頭(きんかん頭)」は果物の「金柑」のようにツルッとした毛のない頭のことです。じゃがいもの見た目からこのような表現になったようです。野菜である「じゃがいも」に、果物の「金柑」が元になった名前が付いているのはなんだか不思議ですね!

岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【食卓編】ベスト10

以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,402名が選んだ<岡山弁!意味が難しい「岡山の方言」ランキング【食卓編】>でした。他県の方が聞くとビックリするような方言もいくつかありますが、おいしい岡山の食べ物を、ぜひ方言とともに味わってみてください!

編集者:武田
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,402名
調査日:2025年1月8日

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