週刊少年マガジンの歴代名作漫画ランキング<平成以降>TOP20

昭和の時代から週刊少年ジャンプ、週刊少年サンデーとしのぎを削ってきた歴史ある漫画雑誌と言えば週刊少年マガジン!その特徴として、現実路線のスポーツ漫画や硬派なヤンキー漫画など、地に足がついた作品が多い印象ですが、近年のマガジン漫画の中ではどんな作品が支持されているのか気になりますよね?そこで、今回は「平成以降の週刊少年マガジンの歴代名作漫画ランキング」として調査を実施。中には単行本の発行部数が1億を超える超名作もありますが、果たして何位に登場するのか?新旧様々な漫画に票が入った注目ランキングです!

週刊少年マガジンの歴代名作漫画ランキング<平成以降>
TOP20一覧
  • 1位金田一少年の事件簿 (871票)
  • 2位はじめの一歩 (567票)
  • 3位GTO (367票)
  • 4位東京卍リベンジャーズ (308票)
  • 5位ダイヤのA (210票)
  • 6位七つの大罪 (196票)
  • 7位哲也-雀聖と呼ばれた男 (173票)
  • 8位ヤンキー君とメガネちゃん (168票)
  • 9位サイコメトラーEIJI (165票)
  • 10位将太の寿司 (159票)
  • 11位炎炎ノ消防隊 (155票)
  • 12位シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜 (154票)
  • 13位五等分の花嫁 (148票)
  • 14位疾風伝説 特攻の拓 (146票)
  • 15位魁!!クロマティ高校 (145票)
  • 16位それでも歩は寄せてくる (142票)
  • 17位ベイビーステップ (137票)※同率
  • 17位シュート! (137票)※同率
  • 19位カメレオン (136票)
  • 20位中華一番! (135票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<週刊少年マガジンの歴代名作漫画ランキング<平成以降>>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)7,702名/調査日:2022年2月3日

目次

第1位:金田一少年の事件簿(871票)

  • ミステリー作品が好き。中でも、フィクション感
  • スリルがあって楽しいし、推理するのも面白い!
  • 不気味な犯人像が怖いなと思いながら、のめりこんで読んでました

単行本の累計発行部数1億超えはマガジン史上最多!1位は金田一少年の事件簿!

見事1位に輝いたのは、原作・天樹征丸さん、金成陽三郎さん、作画・さとうふみやさんで描く推理・サスペンス漫画「金田一少年の事件簿」。1992年から2017年まで休載や改題を経て連載を続け、週刊少年サンデーの「名探偵コナン」と並び立つ人気の推理漫画として愛されています!天才的な頭脳を持つ高校生・金田一一(きんだいち はじめ)を主人公に、数々の事件を推理で解決する物語は見応え十分。また、宿敵・高遠遙一との長きにわたる対決も作品の見どころです。怨恨に根ざしたゾっとするような犯行手口、不気味な描写は非常に印象的で、トラウマ級の「怖さ」を植え付けるホラーチックな漫画としても人気を集めました!

第2位:はじめの一歩(567票)

  • 王道ボクシング漫画!
  • 連載初期からずっと今でも見てます
  • 真面目な少年が強くなっていくさまに感動する

心を揺さぶる対決の数々に誰もが熱中した!2位ははじめの一歩!

2位は森川ジョージさんが描くボクシング漫画「はじめの一歩」。1989年から現在まで連載中であり、単行本は130巻以上の長寿漫画です。いじめられっ子だった少年・幕之内一歩がボクシングに出会い、強豪ボクサーへと成長していく熱き物語として人気を博しています!ボクシングシーンの躍動感ある作画は迫力満点、「デンプシーロール」や「ハートブレイクショット」などの必殺技をつい真似てしまった方も多いのではないでしょうか?連載期間は既に30年を超え、まさに週刊少年マガジンに君臨する看板&レジェンド漫画として幅広い世代に支持されています!

第3位:GTO(367票)

  • 主役がかっこいい~
  • 反町隆史くん主演でドラマ化されたのも印象深いです
  • 当時の若者世代を反映したような漫画だった

アニメ&ドラマ版の強烈なインパクトが忘れられない人も多い!?3位はGTO!

