今回はウェブアンケートにて総勢11,723名に調査した<知られざる「相撲の雑学」ビックリランキング>を発表します。1500年以上の長い歴史を持つ、日本の伝統文化である「相撲」。「まわしを洗わない」「昔の土俵は四角形だった」など、実は意外と知られていない驚きの雑学がたくさんあります。誰かに話したくなるような雑学を知ることで、相撲がより面白くなること間違いなし!さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位千秋楽では行司の胴上げが行われる (1,007票)
- 2位昔の土俵は四角形だった (896票)
- 3位相撲には引き分けがある (786票)
- 4位まわしは洗わない (733票)
- 5位力士は車の運転をしてはいけない (697票)
- 6位土俵でまく塩は「伯方の塩」 (611票)
- 7位幕内で一度も出たことがない「決まり手」が4つある (551票)
- 8位行司が腰に日本刀を差しているのは、「采配のミスをしたら腹を切る」という覚悟を意味している (523票)
- 9位ちゃんこ=鍋ではない (473票)
- 10位立ち合いの衝撃は1トン以上 (389票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<知られざる「相撲の雑学」ビックリランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)11,723名/調査日:2023年4月8日
第1位:千秋楽では行司の胴上げが行われる(1,007票)
<千秋楽の様子>こちらが神送りの儀式。行司は 堅治郎。#sumo pic.twitter.com/cgCojJKr1D
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 28, 2014
- 見てみたい…!すごく楽しそう
- 取り組み以外は粛々と行われると思っていたから意外です
- テレビ放送で見た事が無いので知らなかった
- 関取衆何名で胴上げされるのかな?行司さん、軽々と飛び上がりそう
テレビではなかなか見られない大切な儀式!1位は「千秋楽では行司の胴上げが行われる」!
千秋楽では、「神送りの儀式」というものを行います。テレビの中継ではなかなか放送されないので、意外と知らない人が多い!本場所が始まる前日に行われる「土俵祭り」で、土俵にお迎えした神様を感謝の気持ちを込めて天に送り返す、という意味がある大切な儀式です。新人力士が集う「出世力士手打ち式」の後に行われ、御幣という神祭用具を持った行司を新人力士たちが胴上げ!力が強いので高く飛び上がることもあり、空中で体がひっくり返ることも…!
第2位:昔の土俵は四角形だった(896票)
スポーツとは言いづらいですが、相撲は江戸時代に大人気。土俵の上での大一番を大勢の観客が見守ります。かつては土俵の四方に柱がありました。歌川芳員の作品。(現在展示していません) #ミュージアムウィーク #スポーツMW #MuseumWeek #sportsMW pic.twitter.com/z7VJ9WoUGL
— 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) June 20, 2017
- 知らなかったので、驚きました。想像がつきません
- 昔から丸型だと思っていたから。なぜ今の形になったか知りたいと思った
- いつから丸になったのか気になる
- 四角の土俵は聞いたことがない。丸にした人偉い
江戸時代に土俵の形が変わっていった!2位は「昔の土俵は四角形だった」!
もともと相撲がはじめられた頃は土俵が存在せず、代わりに人が力士たちの周りを取り囲んでいたのだとか。土俵が四角形だったのは江戸時代の初期で、四隅に柱を立てて紐を張って作られていたそうですよ!現在のような円形の土俵になってきたのは江戸時代の中期の頃。四角形だと角に追い詰められた力士が不利になっていましたが、円形になったことで追い詰められても“どんでん返し”が起きるようになり、相撲の面白みが増したのだとか!
第3位:相撲には引き分けがある(786票)
- 夢にも思いませんでした。本当に実際にあったのでしょうか?
- どうやったら引き分けになるのか知りたいです
- 長年相撲好きで取り組みを観ているが、引き分けを観たことがない
- これは初耳!
一度は見てみたいレアな判定!3位は「相撲には引き分けがある」!
相撲にも「引き分け」がありますが、1974年の秋場所以来、幕内での引き分けは一度もないというから驚きです!両力士が疲労のためにこれ以上勝負をつけられない状態になると、引き分けになるのだとか。また、両力士が負傷して続行不可能になると、「痛み分け」という判定になるそうです。今後、「引き分け」になることはあるのでしょうか!?レアな判定を一度は見てみたい!
第4位:まわしは洗わない(733票)
4位は「まわしは洗わない」!
- 験担ぎかな
- 洗わないと大変なことになりそうだから、驚いた
- 洗わずに使い続けるのか、捨てるのか、少し気になりますね
- 使用後のまわしはどうしているのでしょうか?
本場所で関取が締めるまわしは高級な素材でできていて、洗濯をすると生地が傷んでしまうため、汗や土で汚れたとしても「まわしは洗わない」のが習わしなんだとか!また、「水に流さない」というゲン担ぎの意味も込められているそうですよ。使用後は土などをきれいに落とし、天日干しをして汗を乾燥させ、アルコールなどを使って消毒をするそうです!稽古用の「木綿まわし」は、デッキブラシなどでこすって洗うのだとか!
