令和元年を迎えた節目の年。この機会に日本史を振り返って「一番愛された歴史上の人物は誰なのか」調査してみました!12,708名にきいた「好きな歴史上の人物ランキング」、10位から発表します。
第10位:黒田官兵衛
「テレビドラマで格好よかった。『戦わずに勝つには』の考えは素敵だな」
「最強のナンバー2」
「生き方すべてがシブいと思うから」
豊臣秀吉の天下統一を支えた軍師、黒田官兵衛が10位!
秀吉は20位だったので、上司を大きく超えた好感度をゲットしてしまいました。兵糧攻めや水攻めなど、兵同士が直接争うことを避けつつ戦に連勝した、戦国No.1とも言われる知将。敵勢力により劣悪な環境の土牢に1年もの長い間幽閉されても、君主を裏切らなかったという忠義に厚いエピソードも残っています。
第9位:土方歳三
「新撰組が好きだから」
「最後まで信念を通したから」
「あの当時には珍しく今で言うイケメンだったから」
幕末を駆け抜けた新撰組・鬼の副長、土方歳三が9位!
バラガキ(イバラのように触ると痛い目に遭う子供)と呼ばれた少年時代から、コミックやドラマ・小説でも人気の高い新撰組副長時代、そして大政奉還後、新政府軍に敗走し流れ着いた五稜郭での最期。生涯を通じて自らの信じるものを貫いた姿勢に、男女問わず「惚れた!」というコメントが集まりました。特に司馬遼太郎さんの小説『燃えよ剣』で書かれた土方歳三像に感銘を受けた人が多かったようです。「目的は単純であるべきである。思想は単純であるべきである」の名台詞にはしびれましたね!