20代には通じない「パソコン・IT用語」死語ランキング

今回はウェブアンケートにて総勢9,944名に調査した<20代には通じない「パソコン・IT用語」死語ランキング>を発表します。どんどん進化していくITの世界。新しい用語が次々と出てきて、当たり前に使っていたのに、いつの間にか使わなくなっていた…という「パソコン・IT用語」がいっぱいありますよね。職場で若い世代に懐かしの用語を使ってしまい、通じなくてショックを受けたことがある人も少なくないはず…!さっそくランキングをチェック!

20代には通じない「パソコン・IT用語」死語ランキング
TOP10
  • 1位フロッピーディスク (2,689票)
  • 2位ダイヤルアップ接続 (757票)
  • 3位起動ディスク・起動フロッピー (740票)
  • 4位MS-DOS (584票)
  • 5位みかか(NTTのこと) (516票)
  • 6位アスキーアート (461票)
  • 7位ボール式マウス (391票)
  • 8位MOディスク (389票)
  • 9位SCSI(スカジー) (385票)
  • 10位ビジー状態 (381票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<20代には通じない「パソコン・IT用語」死語ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)9,944名/調査日:2023年5月28日

目次

第1位:フロッピーディスク(2,689票)

  • 一時代を築いた8インチフロッピーディスクを知らないなんて…
  • 自分も久し振りに聞いたくらいなので、まあそうだよね
  • まだ現役で活躍してるところもあるらしい。とはいえ懐かしい
  • フロッピーディスクのアイコン(保存ボタン)を、これは何ですか?と聞いてきた若者に驚愕しました

パソコンの主要な記録メディアだった!1位は、フロッピーディスク!

「フロッピーディスク」は、1970年代に登場した、データを保存する持ち運び可能な記録メディアのこと。ハードディスクが普及する前は、データを保存するために欠かせないものでした!容量が小さく、コンピューターの進化とともに、利用頻度が減っていきました。フロッピーディスクの絵柄は、今でも「保存」ボタンのアイコンとして広く使われています!

第2位:ダイヤルアップ接続(757票)

  • インターネットにつなぐために、電話回線でダイヤルするあの音も知らないよね
  • 今では考えられないほど遅い回線速度だった
  • 今考えるとものすごい遅い回線だったなー。でも仕事ではまだ使うんだよね
  • ついこの前のことのように感じますが…

電話回線を経由したネット接続!2位は、ダイヤルアップ接続!

「ダイヤルアップ接続」は、音声通話回線を通じてインターネットに接続すること。電話と同様に「1分あたり○○円」という利用料金だったため、必要なときだけ接続していました。ちょっとネットを使いたいときでも、いちいちダイヤルアップ接続手順を踏まなければならない…という手間がありました。電話をしているときはネット接続ができないので、電話用とインターネット用の2つの電話回線を持つ家庭もあったのだとか!

第3位:起動ディスク・起動フロッピー(740票)

  • 起動ディスク・起動フロッピーを知っている世代って少ないだろうな
  • もう40年前の話か…
  • 大切すぎてどこにしまったかわからなくなるんだよね、アレ

パソコンを使うのに必要だった!3位は、起動ディスク・起動フロッピー!

「起動ディスク」は、パソコンを起動するために必要なファイルが保存されているディスクのこと。パソコンを使うには、まず起動ディスクを挿入する必要がありました。通常はハードディスクが起動ディスクですが、ハードディスクに障害が発生した場合、フロッピーディスクやCD‐ROMを起動ディスクにすることもできるのだとか!

第4位:MS-DOS(584票)

4位は、MS-DOS!

  • 主流だったんだけど
  • 汎用性のプログラム言語としてはかなり古いので若い人にはわからないと思います
  • むしろ授業で習っていそうなレベル

「MS‐DOS」とは、Microsoft Disk Operating Systemの略で、1981年にマイクロソフト社が開発したパソコン用のOS(オペレーティングシステム)のこと。Microsoft Windowsが登場するまでは、一般的なパソコン用のOSでした!マウスは使わず、操作はすべてキーボードで行われていました!

