80年代のファミコン名作ランキング【レトロゲームベスト20】

時は1983年7月15日、任天堂から発売された伝説のゲームハード「ファミリーコンピュータ」。
日本では略称「ファミコン」として、海外ではファミコンを改良した「Nintendo Entertainment System」通称「NES」として、国境を超えて親しまれ、世界累計6000万台以上の売り上げを記録しました。そんなファミコンは、発売当初からゲーマーの心を踊らせた名作ゲームがズラリ!

そこで今回は、1980年代に発売されたファミコンソフトに絞って人気ランキングを実施。誰もがハマったあのゲーム、黎明期に登場したあのゲームなど様々なファミコンソフトが登場する注目ランキングです!

80年代のファミコン名作ランキング
TOP20一覧
  • 1位スーパーマリオブラザーズ(1〜3、任天堂:発売1985年〜) (1,382票)
  • 2位ドラゴンクエスト(1〜3 エニックス※現:スクウェア・エニックス:発売1986年〜) (797票)
  • 3位桃太郎電鉄(旧ハドソン:発売1988年) (352票)
  • 4位パックマン(バンダイナムコ:発売1984年) (325票)
  • 5位ドンキーコング(任天堂:発売1983年) (285票)
  • 6位ファイナルファンタジー(1〜2 スクウェア※現:スクウェア・エニックス:発売1987年〜) (268票)
  • 7位ボンバーマン(旧ハドソン:発売1985年) (253票)
  • 8位ゼビウス(バンダイナムコ:発売1984年) (206票)
  • 9位信長の野望 全・国・版(コーエーテクモゲームス:発売1988年) (195票)
  • 10位プロ野球ファミリースタジアム(バンダイナムコ:発売1986年) (185票)
  • 11位スペースインベーダー(タイトー:発売1985年) (182票)
  • 12位ポートピア連続殺人事件(エニックス※現:スクウェア・エニックス:発売1985年) (144票)
  • 13位熱血硬派くにおくん(テクノスジャパン:発売1987年) (137票)
  • 14位がんばれゴエモン(1〜2 コナミ:発売1986年~) (124票)
  • 15位麻雀(任天堂:発売1983年) (123票)
  • 16位MOTHER/マザー(任天堂:発売1989年) (122票)
  • 17位グラディウス(コナミ:発売1986年) (121票)
  • 18位さんまの名探偵(バンダイナムコ:発売1987年) (117票)
  • 19位ツインビー(1〜3 コナミ:発売1986年〜) (115票)
  • 20位デジタル・デビル物語 女神転生(アトラス:発売1987年) (109票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<80年代のファミコン名作ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:30~50代の男女(性別回答しないを含む)7,479名/調査日:2021年4月21日

目次

第1位:スーパーマリオブラザーズ(1〜3、任天堂:発売1985年〜)(1,382票)

  • マリオ以外のゲームには興味がない
  • これは全てやり込んだな~
  • ファミコン世代はみんなやってるっしょ
  • 世界に任天堂を知らしめた
  • 初期ファミコンソフトは大部分がゲームセンター仕様のものをテレビゲーム化したもの。『スーパーマリオブラザーズ』は最初からテレビゲーム向きに開発されたもので、そこらへんの強さはあります。キャラクターひとつとっても、動きにしても、背景にしても、音楽にしても群をぬいてました。今でも最新作が出てくるのですからすごいですよ
  • ここから俺のゲーム人生は始まった!

世界累計4000万本以上を販売したMr.テレビゲーム!1位はスーパーマリオブラザーズ(1〜3、任天堂:発売1985年〜)!

