今回はウェブアンケートにて総勢10,683名に調査した<関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編】>を発表します。「ハイカラうどん」ってどんなうどん?「たぬき」なのに「油揚げ」?気になる方はさっそくランキングをチェック!
関連ランキング一覧
「難しい関西弁」の関連ランキングをすべて見る
- 関西弁!意味が難しい関西の言葉ランキングPart4
- 関西弁!意味が難しい関西の言葉ランキングPart5
- 関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【単語編】
- 関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【単語編part2】
- 関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【単語編part3】
- 関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【動詞編】
- 関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編】
- 関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編Part2】
- 関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【職場編】
- 関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【育児編】
- 関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【学校編】
関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編】
TOP10
TOP10
- 1位にぬき(ゆで卵) (2,040票)
- 2位ハイカラうどん(天かす入りのうどん) (783票)
- 3位きずし(しめ鯖) (667票)
- 4位ひやしあめ(生姜風味の甘いドリンク) (634票)
- 5位こうこ(たくあん) (541票)
- 6位てんぷら(さつま揚げ) (483票)
- 7位たぬき(油揚げがのったそば) (471票)
- 8位玉子焼(明石焼) (468票)
- 9位ごまめ(田作り) (408票)
- 10位アテ(お酒のおつまみ) (370票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編】>のアンケート結果を集計。※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,683名/調査日:2023年12月8日
目次
第1位:にぬき(ゆで卵)(2,040票)
- ゆで卵がどのような経緯で『にぬき』に変化したのか?
- 聞いてもなんの食べ物か全く分からない
- 大阪人のうちの母がよく『にぬき』と言ってましたが、学校で友達に言うと通じませんでした
関西ではゆで卵にも別名が!1位は「にぬき(ゆで卵)」!
「にぬき」と聞いても、方言を知らないと食べ物のことだとすら分からないかもしれませんね。漢字で書くと「煮抜き」。文字通り、しっかりと煮て火を通すことから「にぬき」または「にぬき卵」と言うようになったそうです。そのため「かたゆで卵」を指すことが多く、半熟卵は「にぬき」と呼ばないという説も!第2位:ハイカラうどん(天かす入りのうどん)(783票)
- 豪華なうどんだと思ってしまう
- 言葉選びのセンスがいいです
- ハイカラってかわいい
関東だと“たぬき”に化ける?! 2位は「ハイカラうどん(天かす入りのうどん)」!
「ハイカラうどん」と聞くと、名前のイメージからついつい豪華な具がたくさんのったうどんを想像してしまいますが、関東ではいわゆる「たぬき」と呼ばれる、「天かす(揚げ玉)を入れたうどん」のことです。「天かすうどん」よりも「ハイカラうどん」のほうが何となく響きが良いですね。ちなみに天かすやネギ・卵を具材にした丼は関西で「はいから丼」と呼ばれています!第3位:きずし(しめ鯖)(667票)
- 20歳になって初めて飲みに行った時に友人が頼んで『それ何?』ってなりました
- この言葉は一度も聞いたことがない
- 寿司かな?と思った
調理法と食べ方が関東と関西ではちょっと違います!3位は「きずし(しめ鯖)」!
鯖の身にたっぷりの塩を振って2~3時間置き、水で洗い流して水気をふいてから酢につけたものを関東などでは「しめ鯖」と呼びますが、関西では「きずし」と言い、鯖以外の魚を酢締めにしたものも「きずし」と呼びます。ちなみに関西の「きずし」の方がお酢につけている時間が長いので味がしっかりついているためそのまま食べ、関東では醤油などを付けて食べることが多いようです。第4位:ひやしあめ(生姜風味の甘いドリンク)(634票)
画像はX(@nikkeikansai)から引用 《拡大》
4位は「ひやしあめ(生姜風味の甘いドリンク)」!
- これはちょっとわからないですね。あめからドリンクとはね~…
- あめだから、舐めるものだと思ったら飲むものでした
「ひやしあめ」と言っても凍らせた飴玉ではなく、麦芽水あめをお湯で溶いたものに生姜のしぼり汁を加えて冷やしたドリンクを指します。夏にぴったりな飲み物で、関西では缶入りの「ひやしあめ」が自動販売機やスーパーで売られています!
第5位:こうこ(たくあん)(541票)
5位は「こうこ(たくあん)」!
- 人の名前かと思った
「たくあん」がなぜ「こうこ」?と疑問に思われる方も多いですよね。「たくあん」だけでなく「漬物」のことを「香の物」とも言いますが、それから変化した「香香(こうこう)」という言葉が、さらに変化して「こうこ」や「おこうこ」と言われています!
第6位:てんぷら(さつま揚げ)(483票)
6位は「てんぷら(さつま揚げ)」!
- 天ぷらだと思って頼んだら、さつま揚げ出てきたらビックリ
「さつま揚げ」は魚のすり身に味付けをして油で揚げたものですが、関西では「てんぷら」と呼んでいるため、関西の高速道路のサービスエリアで販売されている「さつま揚げ」が「てんぷら」として売られているのを見て驚く方もいらっしゃいます。ちなみに海老天などのいわゆる「天ぷら」は関西でも同じく「天ぷら」と呼びます!
第7位:たぬき(油揚げがのったそば)(471票)
7位は「たぬき(油揚げがのったそば)」!
- きつねと間違いそう
- 関東と違うので紛らわしい
関東で「たぬき」と言えば「天かす(揚げ玉)をのせたうどん(そば)」のことですが、大阪で「たぬき」というと「油揚げがのったそば」を指します。油揚げをのせたうどんは関西でも「きつね」と呼ばれているので、考えれば考えるほど混乱してきますね!
第8位:玉子焼(明石焼)(468票)
画像はX(@kansai_jalan)から引用 《拡大》
8位は「玉子焼(明石焼)」!
- 関東人は普通の卵焼きをイメージする
そもそも明石焼は「普通のたこ焼きをだし汁につけて食べるもの」と思われがちですが、明石焼はたこ焼きよりも玉子が多く使われていて、ふわふわの食感が特徴。発祥地である兵庫県明石市では「玉子焼」と呼ばれていましたが、名物としてアピールするため「明石焼」という名前を付けたのだとか!
第9位:ごまめ(田作り)(408票)
9位は「ごまめ(田作り)」!
- これは知らなかったです
カタクチイワシの幼魚を乾燥させたものを炒り、醤油と砂糖などで味付けた「田作り」。関西では「ごまめ」と呼ばれ、漢字で書くと「五万米」。豊作を願った縁起物で、おせち料理にも使われていますね。昔、田んぼの肥料としてカタクチイワシを使うとよくお米が収穫できたことから「五万米」という名前が付いたという説も!
第10位:アテ(お酒のおつまみ)(370票)
10位は「アテ(お酒のおつまみ)」!
- 全くわかりませんでした
「お酒のおつまみ」と「アテ」、文字数から何からすべて違う言葉なのが不思議に思いますね。実は「お酒にあてがうおかず」ということから「アテ」と呼ばれるようになったのだとか。ちなみに正確に言うと「おつまみ」はその名の通り、手でつまんで食べられるものなので、「アテ」とは少し違うものですが、最近は「お酒のお供に食べるもの」という意味で「おつまみ」と「アテ」、どちらの言葉も使われているようです!
関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編】ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,683名が選んだ<関西弁!意味が難しい「関西の方言」ランキング【食べ物編】>でした。あなたが難しいと思った「関西の方言」はランクインしていましたか?
編集者:武田
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,683名
調査日:2023年12月8日
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,683名
調査日:2023年12月8日