普段何気なく使っている道具や記号、実は驚くような正式名称があるんです!「&マーク」や「パトカー」など、聞いたら思わず驚くこと間違いなし。今回は、そんな「知って驚く正式名称」をランキング形式でご紹介します。あなたが普段使っているあのアイテムも、意外な名前があるかも?ウェブアンケートにて総勢9,794名に調査した<知って驚く面白い「正式名称」ランキング>、それでは驚きの世界へどうぞ!
TOP10
- 1位蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具 (1,402票)
- 2位アンパサンド (891票)
- 3位コマーシャルアット (767票)
- 4位ランチャーム (608票)
- 5位新井式回転抽選器 (553票)
- 6位無線警ら車 (518票)
- 7位エメリーボード (505票)
- 8位てぼ (466票)
- 9位ゲーブルトップ (440票)
- 10位バッグクロージャー (424票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<知って驚く面白い「正式名称」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,794名/調査日:2024年9月16日
第1位:蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具(1,402票)
- いや、長いわ!
- いや合ってるけど、合ってるけどなんかこう…もっといい名前はなかったのかと
- 今度かっぱ橋に行って『蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具下さい』と言ってみます
- こんな漢字ばっかりの、大型兵器みたいなネーミングだったとは…
文字をよく見れば納得するしかない!1位は蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具!
「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」とは、カニを食べるときに欠かせない「ほじくるやつ」の正式名称です。名前の通り、カニの脚から身を取り出すために作られた道具で、繊細なカニの身を余すことなく食べられるように工夫されています。ちなみに先が2本に分かれている側が「カニフォーク(ツマ)」、平べったくて丸い側が「カニスプーン(ヘラ)」で、1本2役の優れものです!カニ好きなら噛まないように発音したい、ユニークな正式名です。
第2位:アンパサンド(891票)
- パソコンのキーボードでよく見るが、名前は知らなかった
- アンドとしか脳が受け付けない
- 略してアンド?
- 知らなかったわ!覚えておきたいわね…
&の意外すぎる本名!2位はアンパサンド!
「&」を見て、アンドという呼び方以外を考えたこと…あるでしょうか?この記号の正式な読み方は「アンパサンド」。ラテン語の「et(andの意味)」を繋げて書いたものが起源といわれていて、長い歴史を持っています。なんと昔はアルファベットの27番目として扱われていた時期もあり、Zの後に続いて「& per se and(&はandを意味する)」と読まれていたそうです。これが一つの単語となって「アンパサンド」になったというから、言葉って面白い!
第3位:コマーシャルアット(767票)
- これはビックリ!普段メール等何気なく使っているだけに信じられん!
- コマーシャルがつくことは、今初めて知りました
- アットマークが正式名称だと思ってました
- えー!想像できず
世界での呼び名にもビックリ!3位はコマーシャルアット!
「コマーシャルアット」は、私たちがよく使う「@」記号の正式名称です。世界でも様々な呼ばれ方をしていて、たとえば英語圏では「at sign(アットサイン)」と、日本語のアットマークに近いイメージ。面白いのは、イタリアでは「chiocciola(カタツムリ)」、中国では「小老鼠(小さなネズミ)」、オランダ語では「Apenstaartje(猿のシッポ)」など動物に例えている国も多いところ。コロンとした形が可愛く思えるのかもですね!
第4位:ランチャーム(608票)
4位はランチャーム!
- 普段みているのに名前を知らなかった
- 『ちょっとランチャーム取って』なんて言われたら、確実にまごつきます
- ずっと『金魚』だと思ってた
- 普段みているのに名前を知らなかった
お弁当やお寿司を購入した時にほとんど添えられている魚型の醤油入れ、これの正式名称が「ランチャーム」です。1957年創業の「株式会社旭創業」の創業者・渡辺輝夫さんが開発、商標登録。キャッチコピーはずばり、「ランチをチャーミングに」。当時は使い捨て容器もガラスか陶器で作られていたそうで、割れるなどの危険性が低くコストも抑えられたランチャームの開発は画期的だったにちがいありません!
第5位:新井式回転抽選器(553票)
5位は新井式回転抽選器!
