歴代「お札の人物」人気ランキング【2024年最新版】

20年ぶりに刷新された「お札の顔」。2024年7月3日から発行された新紙幣はもう手にしましたか?千円札は北里柴三郎、五千円札は津田梅子、一万円札には渋沢栄一が採用されています。今までの紙幣の人物になじみがある方も、新技術で印刷された人物の紙幣を目にするのを楽しみにしている方も多いでしょう。そこで、今回はウェブアンケートにて総勢8,749名に「好きな歴代お札の人物」を調査しました。歴代の紙幣に印刷された偉人の中で一番人気なのは誰?さっそくランキングをチェック!
※今回の調査では昭和21年(1946年)以降に発行されたA~Fシリーズの銀行券を対象としました。

歴代「お札の人物」人気ランキング【2024年最新版】
TOP10
  • 1位聖徳太子(しょうとくたいし) (1,879票)
  • 2位福沢諭吉(ふくざわゆきち) (984票)
  • 3位紫式部(むらさきしきぶ) (615票)
  • 4位渋沢栄一(しぶさわえいいち) (546票)
  • 5位伊藤博文(いとうひろぶみ) (534票)
  • 6位夏目漱石(なつめそうせき) (530票)
  • 7位北里柴三郎(きたさとしばさぶろう) (503票)
  • 8位野口英世(のぐちひでよ) (487票)
  • 9位板垣退助(いたがきたいすけ) (469票)
  • 10位樋口一葉(ひぐちいちよう) (421票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<歴代「お札の人物」人気ランキング【2024年最新版】>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,749名/調査日:2024年7月7日

目次

第1位:聖徳太子(しょうとくたいし)(1,879票)

  • 昭和生まれの私にとって、お札といえば聖徳太子
  • お札と言えばこの人の顔しか思い浮かばないほどなじんでいた
  • 『聖徳太子』が一番 ザ・お金って感じがする!重くも感じるような?
  • 生まれた時からあって昭和時代をともに歩んだ感じ。大きさは一万円札の重みがあったし、聖徳太子の知名度は親しみが感じられて、使うときでも愛着があった

戦前も含めると7種もの「お札の顔」でした!1位は聖徳太子(しょうとくたいし)!

「歴代お札の人物」人気1位に輝いたのは聖徳太子でした!昭和21年(1946年)2月25日に発行開始された「A百円券」から始まり、昭和25年(1950年)には「B千円券」、昭和32年(1957年)には「C五千円券」、翌年には「C一万円券」と、数々の「お札の顔」を務めてきました。聖徳太子を選んだ投票者からは「子供の頃のお札の代名詞」「品格があった」「初めて持ったお札が聖徳太子だった!」など当時を懐かしむ声も寄せられました。

第2位:福沢諭吉(ふくざわゆきち)(984票)

  • 自分が生まれた年から今までずっと一万円札の顔は諭吉さんが当たり前だった。諭吉さんと共に過ごしてきた40年は感慨深い…
  • 教育者として最もよく知られた人物だと思う
  • 一万円の事を一般的に諭吉というくらい馴染んでいた
  • 福沢諭吉は明治の西洋文化の導入者で尊敬している

「諭吉」といえば一万円札!2位は福沢諭吉(ふくざわゆきち)!

「D一万円券・E一万円券」として発行された思想家の福沢諭吉が「歴代お札の人物」人気2位に。慶應義塾の創設者として知られ、著書に「学問のすゝめ」がある教育者でもあります。発行は昭和59年(1984年)11月1日から。長きに亘って一万円札の顔となっていますが、実は「福沢諭吉の一万円」は2種類存在するんです!一つ目は昭和59年からのデザインで裏面は2羽のキジ。平成16年からは裏面が鳳凰に変わり、表面にホログラムが追加されているんですよ。

第3位:紫式部(むらさきしきぶ)(615票)

  • 紫式部が綺麗。あまり流通していないのが残念
  • 有名な文学者であり、デザイン的にキレイなお札
  • 二千円券好きだったのに、どこへ行ったのか最近見ないなぁ
  • 『光る君へ』を観て紫式部が好きになった

二千円札の裏面にいます!3位は紫式部(むらさきしきぶ)!

「D二千円券」として発行された歌人、作家の紫式部が「歴代お札の人物」人気3位に。平安時代を生きた紫式部の生涯は、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」でも描かれていますね。今では見られないお札…と思われる方もいるかもしれませんが、発行は平成12年(2000年)7月19日からで、現在も流通中。表面は沖縄の守礼門で、紫式部は裏面に著作「源氏物語」のワンシーンと共に小さく印刷されています。表面に人物がいないお札は昭和21年(1946年)以降デザインされておらず、出合えたら嬉しい貴重な紙幣です!

第4位:渋沢栄一(しぶさわえいいち)(546票)

4位は渋沢栄一(しぶさわえいいち)!

  • 大河ドラマを見るまでは渋沢栄一の名前を知らなかったが、あのドラマを見てから親しみを持った
  • 日本の資本主義の父だから、新札に相応しい
  • 渋沢栄一さんは江戸時代の末期から明治にかけて活躍した方。全てにおいて英雄ですね

新一万円札「F一万円券」となった実業家の渋沢栄一が「歴代お札の人物」人気4位に。日本初の銀行を設立するなど、「近代日本経済の父」と呼ばれています。吉沢亮さんが主演を務めたNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公としてもおなじみですね。令和6年(2024年)7月3日から発行された新紙幣で、裏面に描かれているのは東京駅の「赤レンガ駅舎」です。新紙幣にはホログラムの中にも肖像があり、お札を傾けるとなんと渋沢栄一の顔が3Dで回転!これは最先端の偽造防止技術で、銀行券へ採用されるのは世界初なんだそうです。

第5位:伊藤博文(いとうひろぶみ)(534票)

5位は伊藤博文(いとうひろぶみ)!

