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関東と関西で意味がちがう!意外な言葉ランキング(3~5位)
公開:2021-10-19
第5位:「えらい」…偉い(関東)/疲れた・しんどい(関西)(951票)

5位は「えらい」!
関西で「今日はえらかった」と言う人がいたとしても、別にその日だけ社長になったとかそういう意味じゃないんです。仕事が忙しくて疲れた、みたいなことを指して「えらかった」というわけです。どちらかと言えば、少し古くなってきた関西の方言で、疲れた=えらいを使う人は年配の方が中心。今は関西でも「しんどい」が主流のようです。関西では「とても大きい」を「えらい大きい」なんて言ったりして、too muchな様子をえらいで表すこともありますね。ちなみに「偉い人」のことを「偉いさん」って親しみを込めて呼んだりして、ちょっとかわいいですよね。
第4位:土を掘る「スコップ」…両手で使う大きな道具(関東)/片手で使う小さな道具(関西)(953票)

4位は「スコップ」!
工事現場で見かけるような足を使ってグッと地面に差し込んでたくさんの土を掘り起こす道具は、関西では「シャベル(ショベル)」って呼ぶことが多いようですね。お家のガーデニングで使うような小さいタイプ、いわゆる移植ゴテは「スコップ」です。これって関東・関西で真逆で使われることが多いみたいなんです。JIS規格では足をかけるタイプがシャベル、そうでないものをスコップとされているようで、実はどちらかと言えば関西式の呼び名が合ってるのかも。ちなみにシャベルは英語、スコップはオランダ語でどちらも同じものを指しているそうです!
第3位:「なおして」…修理して(関東)/片付けて(関西)(969票)

- 私は愛知県生まれの大阪育ちです。東京で『なおします』といった時に、えっ?て言われました…
- 大阪で言われたとき、壊れてるのか?と思った
- 関西出身の先生が『机の上をなおせー』って言ったら、クラス全員にキョトンとした顔をされ、徐々にざわざわしてきて、クラス委員から、『どこを直すんですか?』って言われちゃった、と聞いたことがあります
関東人が関西で悩むワードの定番!3位は「なおして」!
関東・関西で決定的に意味が変わる言葉のひとつとも言えるのが、この「直す」ですね。関東出身の方が大阪に嫁いできてお義母さんに「これ直しといて」って言われて「どこを修理するんだろう?」って悩む…なんてことがお約束になっていたりします。関西の方は「直す=片付ける」を方言とは思っていなくて、普通に標準語だと思ってますからね。難しいのは、修理するという意味でも「直す」を使うこと。この違いは前後の文脈や状況で判断するしかないんです。奥深き関西弁の世界。※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
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