マイクの前に並んで、ボケとツッコミが交わすトークだけで人を笑わせる漫才。すごくシンプルな芸なのに、しっかり面白いですよね。つまり漫才が面白い芸人さんって、お笑いテクニックが高いってことをストレートに表しているはず。今回はそんな凄腕芸人さんランキングです。漫才と言えば…のみなさんが集まりましたよ。ぜひご覧ください!
TOP20一覧
- 1位サンドウィッチマン (942票)
- 2位中川家 (386票)
- 3位千鳥 (286票)
- 4位ナイツ (258票)
- 5位博多華丸・大吉 (231票)
- 6位ミルクボーイ (206票)
- 7位NON STYLE(ノンスタイル) (162票)
- 8位ブラックマヨネーズ (153票)
- 9位和牛 (145票)
- 10位タカアンドトシ (145票)
- 11位オードリー (132票)
- 12位EXIT(イグジィット) (131票)
- 13位ぺこぱ (129票)
- 14位ミキ (124票)
- 15位かまいたち (115票)
- 16位霜降り明星 (110票)
- 17位海原やすよともこ (108票)
- 18位南海キャンディーズ (107票)
- 19位笑い飯 (104票)
- 20位銀シャリ (101票)
ランキングの集計方法
調査方法:10~40代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「漫才が面白いお笑い芸人ランキング【最新版】」のアンケート結果を集計。(有効回答者数:6,050名/調査日:2020年5月31日)
第1位:サンドウィッチマン (942票)
- 誰も傷つけないお笑いが好きです
- 敗者復活で初めて見た時、大笑いだったから
- いつも健やかにクスッと笑わせてもらって好き。初めの頃、見た目が怖かったけど、今は大好き
ちょっとずつ壊れていく感じがたまらない!第1位はサンドウィッチマン!
「ちょっと何言ってるかわからない」…この一言がサンドウィッチマンさんの笑いを象徴しているような気がします。伊達みきおさんのツッコミってぶっきらぼうなようでとってもロジカル、そこに富澤たけしさんの飄々としたボケが話の腰を折っていく感じで、ことごとく破綻していくところが「何言ってるかわからない」状態になっちゃう。漫才もコントも、オーソドックスな設定なのにとっても面白いのは、そんな絶妙の壊れ加減ですよね。2007年(第7回)M-1グランプリ、「ピザのデリバリー」ネタで敗者復活枠から優勝したのはM-1史の伝説。1998年結成・グレープカンパニー所属
第2位:中川家 (386票)
- 兄弟ならではの独特の雰囲気が面白いので
- 関西のおばちゃんの話が『あるある』すぎる!面白い!!
- 漫才はしゃべくりの面白さがないとダメです。中川家の電車ネタは上手で面白いと思います
初代M-1王者の風格!第2位は中川家!
2001年のM-1グランプリ初代チャンピオンが中川家さんです。「イライラすること」っていうネタ、今見ても面白いですよね、全然古びてない!実の兄弟コンビで剛さん(兄)がボケ、礼二さん(弟)がツッコミ。でも、中川家さんの漫才でしばしば見られる形態模写やモノマネが、もうそれだけでひとつの芸みたいになってて、ボケやツッコミを超えた最強の面白さです。兄弟で笑いのセンスを共有されてるのがさすが!1992年結成・吉本興業所属
第3位:千鳥 (286票)
- ノブじゃないほうが天才的
- ツッコミが独特の言葉選びで最高だと思うから
- 年々柔らかくなって関東圏に馴染んできた
ツッコミがギャグ化してますます自由!第3位は千鳥!
役割分担としては、大悟さんがボケ担当、ノブさんがツッコミ担当っていうことだと思うんですけど、千鳥のおふたりに関してはそのあたりの区別が意味をなさないような自由さがありますよね。ノブさんの「クセが強い」はツッコミワード自体がギャグ化してしまった感じ。大悟さんのアウトロー的なボケは、ときにノブさんのツッコミにツッコンでくる感じで、そんな自由度の高い漫才がホント面白いんですよね。M-1グランプリにも数多く出場していて、2005年(第5回)大会での6位が最高位です。2000年結成・吉本興業所属
第4位:ナイツ (258票)
- 東京漫才の星です。あっさり味のところがいいですね
- さすがだなと思います。職人のようです
- ネタに時事的なものが入っているのがいい
芸能としての漫才を見せてくれます!第4位はナイツ!