3位は藤沢とおるさんが描く学園・ギャグ漫画「GTO」。1997年から2002年まで連載され、元不良で金髪という型破りな中学教師・鬼塚英吉を主人公とする物語として人気に。イジメを含めた学校内外の様々な問題に、独特のスタイルでぶつかっていく姿は新鮮でした!
鬼塚の不良時代を同作者が描いた「湘南純愛組!」(1990年~1996年連載)や続編「GTOパラダイス・ロスト」(2014年から連載中)も存在し、鬼塚英吉の破天荒な生き様はまだまだ楽しめそうですね!

第4位:東京卍リベンジャーズ(308票)

  • タイムスリップものの中でも面白い!
  • さいきん読んでいて、ハマった。仲間の大切さなど、若いころの思い出が蘇る
  • 漫画も面白いし映画も面白かった!

一風変わったタイムリープ系漫画として大ヒット!4位は東京卍リベンジャーズ!

4位は和久井健さんが描くヤンキー・SF漫画「東京卍リベンジャーズ」。2017年から2022年まで連載され、アニメ化や実写映画化もされた大ヒットコンテンツです!主人公のフリーター・花垣武道(はながき たけみち)が手に入れたタイムリープ能力、その力を行使して「リベンジ」のために過去へ戻りますが…。ヤンキー要素、SF要素を融合させた独特の作風が話題となり、不良グループ・東京卍會に所属する個性豊かなキャラクターたちと育まれる友情や、彼らの成長描写も秀逸と支持されました!

第5位:ダイヤのA(210票)

  • 予選を題材にしているのが興味深い作品です
  • 熱血高校野球漫画としておもしろい!

エースを目指して奮闘する主人公の姿に感情移入!5位はダイヤのA!

5位は寺嶋裕二さんが描く野球漫画「ダイヤのA」。2006年からスタートし、2015年のタイトル変更を挟んで2022年まで連載された、週刊少年マガジンを代表する野球漫画である本作。野球エリートが集う青道高校を舞台に、主人公・沢村栄純(さわむら えいじゅん)がエースになるべく日々努力する姿を描きます。よくある野球漫画と大きく異なるのは、初めから主人公が野球強豪校に在籍している、ということ。強豪校ならではの苦難、そこでのプレッシャー、練習から試合描写に至るまでのリアリティあふれる作風で読者の心を掴みました!

第6位:七つの大罪(196票)

  • 全巻持ってます!
  • 壮大なドラマがある

少年漫画の王道を突き進んだ大作ファンタジー!6位は七つの大罪!

6位は鈴木央さんが描くバトル・ファンタジー漫画「七つの大罪」。2012年から2020年まで連載され、複数回のアニメ化、映画化、ゲーム化によるメディアミックスもありマガジンの看板作品に!伝説の騎士団「七つの大罪」の団長・メリオダスとその仲間たちの戦いが描かれ、強い主人公の戦いっぷりや王道的なストーリーが逆に今では新鮮、と感じた読者も多いようです。現在は、続編となる「黙示録の四騎士」が連載中であり、「七つの大罪」の世界観と面白さは現在進行形で広がっています!

第7位:哲也-雀聖と呼ばれた男(173票)

  • この漫画で麻雀好きになった!

緊張感あるギャンブル勝負に痺れた!7位は哲也-雀聖と呼ばれた男!

7位は原案・さいふうめいさん、作画・星野泰視さんで描く麻雀・ギャンブル漫画「哲也-雀聖と呼ばれた男」。1997年から2005年まで連載され、麻雀だけでなく様々なギャンブル勝負を取り扱い人気となりました。後に「伝説の勝負師」と呼ばれる阿佐田哲也を主人公に、様々な「裏技」が乱れ飛ぶ麻雀描写にニヤリとしたファンも多いでしょう。麻雀という遊戯を知らない人々もファンとして取り込み、読者層が若めの週刊少年マガジンで人気を獲得したことは偉業と言えます!

第8位:ヤンキー君とメガネちゃん(168票)

  • ほっこりする!
  • 可愛くて笑える

型破りな2人が繰り広げる青春群像劇!8位はヤンキー君とメガネちゃん!