第5位:みかか(NTTのこと)(516票)

5位は、みかか(NTTのこと)!

  • 懐かしいな!
  • あの時代のネットスラングですね。キーボードを見るとその謎が解ける『みかか』!
  • みかかがなんでNTTなの?不思議!

「みかか」とは、“NTT”を意味するネットスラング。かな入力モードで、「NTT」と入力すると「みかか」となることが由来。隠語ではありますが、あまりにも有名な用語すぎて、隠語になっていなかったのだとか…!当時は従量制だったため、高額の通信料に毎月悩まされている人も多く、「みかかからの請求が怖い」「みかかからラブレターきた」などのような表現が多く使われていたそうです!

第6位:アスキーアート(461票)

6位は、アスキーアート!

  • 見たことがないという若者もいて、驚いた…
  • 今も使われているのに、あまり知られてないのは意外

「アスキーアート」とは、パソコン上で文字や記号などを組み合わせて作成したイラストのことです。「AA」と略され、アスキーアートを作成する人のことを「AA職人」と呼んでいたことも。主に2ちゃんねるなどのインターネット匿名掲示板で使われ、広まっていきました。Twitterでは今でもアスキーアートの画像がたびたび投稿されています!

第7位:ボール式マウス(391票)

7位は、ボール式マウス!

  • もうないのかな?光だけかな
  • マウスパッド用意しておかないと反応しないし、ボール部にホコリがたまって使えなくなるし。大きいし。まるで手のかかる息子でした。たぶん部屋のどこかにあると思う

今では、LEDを利用した「光学式」や「レーザー式」などのマウスが一般的ですが、昔はマウスの中にボールが入っている「ボール式」が主流でした!マウスの内部にホコリを巻き込みやすく、ボールが転がりにくくなったり、読み取り感度が悪くなったりする…などの扱いにくさがありましたが、ボールを取り出して掃除をするのが好きだった…という人もいるのでは?

第8位:MOディスク(389票)

8位は、MOディスク!

  • 時代の流れって速いですね
  • フロッピーからかなり容量が大きくなって重宝していた。でも書き込みにかなり時間がかかって、最終的にエラーが起きたり大変だったな…

「MOディスク」とは、光磁気ディスクのことで、光と磁気を利用して読み書きを行う外部記憶装置の一種です。プラスチック製の保護カートリッジに収められているので、耐久性が高いのが特徴。操作性にも優れていたので、データの保存性を重視するビジネス界で大活躍していました!

第9位:SCSI(スカジー)(385票)

9位は、SCSI(スカジー)!

  • 最初のスキャナーはSCSIでつないでいたなぁ…
  • 懐かしいな~!全部スカジーだったわ

「SCSI(スカジー)」とは、Small Computer System Interfaceの略で、ハードディスクなどの周辺機器とパソコンを接続するためのインターフェース規格のひとつです。2000年頃からUSBやIEEE 1394などが主流となり、SCSIはあまり使用されなくなりました。

第10位:ビジー状態(381票)

10位は、ビジー状態!

  • 最近は、性能が良くて、ビジー状態になりにくいということかな
  • 昔はしょっちゅうビジー状態になって困っていた。なぜか今では懐かしくてちょっと良い思い出のように感じる

「ビジー状態」とは、パソコンが大量の処理を行っていて、動作が遅くなったり操作を受け付けなくなったりする状態のこと。システムの処理が追いついていないときは、「システムがビジー状態になっています」という画面が表示されていました。忙しくて焦っている人に見立てて「システムがテンパってる」と表現することも!

20代には通じない「パソコン・IT用語」死語ランキングベスト10

以上、30代以上の男女(性別回答しないを含む)9,944名が選んだ<20代には通じない「パソコン・IT用語」死語ランキング>でした。

編集者:うみまる@
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)9,944名
調査日:2023年5月28日

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