東京のお笑いの「粋」な面白さを「いまの言葉」を使った漫才として見せてくれるのがナイツのおふたりですね。芸能としての漫才の面白いところをとってもわかりやすく示してもらっている感じ。塙宣之さんの徐々に暴走していくようなボケと、土屋伸之さん(どちらものぶゆきさん!)の緩急自在なツッコミが絶妙です。M-1グランプリでは2008年(第8回)大会で「あの」ヤホー漫才で最高位の3位でした。2000年結成・マセキ芸能社所属
第5位:博多華丸・大吉 (231票)
博多華丸・大吉、コンビ間の力関係が決まった“最大のケンカ”明かす#博多華丸大吉 #博多華丸 #博多大吉 #TOKIOカケル https://t.co/MfQoZQRiQC
— マイナビニュース (@news_mynavi_jp) September 18, 2019
- トゲトゲしさや、無理やりの笑いではなくてほのぼのとした自然体の漫才なので良いと思います
- 落ち着いた芸風
- 華丸さんのとぼけた感じと、大吉さんの冷静なツッコミが、博多弁とあいまって、とても安定感がある笑いを届けてくれる
気負ってないのに確実に面白い!第5位は博多華丸・大吉!
博多華丸・大吉っていう昭和スタイルなコンビ名の福岡発の漫才師さんが、華丸さんによる児玉清さんものまね芸でブレイクし、東京進出を果たし、そしてNHKの朝の顔になってる…って、芸人さんのサクセスストーリーとしては最上級クラスですよね。笑わせてやろう、みたいな気負いは全く感じないのに(特に大吉さんのツッコミ)、確実に面白いベテラン漫才師さんのおふたりです!1990年結成・吉本興業所属
第6位:ミルクボーイ (206票)
- コーンフレークは最高\(^o^)/
- ミルクボーイが出ているとつい見てしまう
- あのネタは汎用性が高くてよくできてますよね
M-1ドリーム真っ只中!第6位はミルクボーイ!
M-1ドリームの体現者とも言えるのが、内海崇さん(ツッコミ・角刈りの人)と駒場孝さん(ボケ・マッチョな人)によるミルクボーイですね。コーンフレークと最中のネタで2019年(第15回)M-1グランプリのチャンピオンになられました。ネタも漫才スタイルもある意味とってもオーソドックス、だけど最高に面白いのはきっとミルクボーイさんの実力の高さですね。漫才の面白さを改めて知らしめてくれたおふたりです。2007年結成・吉本興業所属
第7位:NON STYLE(ノンスタイル) (162票)
- しっかり練られたネタとテンポの良い掛け合いが、いつ見ても面白い
- ブスキャラを長いこと貫いてネタにしているところが面白いです
- コンビ漫才ってどちらかに偏ることもあるけど二人とも面白い
アドリブ感がスリリング!第7位はNON STYLE(ノンスタイル)!
石田明さん(ボケ・いつも真っ白の人)と、井上裕介さん(ツッコミ・いつもナルシスティックな人)によるコンビがNON STYLEさんです。ノンスタさんの漫才って、瞬発力を感じませんか?しっかりと練られたネタのようで、でもアドリブ的なボケやツッコミが随所に入ってきて、どんどん引き込まれてしまいますよね。2008年(第8回)M-1グランプリではホラー映画をテーマとした超面白いネタでチャンピオンに!2000年結成・吉本興業所属
第8位:ブラックマヨネーズ (153票)
フサフサ&ツルツルの新生ブラックマヨネーズ爆誕? https://t.co/iA9F0aJ6sm #ホンマでっかTV #明石家さんま #ブラックマヨネーズ #マツコ・デラックス #加藤綾子 #小松菜奈 #清野菜名 #濱田マリ #山本舞香 #ザテレビジョン
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- M-1で優勝した時のネタが本当におもしろかったです
- どんな時もハズレがない
- 安定してて好き
ボケとツッコミのぶつかり合い!第8位はブラックマヨネーズ!
