知られざる「熱中症の常識」ランキング

今回はウェブアンケートにて総勢10,247名に調査した<知られざる「熱中症の常識」ランキング>を発表します。暑い時期になると対策が必要な「熱中症」。これを見ればそんな熱中症の常識がまるわかりです。さっそくランキングをチェック!

知られざる「熱中症の常識」ランキング
TOP10
  • 1位大量に汗をかいた際には、水やお茶だけで水分補給をしてはいけない (2,380票)
  • 2位おでこに冷却シートを貼ってもあまり効果はない (1,811票)
  • 3位日差しが当たらない室内でも熱中症になる (958票)
  • 4位アルコール飲料で水分補給をすると脱水症や熱中症になりやすい (835票)
  • 5位カフェインが多い飲料で水分補給をすると熱中症にかかるリスクが高まる (799票)
  • 6位水の一気飲みは危険なこともある (755票)
  • 7位熱中症は発熱ではなく高体温 (737票)
  • 8位子どもは大人よりも熱中症にかかりやすい (719票)
  • 9位熱中症は夜でも起こる (699票)
  • 10位糖分の高い飲み物を大量に飲むと熱中症になるリスクが高まる (554票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<知られざる「熱中症の常識」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,247名/調査日:2023年4月26日

目次

第1位:大量に汗をかいた際には、水やお茶だけで水分補給をしてはいけない(2,380票)

  • え~!何を飲めば良いのかな。やっぱり経口補水液なのかな
  • お茶は利尿作用があるのでダメかなと思うのですが、水は大丈夫だと思っていたので意外だった
  • 麦茶はダメなの?塩分が足りないから?
  • 水中毒になっちゃうからかな。大量に汗をかくことが多いので、対策を教えて欲しい!

塩分補給も必要!1位は「大量に汗をかいた際には、水やお茶だけで水分補給をしてはいけない」!

大量に汗をかくと、体からは水分だけだなく、塩分やミネラルも一緒に失われてしまいます。その状態で水分だけを補給すると、血中の塩分・ミネラル濃度が下がり、熱中症の原因に。熱中症が疑われる際は1リットルの水に1〜2gの食塩を加えた食塩水や塩分入りのタブレット、梅干しなどを摂取しましょう。また、1時間を超えるスポーツの場合には、糖分を含んだスポーツドリンクを適度に取り入れるのも良いそうです。

第2位:おでこに冷却シートを貼ってもあまり効果はない(1,811票)

  • えっ!効果抜群だと思ってた
  • 違うところに貼れば良いのでしょうか?
  • 気持ちいいけど、効果はないのか~
  • おでこじゃなくて、どこを冷やせばいいの?

太い血管をねらって冷そう!2位は「おでこに冷却シートを貼ってもあまり効果はない」!

おでこに冷却シートを貼ると気持ちいいですが、熱中症対策や処置の観点から見ると残念ながら効果がないそう。体を冷やす場合は、太い血管が通っている首や脇の下、足の付け根を氷や保冷剤で冷やすのが良いそう。こうすることで大量の冷えた血液が体内に戻り、効率的にクールダウンできます。ちなみに一番有効な体の冷やし方は全身に水をかけること。病院では重度の場合にこれを行っているそうです。

第3位:日差しが当たらない室内でも熱中症になる(958票)

  • えっ?太陽の直射日光だけが原因だと思い込んでました!
  • 室内熱中症は最近よく聞くようになりましたね。気をつけなければ
  • いくら日差しが当たらなくても室温や湿度が高ければ危ないし、水分補給は大事
  • ニュースでみましたが、エアコンをつけずに過ごして室内で熱中症になった人が増えているとか

エアコンや除湿機を活用しよう!3位は「日差しが当たらない室内でも熱中症になる」!

総務省消防庁によると、2017年〜2019年の熱中症の発生場所は3割から4割が住居(敷地内全ての場所を含む)となっています。直接日差しが当たらない室内にいると油断してしまいがちですが、温度・湿度を適切に保ち、こまめな水分補給と適度な塩分補給で熱中症を予防しましょう。また、睡眠不足や栄養不足も熱中症のリスクを高めますので、しっかり寝て、バランスの良い食事をとるなど生活リズムを整えることも大切です。

第4位:アルコール飲料で水分補給をすると脱水症や熱中症になりやすい(835票)

4位は「アルコール飲料で水分補給をすると脱水症や熱中症になりやすい」!

  • 夏の夜、汗をかきながらビールを飲むのはうまいのだが…気をつけなければ
  • アルコールばかり飲むと、かえって脱水を起こしやすくなっちゃう
  • トイレも近くなるし、汗もかいてしまうし、アルコールは危ない!