- 初耳でした
- 長っ!
- 新井さんという方が開発された、そういう事でしょうか?
- 名前があるとは知らなかった
「新井式回転抽選器」とは、いわゆる「ガラポン」「ガラガラ」と呼ばれる抽選くじの正式名称です。ハンドルを回せば球が出てくる仕組みで、イベントや商店街の抽選会などでおなじみですよね。名前の由来は、発明者の新井卓也さんから。1930年には最初の特許が取られ、全国に広まっていったそうです。普段は「ガラポン」と呼んでいるものにも、こんな歴史と名前があるんですね。
第6位:無線警ら車(518票)
6位は無線警ら車(パトカー)!
- へぇ~…そうなの!
- パトライトカーと思っていた
- まず、パトカーが通ってもこの名前で呼ばない
- 意外と知らないものですね
「無線警ら車」というのは、私たちが普段「パトカー」と呼んでいるの車の正式名称です。警ら(警邏)とは警戒しながら見回ること。無線で指示を受けながら、街中をパトロールする車…という役割を考えればこの名前も納得できますね。さらには「交通取締用四輪車」と呼ばれる白黒ツートンカラーのパトカーも。こちらはエンジンスペックなどが「無線警ら車」よりも高いんだそうです!
第7位:エメリーボード(505票)
7位はエメリーボード!
- 『やすり』だと思っていた。思いがけないカタカナネームに驚き
- やすりでいいんじゃない?
- かっこいい
- ヘエー!って感じ
「エメリーボード」は、セルフネイルが趣味の方ならご存じかもしれませんね。「ネイルファイル」と呼ばれる爪やすりの中でも、つけ爪などではなく、自爪の長さや形を整えるための爪やすりのこと。大体の爪切りに付いているギザギザした板、あれこそがエメリーボードというわけです。爪のケアに欠かせないエメリーボード、次に使うときにはぜひ名前を思い出してみてください!
第8位:てぼ(466票)
8位はてぼ!
- 初めて聞いた
- てぼ、なんて知っている人いるのかな?
- 想像つかなかった
- らしからぬ名前ですな
「てぼ」とは、うどんやラーメンなどの麺を茹でたり湯切りするときに使う、取っ手付きの深いザルのことです。パスタを茹でる円筒型のてぼは「スパゲティてぼ」と呼ばれたりもします。湯切りがしやすく、多くの麺を一度に、また均一に茹でられる優れもの。名前の由来は、一説にはうどん玉(弾)を入れて茹でるザル=鉄砲ザル、そこからなまって「てぼ」になったともいわれています!
第9位:ゲーブルトップ(440票)
9位はゲーブルトップ!
- 名前があるのね~
- 『ゲーブルさん』による発明?
- 始めてきいた言葉
- 意外と知らなかった
「ゲーブルトップ」とは、牛乳やジュースの紙パックの頭側、屋根のような形をしている部分のこと。名前の由来は建築用語で「ゲーブル」と呼ばれる三角屋根(切妻屋根)に似ていることから来ています。持ちやすく注ぎやすいデザインとして広く使われているこの形が、建築用語から来ていたとは…!毎日のように目にしている紙パックにも、こんな由来があると知ると特別に感じますよね。
第10位:バッグクロージャー(424票)
10位はバッグクロージャー!
- へええええ
- 一度聞いたことがあったが、すぐに忘れて思い出すことが出来なかった
- 何回聞いても言えません
- この留め具を、もったいないと思い、溜めたことがある。いろんな袋溜めに使えるので、便利。どんどんと溜まってしまうが、とてももったいない気持ちになってしまう
通称「食パンの袋を留めるやつ」、あのプラスチックの小さな留め具、実は「バッグクロージャー」という正式名称があります。バッグ(袋)をクローズ(閉じる)する…なるほど、じつは分かりやすい名前!何気なく使っているこのアイテムですが、パンの新鮮さを保つためには必要不可欠。次回、袋を閉じるときに「バッグクロージャー」と呼んでみたら、ちょっとした話のネタになるかも?
知って驚く面白い「正式名称」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,794名が選んだ<知って驚く面白い「正式名称」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,794名
調査日:2024年9月16日