吉田敬さんのちょっと狂気を感じるようなボケと、それを手なずけるかのようにコントロールしていく小杉竜一さんのツッコミ、とにかくブラックマヨネーズの漫才には特別感が漂っていますよね。2005年(第5回)のM-1グランプリ決勝では「喧嘩の強い男をめざそう」というネタで、次元の違う面白い漫才を披露し、見事優勝されました。メディアで見かけたら確実に笑わせてくれるブラマヨさんです。1998年結成・吉本興業所属
第9位:和牛 (145票)
- カップルが出てくるネタがおもしろい。つっこみの役にすごく共感(笑)
- 何度もM1で二位になるのはすごい!劇場で漫才を見たけど、一番の爆笑をさらってた!
- ネタが人を傷つけない
言葉が吟味された上質な笑い!第9位は和牛!
水田信二さんによるちょっと粘着質なボケを、川西賢志郎さんがクリアなツッコミで受け止めるんですけど、和牛さんの漫才ってすごく言葉が吟味されているから、とても上質な笑いだなって感じちゃうんですよね。M-1グランプリでは2017年(第13回)から2019年(第15回)まで3回連続で準優勝という、ある意味で快挙を達成されているのも、質が高くて面白い漫才の証だと思います!2006年結成・吉本興業所属
第10位:タカアンドトシ (145票)
【インタビュー】タカアンドトシ「漫才を極めたい」 13年ぶり全国ツアーでさらなる進化へ#タカアンドトシ #タカ #トシ #タカアンドトシ日本全国漫才行脚 https://t.co/ICl70jKqK3
— マイナビニュース (@news_mynavi_jp) June 19, 2019
- 初めてこの二人の漫才を見た時ドツボにハマり腹の筋肉が痛くて々しょうがなかった
- タカのボケが最高
- タカの天然ぶりがいつも面白くて、見てたら思わず『欧米か!?』と叫びたくなる
漫才だってコントだってしっかり面白い!第10位はタカアンドトシ!
ふたりが高3生のときに吉本のオーディションを受けて以来、ずーっといっしょに活動しているタカさん(ボケ・ライオンマークの人)とトシさん(ツッコミ)。ソロ活動を見る機会もほとんどなくて、いつ見ても「タカアンドトシ」なんですよね。「欧米か!」がトレードマークですが、漫才もコントもいつも新ネタって感じちゃうくらいにバリエーション豊かだし、一つひとつのネタがしっかり面白いコンビですね。1994年結成・吉本興業所属
第11位:オードリー (132票)
トークバラエティの常識を壊す…佐久間P、オードリー新番組に手応え#オードリー #あちこちオードリー #テレ東 #佐久間宣行 https://t.co/wxO7rcrfqM
— マイナビニュース (@news_mynavi_jp) September 6, 2019
中学校からの同級生、若林正恭さん(ツッコミ)と春日俊彰さん(ボケ)による仲良しコンビのオードリー。マイクの前に並んでいるふたりが異なる時空にいるようなズレた漫才がとにかく面白いですよね。2008年(第8回)M-1グランプリではお引越しネタで準優勝されています。なかなか噛み合わないふたり、でも最後には若林さんから春日さんへの愛で締めくくられる展開が大好きです!2000年結成・ケイダッシュステージ所属
第12位:EXIT(イグジィット) (131票)
ボケ担当の兼近大樹さんとツッコミ担当のりんたろー。さんによる漫才コンビのEXIT。結成して5年にも満たないのに、さまざまなメディアで大注目です。ネオ渋谷系チャラ漫才なんて評されるおふたりのネタは、SNS時代を象徴するような言葉選びが特徴。「今、面白いこと」が詰まったような漫才で特に若い女性に人気ですね。チャラそうで、実は真面目に取り組んでいる姿も好印象です!2017年結成・吉本興業所属
第13位:ぺこぱ (129票)
「M−1グランプリ」で話題!ぺこぱインタビュー【後編】
「軽々しく「『M−1―』優勝を目指します」とは言えません」 https://t.co/4pEi8Fd3Nw #ぺこぱ #松陰寺太勇 #シュウペイ @shoinjitaiyu @shupei0716— ザテレビジョン (@thetvjp) February 16, 2020
2019年のM-1グランプリで「全肯定漫才」「ノリつっこまないボケ」など新境地の漫才で一気に注目を集めたぺこぱさん。決勝で第3位の成績を残した後はお仕事も急増。M-1ドリームをつかんだコンビです。紫のスーツがトレードマークの松陰寺太勇さんがツッコミ、シュウペイさんがボケという役割担当ですが、ツッコミが独特なだけにどこを切り取っても面白いんですよね。2008年結成・サンミュージックプロダクション所属
