徳島弁・阿波弁などと呼ばれる徳島県の方言。世代や地域によっても違いがあり、県内に住む人でも戸惑うような、ユニークな表現がたくさんあるんです。そこで、今回はウェブアンケートにて総勢9,788名に調査した<徳島弁!意味が難しい徳島県の方言ランキング>を発表します。
「へらこい」人ってどんな人?「きゃっきゃがくる」はどんな気持ち?「しわしわいきなよ」ってどんな意味?気になる方はさっそくランキングをチェック!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<徳島弁!意味が難しい徳島県の方言ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,788名/調査日:2024年8月20日
第10位:きぶい(坂がきつい)(571票)
10位は「きぶい」(坂がきつい)!
- きぶいはきついの意味かな
- きぶいで坂がきついとは!
- 初めて知った
「きぶい」は徳島県の方言で「傾斜が急な」こと、つまり「坂がきつい」ことを意味します。「家の前の坂がきぶいけん、車で来て(家の前の坂が急だから、車で来て)」といった使い方をします。ちなみに、徳島県の方言は地理的にも近い関西弁と似た部分もありますが、関西では「きぶい」は「厳しい」の意味で使われています!
第9位:へらこい(ずるい、ずるがしこい)(573票)
9位は「へらこい」(ずるい、ずるがしこい)!
- へらこいは聞いた事がないので見当がつかない
- 標準語としては程遠い感じの言葉
- 私は徳島県生まれ、兵庫県民となりましたが徳島弁は面白い。すっかり徳島の田舎弁はぬけましたが、懐かしいです
- 頭がいい『かしこい』ようにとれる
「へらこい」は徳島県や、同じ四国の香川県や愛媛県などでも使われる方言で、「ずるい」や「ずるがしこい」を意味します。他に、「がめつい」「ケチ」といった意味合いになることも。この方言が面白いのは、徳島県の海をはさんだ隣の県、和歌山県では「人なつこい」という良い意味で使われていること。もしあなたが面と向かって「へらこい」と言われても、腹を立てる前にその人の出身地を確認したほうがいいかもしれませんね!