【名作邦画】1990年代以前の観るべき日本映画トップ20(3~5位)
公開:2020-4-9 更新:2021-9-7
第5位:南極物語(93票)
- 「学生時代に先生に薦められて嫌々見たところ涙が勝手に溢れてきて止まりませんでした。自分の視野の狭さ、優しさの狭さ、愛情の狭さ諸々考えさせられる映画でした。10代のうちに見たほうが良いと思います」
- 「使われている音楽がとても良くて印象的」
- 「壮大な自然と、動物とのふれあい、悲しさ。何度見ても感動する」
南極で生き延びた兄弟犬の実話!第5位は南極物語!
南極・昭和基地に致し方なく取り残されることとなった樺太犬たち。絶望視される中、タロとジロの兄弟犬が生き残り越冬隊員と奇跡の再会を果たす実話です。最悪の環境下における犬たちの苦闘、置き去りにしてきた犬たちへの思いに苦悶する隊員たちのドラマ、そして自然の脅威を捉えた極限の地の映像、これらが1つの物語として積み重なった感動の大作となっています。高倉健さん、渡瀬恒彦さんらが出演。1983年(昭和58年)公開作品。
第4位:戦場のメリークリスマス(96票)
- 「戦争の悲惨さを、独特のアングルから捉えている」
- 「デヴィッド・ボウイが坂本龍一にハグする場面にドキリ」
- 「坂本龍一作曲の、あのテーマ曲、ちょっぴり悲しげで好き」
異色キャストで戦争を描いた名作!第4位は戦場のメリークリスマス!
デビッド・ボウイさん、ビートたけしさん、坂本龍一さんら異色のキャスティングで製作された戦争映画です。戦闘シーンが全くない、でもれっきとした戦争映画。大島渚監督が俘虜収容所を舞台に描こうとしたものは、欧米の倫理観、宗教観などと照らし合わせた日本人の精神性。そしてジェンダーを超えた美しい愛をあの名曲がより強く印象づけています。1983年(昭和58年)公開。
第3位:男はつらいよ※シリーズ(109票)
- 「日本人の心の故郷です」
- 「下町の人情と情緒が懐かしく、また男のロマンがよく表現されている」
- 「出演している役者陣が素晴らしい。長い時間軸でシリーズを通して楽しめる。自分も作品の世界の住人になったような気持ちになれる」
寅さんって邦画界最強キャラかも!第3位は男はつらいよ※シリーズ!
渥美清さん演じる「車寅次郎」を主人公としたシリーズ映画。1969年(昭和44年)の第1作目から1997年(平成9年)の第49作まで続いた、日本の人情コメディの代表作ですね。寅さんが旅に出る→旅先でマドンナに恋をする→マドンナも寅さんを慕う→柴又「とらや」でいろいろ→寅さんマドンナに振られる→寅さんまた旅に出る…という様式美とも言える毎度おなじみのストーリー展開で観客を安心させてくれます。そして昨年(2019年)末、50周年・50作目の特別作品が公開。山田洋次監督が、過去の寅さんの映像とシンクロした「その後」の物語を見せてくれました。
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