  • 歴史の変わり目に生きてきた人だから
  • 見ているだけで貫禄があり、やっぱり偉人なんだと思った
  • 髭がすてき

「C千円券」として発行された政治家の伊藤博文が「歴代お札の人物」人気5位に。初代内閣総理大臣を務めた傑物です。発行は昭和38年(1963年)11月1日から昭和61年(1986年)1月4日まで。裏面には日本銀行が描かれています。伊藤博文の肖像といえば、白くて立派な口ひげ、あごひげが印象的ですよね。紙幣の製造技術が今ほど進化していなかった時代は、細かいひげやシワの描写があることで偽造を防ぐ狙いがあったそうです。

第6位:夏目漱石(なつめそうせき)(530票)

6位は夏目漱石(なつめそうせき)!

  • 本も読んでて身近に感じる紙幣の顔
  • なんとなく親しみがあった紙幣
  • 好きな作家です
  • 夏目漱石の作品はいくつか読んでいて、身近に感じる

「D千円券」として発行された小説家の夏目漱石が「歴代お札の人物」人気6位に。「吾輩は猫である」「‎こゝろ」「坊つちやん」など数々の名著を残している文豪です。発行は昭和59年(1984年)11月1日から平成19年(2007年)4月2日まで。裏面には2羽の鶴が描かれています。2023年には、夏目漱石の紙幣を見たことがない若い世代が「偽札」だと勘違いしたとSNSで話題に。法律上の特別な措置がない限り、原則的に旧紙幣もずっと使えますのでご安心を!

第7位:北里柴三郎(きたさとしばさぶろう)(503票)

7位は北里柴三郎(きたさとしばさぶろう)!

  • 化学者がお札の顔になるのは嬉しい
  • 北里さんはすごい人。尊敬してる
  • 大好きな偉人です

新千円札「F千円券」となった細菌学者の北里柴三郎が「歴代お札の人物」人気7位に。破傷風の治療法を確立させ、様々な功績から「近代日本医学の父」と呼ばれています。令和6年(2024年)7月3日から発行された新紙幣で、裏面に描かれているのは葛飾北斎作の「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」です。元々「きたざと」の読み方だった姓ですが、ドイツ留学時の署名は「Kitasato」。ドイツでは「S」を「ズ」と発音することが多いためだったそうです。このことから今では、「きたざと」「きたさと」どちらの表記も見られています。

第8位:野口英世(のぐちひでよ)(487票)

8位は野口英世(のぐちひでよ)!

  • その生涯からしてまさに偉人そのもの
  • 世界的疫病を救ってくれた人なので、感慨を受けます。こんな時代だからなおさら
  • 子供のころから尊敬している

「E千円券」として発行された細菌学者の野口英世が「歴代お札の人物」人気8位に。中南米を中心に多くの人を苦しめていた、黄熱病の原因究明に努めました。発行は平成16年(2004年)11月1日から。裏面には富士山と桜が描かれています。新紙幣に採用された北里柴三郎と野口英世は、実は師弟関係。野口英世は、北里柴三郎が所長を務める伝染病研究所で研究していました。

第9位:板垣退助(いたがきたいすけ)(469票)

9位は板垣退助(いたがきたいすけ)!

  • 維新の功労者だから
  • 政治家として好きな人です
  • 生まれた年からの発行なので思い入れがある

「B百円券」として発行された政治家・軍人の板垣退助が「歴代お札の人物」人気9位に。自由民権運動を展開し、日本初の政党「自由党」を発足。党首に就任しました。発行は昭和28年(1953年)12月1日から昭和49年(1974年)8月1日まで。裏面には国会議事堂が描かれています。2023年5月には、板垣退助の生誕地に近い高知市の天神橋通商店街で、買い物のお釣りに旧百円札を渡してくれるイベントも開催されていました。

第10位:樋口一葉(ひぐちいちよう)(421票)

10位は樋口一葉(ひぐちいちよう)!

  • 女性だとなんだかうれしい
  • 初めての女性紙幣ですし
  • 才色兼備の人物ですよね

「E五千円券」として発行された小説家・樋口一葉が「歴代お札の人物」人気10位に。日本で初めての職業女性作家とされており、代表作は「たけくらべ」など。平成16年(2004年)11月1日から発行が始まりました。裏面に描かれているのは尾形光琳作の「燕子花図」。日本銀行が発行する紙幣の表面に初めて採用された女性の肖像です。過去には明治期の政府紙幣で神功皇后(じんぐうこうごう)採用されており、新紙幣の津田梅子で女性は3人目となります。

歴代「お札の人物」人気ランキング【2024年最新版】ベスト10

以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)8,749名が選んだ<歴代「お札の人物」人気ランキング【2024年最新版】>でした。新五千円札「F五千円券」に採用された津田梅子(つだうめこ)は惜しくもTOP10圏外(13位)でした。ちなみに新五千円札の裏面に描かれている藤の花は、大阪市福島区発祥とされるノダフジ。4月下旬が見頃だそうです。来年の藤のシーズンにはきっと新紙幣にも愛着がわき、ランキング順位も変わっているかもしれませんね。

編集者:西脇
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,749名
調査日:2024年7月7日

\読まれています/
「芸能全般」月間アクセスTOP3

\読まれています/
「スポーツ」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「音楽」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「ドラマ・映画」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「グルメ」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「地域ネタ」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「マンガ・アニメ・特撮」年間アクセスTOP3

\読まれています/
「韓国エンタメ」月間アクセスTOP3

※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
※記事内容が社会規範・公序良俗に反すると判断される場合、予告なく変更する場合がございます。

よかったらシェアしてね!

こちらの記事もおすすめ

目次