第14位:ミキ (124票)
兄の昴生さんと弟の亜生さん、実の兄弟漫才コンビです。亜生さんのアイドル的人気が注目されがちですが、兄ちゃん=昴生さんのどこか可愛げなキャラクターもかなり面白いですよね。M-1グランプリにも積極的に出場、2017年(第13回)大会では兄ちゃんに漢字を教えてもらう弟というネタで第3位となりました。兄弟ならではのテンポとスピード感が最高です!2012年結成・吉本興業所属
第15位:かまいたち (115票)
漫才とコントどちらも面白いことで定評があるかまいたちさん。山内健司さんのシュール寄りなボケと、濱家隆一さんのややキレかかったツッコミで独特の存在感があるコンビですね。M-1グランプリでは何度も決勝に進出、昨年2019年の第15回大会では「自慢話」ネタで、これまで最高位の準優勝に輝いています。関西から東京に進出し、ますます露出の増えるかまいたちさんです!2004年結成・吉本興業所属
第16位:霜降り明星 (110票)
今のお笑いを代表する若手コンビの1組と言えるのが霜降り明星。せいやさん(ボケ)、粗品さん(ツッコミ)いずれも平成生まれのおふたりが、2018年(第14回)M-1グランプリで歴代最年少の優勝を飾ったのは記憶に新しいですね。舞台を大きく使ったせいやさんの子ども時代ネタ、本当に面白い名作です。粗品さんのボキャブラリー豊かなツッコミも魅力。これからも目が離せない若手芸人です。2013年結成・吉本興業所属
第17位:海原やすよともこ (108票)
祖母の代から3代続く上方漫才界の名門ファミリーで、実の姉妹コンビの海原やすよともこさん。2012年と2017年の上方漫才大賞で2度の大賞を受賞していて、妹のやすよさんがボケ担当、姉のともこさんがツッコミ担当です。とにかく漫才の実力は折り紙付き。「やすとものどこいこ!?」という、ただ買い物をするだけなのになぜか面白いという関西ローカル番組がカルト的人気を誇ってます!1992年結成・吉本興業所属
第18位:南海キャンディーズ (107票)
山里亮太さん(ツッコミ)と山崎静代さん(ボケ)の個性派二人による漫才コンビ。「山ちゃん・しずちゃん」でお馴染みですね。それぞれの個性を生かしたお仕事で一時は漫才を見る機会が減っていましたが、最近はまた漫才コンビとしての面白いお二人の姿が見られるようになって嬉しい限りです。M-1グランプリではお医者さんネタが好評を博した2004年(第4回)の2位が最高位。2003年結成・吉本興業所属
第19位:笑い飯 (104票)
よろしくお願いします〜。 pic.twitter.com/RZ4ncaNvoG
— 笑い飯 哲夫 (@waraitetsuo) November 6, 2019
2010年(第10回)M-1グランプリチャンピオンの笑い飯さん。しかも第2回〜第9回まで連続で決勝進出の実績をお持ちの実力派漫才コンビですね。優勝ネタは「サンタウロス」。西田幸治さんと哲夫さんが高速でボケとツッコミを入れ替わりながら繰り広げる世界は、まさに笑い飯オリジナルの超面白いスタイルですよね。冷静とハイテンションの間を行き来する温度感が病みつきになります!2000年結成・吉本興業所属
第20位:銀シャリ (101票)
2016年(第12回)M-1グランプリチャンピオンの銀シャリさんです。「ドレミの歌」ネタ、最高でしたね。今でも覚えておられる方、多いのでは?メンバーは、鰻和弘さん(主にボケ)と橋本直さん(主にツッコミ)のおふたり。昔ながらの漫才スタイルをリスペクトされていて、おふたりの掛け合いが「話芸」としてとにかく面白いんです。お揃いのブルーのスーツもなつかしの昭和スタイル!2005年結成・吉本興業所属
漫才が面白いお笑い芸人ランキング【最新版】TOP20!
M-1グランプリのチャンピオンや上位入賞者が数多くランクインし、まさに面白い漫才芸人さんの先頭集団って感じですね。
以上、10~40代の男女(性別回答しないを含む)6,050名が選んだ「漫才が面白いお笑い芸人ランキング【最新版】」でした。あなたが思う面白漫才芸人さんはランクインしていましたか?
有効回答者数:6,050名
調査日:2020年5月31日