圧倒的得票で見事1位に輝いたのはアクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」。
横スクロール型アクションゲームの大傑作であり、ファミコンソフトのトップとなる世界累計4000万本以上のソフトを売り上げる偉業を達成しました。歩く、Bダッシュする、ジャンプする、甲羅を掴んで投げる……など、豊富なアクションがゲーム性を高め、簡単すぎず難しすぎない難易度がプレイヤーの挑戦心を煽りましたね!
また、ステージ3-1で行なう「無限増殖」に代表される様々なバグ技・裏技なども存在。「当時、噂に聞いてチャレンジしたら本当にできて興奮した!」という声も上がりました。
軽快で心地よいBGMと効果音、秀逸な操作性で、何回でも遊べてしまう「スーパーマリオブラザーズ」の完成度の高さは今も語り草。後世のあらゆるゲームへの影響力は計り知れません!

【現在プレイ可能なサービス】ミニファミリーコンピュータ、Nintendo Switch、3DS

第2位:ドラゴンクエスト(1〜3 エニックス※現:スクウェア・エニックス:発売1986年〜)(797票)

  • やっぱり人気がすごかったし、なにより私自身RPGが好き
  • 特に3はNEWSでも取り上げられたから。世界に誇る国民的なゲーム
  • 当時はストーリーがない作品が多かった中3部作になっていて、革命を起こしたゲームだと思うし今の作品にも影響を与えているから
  • スマホの写真1枚分以下のメモリ数であのクオリティーは凄い(ドラクエ1)
  • イベントクリアの達成感が心地よく、なかなか途中でゲームをやめられなかった
  • 『ぼうけんのしょ』を兄弟のと間違わないように気を遣ったし、消えちゃったときの絶望感、今でも胸が痛くなる!!

RPGというゲームジャンルを日本に根付かせた!2位はドラゴンクエスト(1〜3 エニックス※現:スクウェア・エニックス:発売1986年〜)!

2位はRPG「ドラゴンクエスト」。
国民的ゲームシリーズであり、6位でご紹介した「ファイナルファンタジー」とは人気を二分するRPGとして支持されています。RPGというジャンルは、本作の登場前にPCゲーム「ウィザードリィ」などが発売されていましたが、日本に広く根付かせたのがドラクエシリーズと言えますね。
80年代に発売された「ロト三部作」は、ゲーマーにとってどれも思い入れの強い作品ですが、特に当時の熱狂っぷりが忘れられないのが「ドラクエ3」。発売日は平日だったにもかかわらず開店を待つ長蛇の列がニュースとなり、最終的には約380万本を売り上げるという驚異的なヒットとなりました!
ファミコン版はゲームとしての難易度が高く、何度も全滅してはレベル上げ、試行錯誤をしてやり直す、という体験も良き思い出ですね……。

【現在プレイ可能なサービス】Nintendo Switch、3DS、PlayStation 4、スマホアプリ、ミニファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン

第3位:桃太郎電鉄(旧ハドソン:発売1988年)(352票)

  • ずっと遊べる名作だから
  • みんなでワイワイ出来た
  • 桃鉄は、今でも遊べる楽しさがある

桃鉄で日本地理を覚えた少年・少女はどれほどいるのか!?3位は桃太郎電鉄(旧ハドソン:発売1988年)!

3位はボードゲーム「桃太郎電鉄」。
すごろく形式で列車を進め、目的地である日本全国の駅を目指しつつ各地の物件を買収、利益を得るというゲームシステム。今ではすっかり定番ですが、こういったボードゲームスタイルはTVゲームでは目新しい存在でした。後のシリーズでは全プレイヤーが共通の駅を目指しますが、初代は別々の駅を目指す、という点がちょっと異なるポイントですね。
ちなみに、初代は進行・便利カードもなく、貧乏神も存在しないためパーティーゲームとしてはまだまだ未完成。PCエンジンにて1989年に発売(ファミコン版は1992年発売)した次作「スーパー桃太郎電鉄」ではそのあたりが改良されて、競争性も魅力もグーンと向上!結果、プレイ中に熱くなりすぎた友達と険悪なムードになる、という光景も全国で見られたようです……。

【現在プレイ可能なサービス】Nintendo Switch(「スーパー桃太郎電鉄」のみ「桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜」の早期購入特典として)

第4位:パックマン(バンダイナムコ:発売1984年)(325票)

  • 単純なゲームだが夢中になっていた
  • どれも名作!私の中ではパックマンが1番です
  • 攻略パターンを知っている

ギネス認定された「最も成功した業務用ゲーム機」を移植!4位はパックマン(バンダイナムコ:発売1984年)!