8位は吉河美希さんが描く学園・ヤンキー漫画「ヤンキー君とメガネちゃん」。2006年から2011年まで連載され、ドラマ化もされた作品です。ワルとして恐れられる男子高生・品川大地と、見た目だけは優等生な元ヤン女子高生・足立花が織り成す学園生活が高評価!コメディとシリアスがほどよいバランスで物語は進み、笑いと感動が詰まった青春群像劇となりました。
後に「山田くんと7人の魔女」や「カッコウの許嫁」を週刊少年マガジンで連載する吉河美希さんですが、その原点とも言える本作は格段の人気を誇るようです!

第9位:サイコメトラーEIJI(165票)

  • 超能力系漫画のパイオニア的イメージがある
  • ドラマ化されてたのも見た!

サイコメトリー能力で数々の難事件に挑む!9位はサイコメトラーEIJI!

9位は原作・安童夕馬(樹林伸)さん、作画・朝基まさしさんで描くミステリー・ファンタジー漫画「サイコメトラーEIJI」。1996年から2000年まで連載され、TOKIOの松岡昌宏さんが主演したドラマ版を記憶している方もいらっしゃるでしょう。「物体に触れるだけで対象物の記憶が読み取れる」という異能力を持つ主人公の高校生・明日真映児(あすま えいじ)と、警視庁の刑事・志摩亮子が織り成すバディものとして人気に。能力を駆使して事件を解決するまでの過程、アクションとSFを織り交ぜた作風が面白いと愛されています!

第10位:将太の寿司(159票)

  • 職人の技がわかる
  • グルメものが最高です
  • 感動もの!

アツい寿司バトルが面白いだけでなく人情噺が泣ける!10位は将太の寿司!

10位は寺沢大介さんが描く料理漫画「将太の寿司」。1992年からタイトル変更を経て2000年まで連載、日本一の寿司職人を目指す若者・関口将太の日々を描きます。寿司に対する職人たちの情熱、工夫を重ねてひたむきに頑張る将太の姿に感情移入した読者は多いでしょう!料理漫画ではありますが、スポ根的な面も強く、趣向を凝らした数々の寿司バトルはとても印象的。かと思えば、思わず泣けてくる感動の人情噺もまた記憶に残り、本作の評価を高めるエッセンスとなっています!

第11位:炎炎ノ消防隊(155票)

11位は大久保篤さんが描くSF・ダークファンタジー漫画「炎炎ノ消防隊」。2015年から2022年まで連載され、アニメ化も話題となった人気作です。謎の人体発火現象が起きる世界で、人命救助のために活躍する特殊消防隊を中心に物語は進行。能力バトル要素やSF要素、さらには謎の解明というミステリー要素も面白い、との声が上がります。少年漫画らしい王道的なストーリーに加えて、作画の安定感、キャラクターデザインの秀逸さなども支持されるポイントですね!

第12位:シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜(154票)

12位は原作・硬梨菜さん、作画・不二涼介さんで描くバトル・アクション漫画「シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜」。元は「小説家になろう」で連載中の同名小説であり、週刊少年マガジンでは2020年から現在まで連載中です。クソゲーを愛するクソゲーハンターな高校生・陽務楽郎(ひづとめ らくろう)が、ある日購入した神ゲーこと「シャングリラ・フロンティア」をプレイしますが…?若年層からの圧倒的支持を受ける「シャンフロ」人気は今後ますます高まりそうです!

第13位:五等分の花嫁(148票)

13位は春場ねぎさんが描くラブコメ漫画「五等分の花嫁」。連載期間は2017年から2020年までと短めですが、五つ子の女子高生と1人の男子高校生が織り成すラブコメとして高い人気を獲得!「個性豊かな5人の美少女のうち、誰が主人公の花嫁となるのか」という大きなテーマと共に、人の成長をも描いたことで読み応えのある作品と評価されています。2019年からのアニメ化では、花澤香菜さんをはじめとした人気声優が五つ子役に抜擢された点も話題となりました!

第14位:疾風伝説 特攻の拓(146票)

14位は原作・佐木飛朗斗さん、作画・所十三さんで描くヤンキー漫画「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」。1991年から1997年まで連載され、90年代の週刊少年マガジンが誇るヤンキー漫画作品群の一角を担いました。タイトルからしてそうですが、ちょっと変わった当て字や「!?」の表現は本作の大きな特徴であり魅力。「“事故”る奴は…“不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまったんだよ」は特に有名なセリフですね!

