ネタバレあり!後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】(6~8位)
公開:2020-7-30
第8位:ジョーカー/JOKER(214票)
- 最近見た中では一番切なく後味悪かったなぁ
- 悪役を主役にして悪の正当化がイヤ
- 沈黙シーンのこわさすごさ
名悪役ジョーカー誕生に至る悲劇…第8位はジョーカー/JOKER!
8位は2019年日本公開映画「ジョーカー」。アメコミを代表するヒーローの1人「バットマン」に登場する悪役・ジョーカー誕生の秘密に迫った本作。主人公のアーサー(ジョーカー)役にはホアキン・フェニックスさんが起用され、悲哀と狂気に満ちた迫真の演技で見事アカデミー賞主演男優賞を獲得しました。精神的な障害を持つアーサーの苦しみや葛藤が痛いほどに視聴者に刺さり、歪んだ犯罪者となっていくのについ共感してしまうのが恐ろしいところ。完全なフィクションなのに、ノンフィクションのような現実感がより後味の悪さを引き立たせる映画となっています。
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第7位:時計じかけのオレンジ(219票)
Stanley Kubrick was ‘brutal’ to work with, says A Clockwork Orange star Malcolm McDowell https://t.co/e0iJPVXQQV
— Independent Film (@TheIndyFilm) July 17, 2020
- 最後が原作と違うし、食べながら見たら吐きそうになった
- 初めてこの映画を見た時には、絶望的な疲れた感じだけが残りました
- 後味悪いけど観たくなってしまう
数多の衝撃的なシーンが脳裏に焼き付いて離れない…!第7位は時計じかけのオレンジ!
7位は1972年日本公開映画「時計じかけのオレンジ」。「2001年宇宙の旅」や「博士の異常な愛情」といった独特の作品を送り出してきたスタンリー・キューブリック監督作品の1つとして評判を呼んだ本作。全体的に暴力的・性的なシーンが多く、主人公のアレックスは粗暴な人間そのもの。そんな彼が警察に捕まり「ルドヴィコ療法」…というよりほぼ拷問を受けるシーンは観ているだけで辛いです。真人間に作り変えられたアレックスの受ける仕打ち、ラストで蘇るサイコな笑顔と見どころが多すぎで、キューブリック監督の世界観と芸術性に衝撃を受けること間違いなしの一作です。
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第6位:ミスト(221票)
- 誰が観ても、どうしようもなく救われないし、悲劇でしかないし、これ以上の不幸ってある!?と思えるから
- 後味悪いけど、ラストシーン見たさに録画をリピート視聴
- 救いのないラスト
胸糞悪い映画ならこれは絶対に外せない!第6位はミスト!
6位は2008年日本公開映画「ミスト」。ホラー小説の巨匠として知られるスティーヴン・キングさんの同名小説を基にした本作。深い霧が街を覆い、その霧の中から攻撃してくる謎の生物が人々を襲う様子を描いたSFパニックホラーです。戸惑いながらもスーパーマーケットに籠もる人々、そこに居合わせた宗教に傾倒する狂信者のおばちゃん、集団心理で犠牲になる兵士…などムナクソ要素はいくらでもありますが、それを更に上回るのが衝撃のラストシーン。実はあのラストは原作小説版と異なり、映画のほうが遥かに救いのない終わり方です。あの結末があったからこそ、歴史的な胸糞映画としてその名を刻んだと言えるでしょう。
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