4位はアクションゲーム「パックマン」。プレイヤーが操作するパックマンが入り組んだ迷路を疾走し、敵との遭遇を避けつつクッキーを食べていく、という内容で「パックマン」アーケード版が発表されたのが1980年のこと。「スペースインベーダー」をはじめとしたシューティングゲーム一色だったゲームセンターの勢力図は一変。女性やカップルをターゲットにして開発された「パックマン」は目論見通りに人気を獲得し、日本でもアメリカでも大ヒットコンテンツとなりました。
そんな「パックマン」を移植したファミコン版も大ヒット……と思いきや、同時期に発売されたゲームソフトと比べてそこまでの売上は残せず。ただ、レトロゲームの雄として確固たる地位を築き上げた名作だということは間違いありません!

【現在プレイ可能なサービス】Nintendo Switch(ナムコットコレクション DLC第1弾)、3DS、Steam、スマホアプリ

第5位:ドンキーコング(任天堂:発売1983年)(285票)

  • 誰でも気軽に楽しめる良いゲームでした
  • スリルと冒険、少し難易度高い所もありで楽しかった
  • 父とよく遊びました。家族全員で楽しめる

ファミコンと共に発売したローンチタイトルの1つ!5位はドンキーコング(任天堂:発売1983年)!

5位はアクションゲーム「ドンキーコング」。アーケードゲームとして発売された同名タイトルのファミコン移植版であり、ファミコンのローンチタイトルの1つとなりました。ゲーム自体は、マリオ(当時の愛称はジャンプマン)を操作して、上部から落ちてくるタルなどの障害物をジャンプで避けつつゴールを目指すシンプルなもの。ですが、この現在ではありふれた「ジャンプして回避するゲーム」が当時は非常に画期的で、ドハマりする人が続出!マリオが初めて登場したゲームともなり、ファミコンと共に任天堂の歴史を切り開いた1作となりました。

第6位:ファイナルファンタジー(1〜2 スクウェア※現:スクウェア・エニックス:発売1987年〜)(268票)

  • FFに出会って初めてRPGゲームをやり衝撃を受けた
  • はまりまくった作品。今でもFFシリーズは発売されれば必ず遊びます。ドラクエ派とFF派に分かれますが、音楽的に絶対FF押し
  • 初期作品が名作

FFのヒットがスクウェアを救った!6位はファイナルファンタジー(1〜2 スクウェア※現:スクウェア・エニックス:発売1987年〜)!

6位はRPG「ファイナルファンタジー」。今も続く大人気シリーズの記念すべき第1作にして、スクウェアを人気ゲームメーカーに押し上げた名作です。FFシリーズ最大の特徴とも言えるジョブシステムは既に初代から実装されており、ゲーム開始時点で4人パーティーを自由に組めるのも魅力の1つ!ジョブ間の能力格差も良いスパイスでした。
また、1987年当時にパスワードを使わずにデータセーブができた数少ないゲームで、ファミコン世代にとっては定番の「チラシ裏にパスワードをメモる」という作業が必要なかった事に驚いたゲーマーも多かったでしょう。しかしまた、セーブデータが消える悲劇に見舞われたゲーマーもまた少なくはありませんでした……。

【現在プレイ可能なサービスの一例】3DS、スマホアプリ、PS vita

第7位:ボンバーマン(旧ハドソン:発売1985年)(253票)

  • ボンバーマン面白いです。今もたまに遊びます。単純そうにみえて結構難しいです。はまりますよ
  • 小学生の頃めちゃくちゃハマって毎日してました
  • 『自爆』という言葉を覚えたのがボンバーマンだった

初代にして「ボンバーマン」としては既に完成形!7位はボンバーマン(旧ハドソン:発売1985年)!

