【名作邦画】1990年代以前の観るべき日本映画トップ20(6~8位)
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公開:2020-4-9 更新:2021-9-7
第8位:犬神家の一族(82票)
- 「一族の負の部分である過去が、ひとりの女性のエゴによって暴かれる。その過程の殺人が衝撃的な映像で、誰もが知っている首無し逆さま死体の映像がこの作品の評価を押し上げている」
- 「色々な役者が演じた役だが、石坂浩二演じる金田一耕助が一番物語のおどろおどろしさとマッチしている」
- 「映画ポスターのショッキングさといったら!邦画史上ナンバーワンかも」
邦画史に残る異様な映像美!第8位は犬神家の一族!
1976年公開、横溝正史さん原作の推理小説を映画化した作品です。角川書店が映画界に進出し、角川映画と言われる作品群の初作品となった映画がこの「犬神家の一族」。資産家の遺産相続をめぐって発生するさまざまな事件の真相解明に、石坂浩二さん演じる金田一耕助が挑みます。「湖に刺さる人体」や「ゴムマスク」など異様かつ美的な映像に注目が集まりました。市川崑監督、渾身の一作です。
第7位:鉄道員(ぽっぽや)(83票)
- 「北海道×高倉健にハズレはないのかもしれない」
- 「鑑賞中号泣に次ぐ号泣。ラストはさらに一番泣いた」
- 「北海道の静かな風景が胸に響く。美しい映画」
高倉健さんのための映画といっても過言ではない!第7位は鉄道員(ぽっぽや)!
愚直に勤めてきた鉄道の廃線と自らの定年退職の双方を控えた駅長の生き様と、その彼へのギフトのように繰り広げられるファンタジーが1つの物語として描かれた作品。降りしきる雪の中で仕事を全うし続ける鉄道員の姿は、高倉健さん以外に考えられないほどのはまり役でしたね。原作は浅田次郎さん、1999年(平成11年)公開の名作です。
第6位:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(91票)
- 「アニメ版もあるけどまずは実写版を観てほしい!このタイミングでしか撮影できなかった奇跡のような役者たちの煌めき」
- 「間違いなく後世に残る傑作。夏になると必ずこの作品を思い出します」
- 「なつかしさが詰まっている。少年時代、夏、恋、故郷。平成一桁代に子供だった人へ特におすすめ」
無垢な少年性を美しい映像で表現!第6位は打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
岩井俊二さん監督・脚本の作品です。少年少女たちによる恋愛の萌芽を題材に、少年性の無垢な輝きが岩井監督ならではの脚本と映像美で表現された秀作です。1993年(平成5年)にテレビドラマとして放映され、その2年後(平成7年)に映画として公開されました。2017年(平成29年)公開のアニメ作品が記憶に新しいのですが、もともとは実写映画だったんですよ。
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