アルコール類には強い利尿作用があるだけでなく、アルコールを分解する際に体内の水分が使われてしまうので、体内からは急激に水分が失われます。夏になるとビールが一層美味しく感じられますが、お酒とともにしっかりと水などで水分補給をすることを心がけてください。また、「路上飲み」は建物や地面からの輻射熱を受けやすく、より熱中症のリスクが高まるので控えましょう。

第5位:カフェインが多い飲料で水分補給をすると熱中症にかかるリスクが高まる(799票)

5位は「カフェインが多い飲料で水分補給をすると熱中症にかかるリスクが高まる」!

  • 緑茶もあまり適さないらしい。麦茶はノンカフェインだし、ミネラル豊富だからOKですよね!
  • カフェインがダメだとは知らなかった…アイスコーヒーばかり飲んでいたので反省
  • 余計に脱水してしまうと聞いて驚いた

カフェインには利尿作用があるため、体質によっては摂取した分以上の水分が尿として排出されてしまい、脱水状態になることがあります。また、カフェインの大量摂取は熱中症のリスクを高めるだけでなく、中枢神経系の刺激によるめまい・心拍数の増加・下痢・吐き気などをもたらすことがあるので、注意が必要です。

第6位:水の一気飲みは危険なこともある(755票)

6位は「水の一気飲みは危険なこともある」!

  • こまめにちょこちょこ、飲むのがいいんだよね
  • 水を一気飲みしてはいけないと、わかっちゃいるけどね…
  • これには驚きましたね。やはり少しずつ水分補給をしなければいけませんね

喉の渇きを感じたときについつい一気飲みしがちですが、水を一気に飲んでも身体はうまく吸収できないそう。就寝前と起床時、スポーツ中とその前後、入浴の前後、外出中とその前後など、喉の渇きを感じる前に1日を通してこまめにゆっくりと水分補給をするようにしましょう。

第7位:熱中症は発熱ではなく高体温(737票)

7位は「熱中症は発熱ではなく高体温」!

  • 熱中症かな?と思ったらまず受診しなければいけませんね
  • 熱中症で高熱になるから、勘違いする人がいそう。みんな気をつけて!
  • 自己判断で薬を飲むのは危ないですよね

熱中症が重症化すると40度以上の高熱が見られることがあります。これは発熱ではなく高体温と呼ばれる状態。風邪の発熱はウイルスを撃退すると発汗し熱が下がりますが、熱中症による高体温は汗をかくことができない状態です。大至急救急車を呼び、体を冷やしましょう。

第8位:子どもは大人よりも熱中症にかかりやすい(719票)

8位は「子どもは大人よりも熱中症にかかりやすい」!

  • そうよね。子どもが一番熱中症になりやすい!気にかけていないとね
  • 小さくて地面から近いし、しっかり対策しなくちゃ
  • 学校でも水分補給して、クーラーなどをしっかり使ってほしいですね

子どもはまだ体温調節機能、特に汗をかく機能が未発達なため、身体の体温を下げるのに時間がかかります。また、身長が低く地表からの熱を受けやすいことも熱中症になりやすい要因の一つ。様子をしっかり見守り「喉が渇いた」という前にこまめに水分を与えてあげましょう。

第9位:熱中症は夜でも起こる(699票)

9位は「熱中症は夜でも起こる」!

  • どうしても昼ばかり気にしてしまうけど、夜も危ないよなあ
  • 夜、寝てるときにも注意が必要!室温大事
  • 熱帯夜は危険と言いますね

夜は日差しがなく、暑さが落ち着くようにも思えますが、実は昼に壁や天井があたためら、蓄えられた熱が夜になると放射熱となって室温を上げてしまいます。さらに、睡眠中は水分が補給されず、脱水症状になりやすいことから、夜でも熱中症に注意が必要です。エアコンなどで室温は26度以下、湿度は50〜60%に保ち、就寝前にはコップ一杯の水を飲むようにしましょう。

第10位:糖分の高い飲み物を大量に飲むと熱中症になるリスクが高まる(554票)

10位は「糖分の高い飲み物を大量に飲むと熱中症になるリスクが高まる」!

  • 糖分が高ければ栄養になるから良いと思っていた。気をつけます
  • そうなんだ!飲みやすいから、ついつい…
  • なんでも飲み過ぎは良くない

糖分が多く含まれた飲み物を摂取すると、水分の吸収が遅くなります。それに伴いエネルギーの吸収も遅くなり、熱中症になりやすくなるのだとか。夏場の水分補給は大切ですが、糖分の高い飲み物は避けるようにしましょう。

知られざる「熱中症の常識」ランキングベスト10

以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,247名が選んだ<知られざる「熱中症の常識」ランキング>でした。

編集者:MUU
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,247名
調査日:2023年4月26日

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