7位はアクションゲーム「ボンバーマン」。ステージに点在するブロックと、動き続ける敵キャラを爆弾によって破壊して次のステージへ進む、というシンプルなスタイルで人気を呼んだ本作。後に続く「ボンバーマン」シリーズの初代にして基礎的なシステムが完成しており、遊びごたえは十分です。敵を倒そうと置いた自分の爆弾で壁に挟まれて爆死する……なんて光景は初代からの「ボンバーマンあるある」ですね!
また、「ボンバーマン」と言えば白熱の対人戦が特徴ですが、初代にはバトル(対人)モードは搭載されておらず。ファミコンでは1991年発売の「ボンバーマンⅡ」からなので、当時は対戦が盛り上がりすぎて友情が壊れる、なんて事もまだない平和な時代でした。

第8位:ゼビウス(バンダイナムコ:発売1984年)(206票)

  • グラフィックが美しくて当時驚いたなあ
  • 母がハマって全クリして驚きました。懐かしい想い出です
  • 未だ超えるソフトはない

革新的なゲーム性でゲーマーの心を掴んだ!8位はゼビウス(バンダイナムコ:発売1984年)!

8位はシューティングゲーム「ゼビウス」。全16エリアを進める縦スクロール型シューティングゲームとして人気を博し、ハードなストーリーがしっかりと設定されていたのも斬新でした。後のシューティングゲームの定番となるボスキャラの存在、敵の撃破や時間によってかわる敵出現パターンの変化など後世のゲームに与えた影響も計り知れません。アーケード版からの移植で地上絵などはカットされたものの、その秀逸なビジュアルは1984年のゲームとは思えないほど。当時のナムコの高い技術力を改めて認識させられる名作です!

【現在プレイ可能なサービスの一例】Nintendo Switch(ナムコットコレクション DLC第3弾)

第9位:信長の野望 全・国・版(コーエーテクモゲームス:発売1988年)(195票)

  • 戦国シミュレーションゲームの先駈けとなった作品で、ゲーム界で社会現象になったほど
  • 信長の野望は神
  • 夜通しやりました

全国50カ国を舞台とする激アツなシミュレーションゲーム!9位は信長の野望 全・国・版(コーエーテクモゲームス:発売1988年)!

9位は歴史シミュレーションゲーム「信長の野望 全・国・版」。「信長の野望」シリーズの第2作目にあたる作品であり、第1作は尾張を中心とした17カ国が舞台でしたが本作では50カ国と大幅にパワーアップ!各大名の顔グラフィックも設定されたため、より感情移入して遊ぶことが可能となりました。ちなみに、本作の音楽を担当したのは後にCMソングやアニメ分野でその名を轟かす作曲家・菅野よう子さん。ファミコン音源なのに壮大さや、ちょっとした悲しさも感じさせる曲の数々が印象的でした!

【現在プレイ可能なサービスの一例】Steam

第10位:プロ野球ファミリースタジアム(バンダイナムコ:発売1986年)(185票)

  • 自分で選手起用できるのが画期的だった
  • 当時にしては完成度が高い野球ゲームだと思う
  • 一番遊んだかも

ファミスタの愛称で親しまれたハイクオリティな野球ゲーム!10位はプロ野球ファミリースタジアム(バンダイナムコ:発売1986年)!

