【世界のクロサワ】黒澤明監督の作品で最も鑑賞されている映画ランキングー!

目次

第2位:影武者

■あらすじ■
武田信玄の死の謎と、武田家の滅亡にまつわる物語。
舞台は戦国時代の天正元年、武田勢は東三河で野田城を攻め落とそうとしていた。しかしある夜、武田信玄は城内から狙撃され、「我が死を3年隠せ」という遺言を弟、武田信廉と重臣に残してこの世を去った。
嘘がばれないよう策を練る実弟、武田信廉と、家督を継ぐことが出来ない息子の勝頼の葛藤、武田信玄の影武者として生きる運命を背負わされた盗人の悲喜劇。

「黒澤映画といえばこの作品」
「一番好きな作品」
「一番印象深い作品」

主演の勝新太郎の降板、音楽ではコンビを組んできた佐藤勝の降板、撮影の宮川一夫の体調不良による降板…など役者やスタッフとのトラブルによるスキャンダルで有名というコメントもあるようになかなか苦労して作られた映画です。

第1位:七人の侍

■あらすじ■
上映時間が200分越えの長編映画。
舞台は戦国時代末期の麦の刈入れが終わる頃。とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖に怯えていた。村を守る為に百姓だけで闘っても勝ち目はなく、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。若い百姓の利吉と長老儀作の提案から百姓たちは野盗から村を守るために侍を雇うことを決断した。やがて、百姓たちは初老の侍勘兵衛、勘兵衛に弟子入りした若侍の勝四郎、勘兵衛の人柄に惹かれたという五郎兵衛、勘兵衛のかつての相棒七朗次、気さくなふざけ家の平八、剣術に秀でた久蔵、得体の知れない浪人菊千代の食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、個性もバラバラな彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる…。

「映像、ストーリー展開、役者がずば抜けている。見るたびに感動する。日本映画の最高峰。」
「黒沢明監督の傑作のひとつでもあり、ストーリーもよく、また外国でもストーリーも真似た西部劇映画も作られなど、今でもテレビでも放映されている」
「洋画の荒野の七人の原作として有名」
「不朽の名作!海外の監督も影響を受けてる人がいっぱい」

黒澤明監督の作品といえば七人の侍!というコメントが多く寄せられ、堂々の1位でした。

コメントにもあるようにこの七人の侍は海外の映画界や監督に大きな影響を与えた1本です。
そして、そのクオリティの高さからリメイクやオマージュ、パロディなどが多くある作品です。
舞台を西部劇にしたジョン・スタージェス監督の『荒野の七人』はその中で有名ですね。
その『荒野の七人』をリメイクした『マグニフィセント・セブン』
他にもオマージュ作品としてスティーヴン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』
ディズニーのバッタに蟻の村が襲われるのを7人の虫のサーカス団が救う話
『バグズ・ライフ』もそうなのではないかとも言われています。
日本映画では『七人のおたく』や『七人の弔』『龍三と7人の子分たち』も七人の~というキーワードからそうではないかと言われていますね。尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』は作者のコメントでも述べられていました。
あげるとキリがないのですが、映画からドラマ、漫画まで色んな分野にも影響を与えていますね!


黒澤明監督の映画は映像の構成から、俳優の演技、どれもすばらしい作品です。
さらに、それ以上にエンターテイメント性も強くあり、決して背筋を伸ばして評論家のように見る作品ではないのもすごいところです。

所詮はもしもという空想になってしまうのですが、今、もし黒澤明監督が生きていらしたら
今の映画技術でどんなものを作られるのか、きっと公開予告が出るたびに新しい表現やこだわりぬいた技術で魅せてくれるのでは?

6位以下はこのようになっています。
個人的にランキング外だった蜘蛛巣城が印象に残っています。
学生の頃に教授が人間の表現等の勉強になるからと観せてくださいました。
気が狂っていく奥方様が怖いの何の…女優さんの迫真の演技にたじろいだ記憶があります。

【世界のクロサワ】黒澤明監督の作品で最も鑑賞されている映画ランキングー!
TOP10
  • 1位七人の侍
  • 2位影武者
  • 3位羅生門
  • 4位椿三十朗
  • 5位
  • 6位天国と地獄
  • 7位赤ひげ
  • 8位隠し砦の三悪人
  • 9位悪い奴ほどよく眠る
  • 10位生きる
編集者:葛場
調査方法:10~60代の男女を対象に、株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計(複数回答)。
有効回答者数:3,053名
調査日:2018年5月31日

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