第15位:魁!!クロマティ高校(145票)

15位は野中英次さんが描くギャグ・学園漫画「魁!!クロマティ高校」。2000年から2006年まで連載され、2000年代を代表するナンセンス系ギャグ漫画として愛される本作。強烈な個性を持ったワルが集う都立クロマティ高校を舞台に、成績優秀ながらとある経緯を経て入学してしまった真面目な少年・神山高志の日々が描かれます。アニメ版や実写映画も話題となりましたが、独特の間やシュールすぎる描写の数々はやはり漫画版でこそ面白い、と評する声も多いようです!

第16位:それでも歩は寄せてくる(142票)

16位は山本崇一朗さんが描く日常・ラブコメ漫画「それでも歩は寄せてくる」。2019年から連載中の作品であり、2022年にはテレビアニメも放送されました。高校の将棋部で展開するラブコメがなんとも面白い一作であり、同作者の手掛けた大ヒット作「からかい上手の高木さん」の面影を感じるファンも多いようです。将棋と恋愛を絡めたストーリー展開、独特の可愛らしい雰囲気が愛されています!

第17位:ベイビーステップ(137票)※同率

同率17位は勝木光さんが描くテニス・青春漫画「ベイビーステップ」。2007年から2017年まで約10年にわたって連載され、全47巻で完結しています。高校入学と同時にテニスを始めた主人公・丸尾栄一郎と、周囲の人間を描いた青春群像劇として人気となり、リアル路線のテニス漫画として幅広い層に受け入れられました。思考・練習・実践というステップを踏んでテニスが上達していく描写、現実感のある作風もまた支持されるポイントです!

第17位:シュート!(137票)※同率

同率17位は大島司さんが描くサッカー漫画「シュート!」。本編は1990年から2003年までタイトルを変えつつ連載され、週刊少年マガジンを代表するサッカー漫画として愛されました。主に高校サッカーがメインテーマ(一部は中学サッカー)となり、作品全体の主役は田仲俊彦ですが魅力あふれるライバルキャラたちも人気に。1993年にTVアニメ化、1994年にはアイドル・SMAPの主演で実写映画化もしています。2022年7~9月にはオリジナル新作アニメとして「シュート!Goal to the Future」が放送されました!

第19位:カメレオン(136票)

19位は加瀬あつしさんが描くヤンキー・ギャグ漫画「カメレオン」。1990年から2000年まで連載され、単行本は全47巻で完結しています。非常に小柄でケンカも弱いヤンキー高校生・矢沢栄作が、機転を利かせてあの手この手で成り上がっていく姿は新鮮でした。強運の持ち主である主人公の栄作だけでなく、強烈なインパクトを残したキャラが多く、ヤンキー&ギャグという作風にハマったファンは多いでしょう!

第20位:中華一番!(135票)

20位は小川悦司さんが描く料理・冒険漫画「中華一番!」。1995年から1999年まで連載され、途中「真・中華一番!」にタイトルを変えて一旦は完結しましたが、2017年からは続編「中華一番!極」が連載中です(現在は講談社マガジンポケットにて隔週連載)。19世紀の中国を舞台に、天才料理少年のリュウ・マオシンと、仲間たちとの料理修行や対決、冒険にワクワクしたファンは多いでしょう。趣向を凝らした数々の料理が美味しそうなだけでなく、若者たちの成長も作品の見どころです!

週刊少年マガジンの歴代名作漫画ランキング<平成以降>TOP20!

上位陣にはアニメ化、ドラマ化で人気となった作品がずらりと並ぶ結果に。歴史ある漫画が熱烈に支持された一方で、2010年代に連載を開始した近年の作品も多くランクイン。並み居る名作を上回って4位に入った「東京卍リベンジャーズ」の勢いと人気にも驚かされますね!
以上、10~50代の男女(性別回答しないを含む)7,702名が選んだ「少年マガジンの歴代名作漫画ランキング<平成以降>」でした。あなたが思う少年マガジンの漫画はランクインしていましたか?

編集者:zenzai
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)7,702名
調査日:2022年2月3日

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