10位は野球ゲーム「プロ野球ファミリースタジアム」。登場するプロ野球選手がほぼ実名で収録され、しかも選手データもしっかり設定されていたのが野球ゲームとしては革新的だった本作。その後に発売された「プロ野球ファミリースタジアム88」からはNPBの許可を得ていなかったので架空の選手名となり、「くわわ」や「きよすく」といった少し不思議な名前に変更されたのが記憶に刻まれている方も多いでしょう。「当時は応援していた球団が弱かったからファミスタで憂さ晴らしした」なんて気持ちで遊んでいた野球ファンも少なくない……はずです。

第11位:スペースインベーダー(タイトー:発売1985年)(182票)

11位はシューティングゲーム「スペースインベーダー」。日本全国のゲームセンターを席巻した伝説的アーケードゲーム「スペースインベーダー」の移植版であり、AC版の稼働は1978年と40年以上も前のお話です。画面固定の縦型シューティングとして上から振ってくるインベーダーを撃破していくシンプルなゲームですが、自機を左右に動かして攻撃しなければいけない点、相手の攻撃を回避しなければいけない点など、後のシューティングゲームの原点となるスタイルを築き上げました!

【現在プレイ可能なサービスの一例】Nintendo Switch(スペースインベーダー インヴィンシブルコレクションに収録)

第12位:ポートピア連続殺人事件(エニックス※現:スクウェア・エニックス:発売1985年)(144票)

12位はアドベンチャーゲーム「ポートピア連続殺人事件」。元はPC-8801版として製作・発売され、ファミコン初のアドベンチャーゲームとなった本作。後に「ドラゴンクエスト」シリーズで注目を集めるゲームクリエイター・堀井雄二さんが手掛けた一作としても知られています。部下のヤス(真野康彦)と共に、殺人事件の犯人探しをするための手がかり収集が重要な要素となっており、犯人の驚きの正体も今では定番ネタ。60万本の販売を達成し、アドベンチャーゲームというジャンルを開拓した重要なゲームですね!

第13位:熱血硬派くにおくん(テクノスジャパン:発売1987年)(137票)

13位はベルトスクロールアクションゲーム「熱血硬派くにおくん」。襲い来る敵をプレイヤーキャラクター1人で蹴散らしていく、ベルトスクロール型の横スクロールアクションの出発点となった本作。正義の不良こと「くにお」が得意のケンカアクションで敵を倒していく爽快感あふれるゲームとなりました。やたら強い飛び蹴りが便利なので「とりあえず困ったらコレ出しとけ!」って感じでゴリ押しプレイするのは数多の少年少女が通った道かもしれません……。

【現在プレイ可能なサービスの一例】PlayStation4、Xbox One、PC(プロジェクトEGG)

第14位:がんばれゴエモン(1〜2 コナミ:発売1986年~)(124票)

14位はアクションゲーム「がんばれゴエモン」。コナミが誇る人気シリーズの初代であり、特に初代は難易度高めのアクションとして有名。子供の頃にプレイして全然クリアできなかったけど、大人になって遊んでもやっぱり難しかった、という体験談もよく聞かれますね。また、ファミコンソフトとしてはゲームボリュームも豊富で完成度も高し。次作「がんばれゴエモン2」も相変わらずの高難易度ですが、ゴエモンの相棒・エビス丸も登場して2人同時プレイが可能となったのも熱かったです!

第15位:麻雀(任天堂:発売1983年)(123票)

15位はテーブルゲーム「麻雀」。ファミコンで初めて発売された2人打ちの麻雀ゲームにして、200万本以上を出荷した大ヒットゲームです。子どもからファミコン本体をせがまれた大人たちに、本作の存在が購入意思を固めさせた……とも噂されており、結果的には日本ゲーム史で一番売れた麻雀ゲームとなりました。幼少期にこのゲームで麻雀のルールをなんとなく覚えた、という経験をした方は実は多いのでは?

