語り継がれる巨人の英雄、ありがとうミスター。
“ミスタージャイアンツ”や“ミスタープロ野球”と呼ばれ、巨人軍、ひいては日本球界を代表するレジェンドとして長年ファンに愛されてきた長嶋茂雄さんが、2025年6月3日にこの世を去りました。突然の訃報に、日本中が深い哀悼の意を表し、長嶋さんを偲ぶ特集が新聞やテレビで続いています。
長嶋さんは1958年に読売ジャイアンツに入団し、プロ通算444本塁打、生涯打率.305というという輝かしい成績を残しました。監督としてもリーグ優勝5回、日本一2回を達成。世間に与えた影響は球界での記録面にとどまらず、国民的スターとして戦後日本の娯楽とスポーツ文化の象徴的存在でもありました。
太陽のような存在感を放っていた長嶋茂雄さんは、その人柄でも多くの人に愛されてきました。たとえば敬遠策を取られたときにバットを持たずに打席に入り、抗議の意を示したことは今も語り継がれるほど印象的。2004年に脳梗塞で倒れた後も、懸命なリハビリを経て2021年の東京オリンピック開会式に王貞治さんや松井秀喜さんとともに参加。感動と希望、そして笑顔をもたらす、まさに唯一無二のスーパースターでした。
その偉大な功績と存在の大きさを改めて胸に刻む今、多くの野球ファンが“心に残る巨人軍レジェンド”たちに思いを馳せているのではないでしょうか。そこで今回は、8,165名に、「好きな巨人軍レジェンドOBは?」というウェブアンケートを実施。TOP10をランキング形式でご紹介します。