難読!魚へんの漢字ランキング【意外な読み方】

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難読!魚へんの漢字ランキングTOP20!

15位から11位を発表!読み方が難しい魚へんの漢字を調査!あなたが知ってる漢字はランクインしてる?注目のランキングを今すぐチェック!

第14位:鯔(ぼら・いな)(280票)※同率


海釣りに行くと、けっこうボラって釣れちゃうんですよね。河口あたりとかに群れで泳いでいたりして。ボラ、そしてその幼魚のイナ、どちらも同じ「鯔」という魚へんの漢字が使われます。つくりの「甾」という字は、油を表していて、幼魚のお腹にはたくさんの油が蓄えられているためにこの漢字が当てられたと言われています。ちなみに粋な江戸っ子風情を「いなせ」って言ったりしますが、実は漢字で書くと「鯔背」っていう字になるんです。江戸の魚河岸で働いていた威勢のいい若者の髷が鯔の背びれに似ていたそうですよ。

第14位:鱏(えい)(280票)※同率


平べったいカラダに長い尻尾を持つエイ、漢字で書くと「鱏」となりますが、実は他にも「海鷂魚」「鱝」「鰩」とも書かれたりしまして、難読魚へんの漢字ランキングのために生まれた生き物なんじゃないかと思っちゃいます。全部の由来を説明し始めると大変なので、ここでは「鱏」について。つくりの「覃」(どん)という字、これがもう全く知らない字なんですけど、中国の長江に住むハシナガチョウザメのことで…え?エイじゃないですけど…。はい、昔の日本人さん、どうやら誤訳しちゃったらしいです。

第13位:鰌(どじょう)(283票)


「鱒(ます)」となんとなく似てる魚へんの漢字ですが、「鰌」はどじょう。漢字が似ているからきっと仲間の魚だろうなんて思うのは早計です。別もの。見慣れない「鰌」という漢字ですが、由来はというと、つくりの「酋」という字がミミズを表しているとのことで、これを聞くとなるほど!です。ミミズのように泥の中でウネウネと暮しているからこの字があてられたようですね。泥に住む魚ということで、「泥鰌」っていう表記でも見かけることもありますね。

第12位:鱶(ふか)(287票)


フカ=サメです。同じ生き物を別の呼び方で表し、それぞれに「鱶(ふか)」「鮫(さめ」っていう異なる魚へんの漢字もあるって、言葉の文化ってホント豊かですよね。フカ/サメで言うと今は圧倒的に鮫の方が主流ですが、高級中華食材のアレ、そう「フカヒレ」はずーっと「鱶」推しですね。「サメヒレ」って聞いたことがない。そんなフカを漢字で書くと、魚へんに「養」ですが、卵を産むのではなく、母胎内で孵化させてから出す、サメの卵胎生という特性を表しているとも言われています。

第11位:鯎(うぐい)(295票)


ウグイという淡水魚をご存知ですか?日本に広く分布する魚のため、アイソ・クキ・アカハラ・ニガッパヤ・タロ・イダ・ヒヤレなど地域ごとに様々な名前でも呼ばれている魚です。つくりが「成」の魚へんの漢字でウグイですが、「鯏」や「石斑魚」と表記されることもあるようです。なぜ「成」なのか明確ではないようですが、ウグイという名前が、祭を行なう際に使う神聖な杭である「斎杭(いくい)」に似たスマートの形だからとも言われていますね。ちなみに「鯏」という字は「(貝の)あさり」とも読まれます。魚と貝が同じ漢字…覚えるのタイヘンです。

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