【現在プレイ可能なサービスの一例】Nintendo Switch(「VS. 麻雀」としてアーケード版を配信)

第16位:MOTHER/マザー(任天堂:発売1989年)(122票)

16位はRPG「MOTHER」。1900年代初めのアメリカという現代的な世界観、あまりにもありふれた敵達がとても斬新で、魅力あふれるキャラクターたちも相まって現在でも人気の高い名作です。「エンディングまで泣くんじゃない」というキャッチコピーは有名ですが、糸井重里さんが手掛けたシナリオは泣き所満載!「愛」をテーマに、ファミコン屈指の「感動できるゲーム」として支持されました。 音楽の教科書にも載った「エイトメロディーズ」はホントに名曲です……。

第17位:グラディウス(コナミ:発売1986年)(121票)

17位はシューティングゲーム「グラディウス」。横スクロール型シューティングゲームの代名詞ともなった歴史に残る作品であり、アーケード版を移植したファミコン版も大人気ソフトとなりました。軽快なBGMも高評価で、曲を聴きたいがために何度も周回した、なんて方もたくさんいそうですね。「上上下下左右左右BA」という、裏技である「コナミコマンド」が登場したのも本作から。ゲームメーカー・コナミの歴史を語る上でも欠くことのできない作品として愛されています!

【現在プレイ可能なサービスの一例】ミニファミリーコンピュータ、Nintendo Switch、PC(プロジェクトEGG)

第18位:さんまの名探偵(バンダイナムコ:発売1987年)(117票)

18位はアドベンチャーゲーム「さんまの名探偵」。ご存知、明石家さんまさんや実在するお笑い芸人たちが登場するテキストアドベンチャーであり、ギャグ・捜査システム・シナリオが高いレベルで備わった名作です!……ただ、版権やゲーム中の出演者に関する権利問題のためか一度も移植やリメイクはされず。それどころか、主人公である明石家さんまさん本人に無許可(吉本興業の許可は得ていました)で製作したエピソードなども含めて、色々な意味で伝説のゲームとなりました。

第19位:ツインビー(1〜3 コナミ:発売1986年〜)(115票)

19位はシューティングゲーム「ツインビー」。縦スクロール型シューティングゲームの名作と評され、同じくコナミが発売したシューティングゲーム「グラディウス」とともに大ヒット作品となりました。絵柄はポップでコミカルですが難易度はかなり高めで遊びごたえは十分、2人同時プレイで遊べたのも人気の一因です!「兄弟や友達と何度も何度も遊んだ」という、懐かしい想い出のある方も多いのではないでしょうか?

【現在プレイ可能なサービスの一例】Nintendo Switch、PC(プロジェクトEGG)

第20位:デジタル・デビル物語 女神転生(アトラス:発売1987年)(109票)

20位はRPG「デジタル・デビル物語 女神転生」。ファンからは「旧作」と呼ばれる「女神転生」シリーズの第1弾であり、後に発売される「真・女神転生」シリーズも含め根強い人気を誇っています。神々や魔物といった強大な存在を仲間(仲魔)にする面白さ、さらにはそれらを融合させてより強い悪魔を生み出す「悪魔合体」システムは非常に革新的でした!当時アトラスは開発を担当したのみで、発売はナムコからだった、というのも歴史を感じさせますね。

【現在プレイ可能なサービスの一例】Nintendo Switch(ナムコットコレクション DLC第3弾)

80年代のファミコン名作ランキングTOP20!

小学生にはとてもクリアできないような高難易度のゲームも多かった80年代ファミコンソフト。だからこそ、夢中になってプレイして、それが忘れられない記憶となっているファンも多いのですね。その歴史には、知る人ぞ知るアクションゲー「いっき」やシミュゲー「不如帰」のような隠れた名作も存在し、メジャータイトル以外にも様々なゲームが人々の想い出となっているようです!
以上、30~50代の男女(性別回答しないを含む)7,479名が選んだ「80年代のファミコン名作ランキング」でした。あなたが思う80年代の名作ファミコンソフトはランクインしていましたか?

編集者:zenzai
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:30~50代の男女(性別回答しないを含む)7,479名
調査日:2021年4月21日

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