第5位:力士は車の運転をしてはいけない(697票)
5位は「力士は車の運転をしてはいけない」!
- 身体が大きいからかな?
- そう言われてみれば確かに運転している姿を見たことがないかも
- このことは知らなかった。けがをしたら大変だからかな
1985年に、当時の現役力士による車の事故が相次いだことがきっかけで、「現役力士は車の運転をしてはいけない」という決まりができたそうです。親方など現役を引退した力士は運転が可能で、運転免許証の取得は禁止されていないので、引退後のことを考えて若手のうちに免許を取っておく力士も多いのだとか。移動手段はタクシーや運転手付きの車、電車などがあり、飛行機や新幹線では階級によって座席のクラスが分かれているそうですよ!
第6位:土俵でまく塩は「伯方の塩」(611票)
⭐️相撲グッズ紹介⭐️
「伯方の塩セット(1000円)」
大相撲オリジナルデザインの袋に、用途にあわせて使える4種の塩が入っています♪
北の富士さんも「面白いものがあるもんだ」と興味津々。
伯方の塩は日本相撲協会のオフィシャルスポンサーです。
▼相撲グッズ情報https://t.co/7ewT4itryN pic.twitter.com/fHfSS4qPFF— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) May 8, 2022
6位は「土俵でまく塩は『伯方の塩』」!
- 全く知りませんでした!びっくりしました
- 場所ごとに違う塩だと思っていた
- 高級な塩ですね、すごいなあ
取組の前に土俵の邪気を祓う「清めの塩」。実は東京場所で使われている塩は、誰もが知るあの「伯方の塩」!市販品と同じもので、1987年から使われているそうですよ。1日に使用される量は45kgほどで、1場所で約650kg以上の塩がまかれるのだとか!
第7位:幕内で一度も出たことがない「決まり手」が4つある(551票)
<初日の様子>
幕内取組。照強が隠岐の海にたすき反りをかけたが、決まらず。たすき反りとは→https://t.co/gdh3zKXE78#sumo #相撲 #九月場所 #秋場所 pic.twitter.com/VgfNkvyRxD
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 12, 2021
7位は「幕内で一度も出たことがない『決まり手』が4つある」!
- 見てみたい、どんな決まり手なんだろう
- 幕内以外では出ているのかな
- どんな技なの?舞の海でも出せなかったのかな
現在、正式に制定されている決まり手は82手ありますが、「掛け反り」「たすき反り」「外たすき反り」「撞木反り」の4つは幕内でまだ一度も出ていません。一番難易度が高く珍しいのが「撞木反り」で、幕内だけでなく十両や幕下でも見られないのではないか…と言われています!
第8位:行司が腰に日本刀を差しているのは、「采配のミスをしたら腹を切る」という覚悟を意味している(523票)
8位は「行司が腰に日本刀を差しているのは『采配のミスをしたら腹を切る』という覚悟を意味している」!
- 神事だからね。昔の名残かな
- 采配に対する覚悟が凄すぎる
- それだけ責任があり気を抜くことが出来ないのか
最高位である立行司だけが、本物の日本刀を腰に差しています。「采配のミスをしたら、責任をとって切腹する」という、覚悟をもって土俵に上がっていることを意味しているそうです!実際に采配ミスをしたときは、協会に進退伺(始末書)を提出するのだとか!
第9位:ちゃんこ=鍋ではない(473票)
今夜のちゃんこは鳥のガーリックバターレモン風味です。#sumo pic.twitter.com/Lmzcv06P3T
— 八角部屋 (@hakkakubeya) April 12, 2023
9位は「ちゃんこ=鍋ではない」!
- 鍋のことを言ってると思っていた
- 相撲取りの食事を指す言葉だとは思わんよなあ
- え?本当に?
「ちゃんこ」と言えば、具材がたっぷり入った大きな鍋をイメージしますが、実は力士が食べる料理すべてのことを指しています。「ちゃんこ」の語源は、「ちゃん」は父ちゃん・母ちゃん、「こ」は子どもを意味していて、「親方と弟子が一緒に食べる料理」という説もあるそうです!
第10位:立ち合いの衝撃は1トン以上(389票)
北勝照、これは空中浮遊立ち合い!?
巡業組以外の力士は今日の相撲列車で
東京に帰ります。#sumo pic.twitter.com/pXcWwSUilI— 八角部屋 (@hakkakubeya) November 29, 2014
10位は「立ち合いの衝撃は1トン以上」!
迫力のある立ち合いの瞬間は、なんと「1トン以上」の力が出ているというから驚き!その衝撃の強さは、体格のいい大人が一撃で土俵の外に弾き飛ばされてしまうほどなんだとか。元横綱の貴乃花光司さんが、「毎日、交通事故に遭っているようなもの」と表現したのも納得です…!
知られざる「相撲の雑学」ビックリランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)11,723名が選んだ<知られざる「相撲の雑学」ビックリランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)11,723名
調査日:2023年4月8日