防災グッズは、災害時に命を守ることに繋がる大切なアイテム。市販の防災セットだけでは不十分な場合もあるので、本当に必要なものが不足していないか見直しましょう。そこで今回は、「見直そう!『防災グッズ』本当に必要なものランキング」をご紹介します!
TOP20一覧
- 1位飲料水(最低3日分) (2,009票)
- 2位食料品(最低3日分) (1,013票)
- 3位非常用簡易トイレ (999票)
- 4位現金 (528票)
- 5位衛生用品(生理用品・歯磨きシート・タオル・除菌シートなど) (385票)
- 6位医薬品(風邪薬・解熱剤・常用薬など) (365票)
- 7位充電器・モバイルバッテリー (339票)
- 8位災害用調理器具(カセットコンロ・ガス・紙皿・割箸など) (302票)
- 9位懐中電灯 (299票)
- 10位防災ラジオ (283票)
- 11位ポータブル電源 (279票)
- 12位毛布・寝袋 (278票)
- 13位季節用品(夏は日焼け止めや虫よけスプレーなど/冬はカイロや手袋など) (224票)
- 14位給水バッグ (210票)
- 15位手回し充電器 (188票)
- 16位アルミ保温シート (180票)
- 17位ライト・ランタン (178票)
- 18位携帯浄水器 (172票)
- 19位緊急用ホイッスル (170票)
- 20位救急セット (162票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<見直そう!「防災グッズ」本当に必要なものランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,265名/調査日:2025年1月28日
第1位:飲料水(最低3日分)(2,009票)
- 生きるには水が必要
- 水が無いと食事の支度もできないし薬も飲めないから
- スーパーもコンビニもダメージを受ければ水が買えない
1人1日あたり3リットル必要!1位は飲料水(最低3日分)!
災害時に命を守るために、「飲料水」は本当に必要なもの。飲料水として必要な量は1人1日あたり1リットル、調理用や手洗いなどの生活用水を含めれば3リットル程度必要だといわれています。最低でも3日分、できれば1週間分の飲料水を確保しておきましょう。夏は熱中症対策にスポーツドリンクも用意しておくのがおすすめです!
第2位:食料品(最低3日分)(1,013票)
- 命の次にだいじなもの
- とりあえず最低限、あったほうが乗り切れる可能性が出てくる
- 食べないと体力がなくなるので
保存のきく食料品を多めにストック!2位は食料品(最低3日分)!
災害が起きて救援物資がすぐに届くとは限らないので、「食料品」は最低でも3日分、できれば1週間分備蓄しておくことが大切です。ライフラインが停止する可能性が高いので、調理せずに食べられるパンや缶詰、カセットコンロで温められるレトルト食品などを用意しておきましょう。甘いお菓子があると、災害時のストレスを和らげてくれることも。高齢者がいる家庭は、おかゆなどの消化の良い食品を準備しておくと安心!日頃から使っている保存のきく食料品を多めにストックしておくのがおすすめです!
第3位:非常用簡易トイレ(999票)
- 他の事はある程度我慢出来ても排泄だけはどうしようもないので
- トイレが一番困ると聞いているから
- 過去に災害があった時の避難所の状況を聞いたら、トイレがかなり汚れていてトイレに行くのを我慢して膀胱炎になったりする人が多かったみたいなので1人5セットくらいの準備が必要
最低3日分は備蓄しておく!3位は非常用簡易トイレ!
建物が倒壊してトイレが使えなくなったり、災害によって断水が起こったりする場合があるので、準備しておきたい防災グッズに「非常用簡易トイレ」も欠かせません。仮設トイレもすぐに設置されるわけではないので、最低3日分、できる限り1週間分を備蓄しておきましょう。災害時はすぐにゴミを捨てられないこともあるので、防臭力の高いものがおすすめです。トイレットペーパーも忘れずに準備!
第4位:現金(528票)
- 結局必要になる
- いざという時には、やはり現金でしょうか
- キャッシュレスが進んでいる今こそ、災害時における現金の重要性をしっかりと認識するべきですね。特にスマホ決済しか使ってない人が多いので
災害発生直後に必要になる!4位は現金!
普段現金をあまり持ち歩かないという人も増えてきましたが、災害発生直後は電子マネーやATMが使えない場合があるので、防災グッズとして「現金」は本当に必要なもの!災害時はお店側もお釣り用のお金を準備できていない場合があるので、小銭を中心に2万円ほど準備しておきましょう。
第5位:衛生用品(生理用品・歯磨きシート・タオル・除菌シートなど)(385票)
- 絶対に必要なものだから
- 能登地震で、飲料水や仮設トイレ等などの大まかな支援を頂く事が出来たが、個人的な支援品までを求める事に躊躇もあったので…
- 特に女性には不可欠です
清潔な状態を保つために欠かせない!5位は衛生用品(生理用品・歯磨きシート・タオル・除菌シートなど)!
清潔な状態を保てないとストレスから健康に影響を及ぼすことがあるので、「衛生用品」は欠かせないアイテム!歯磨きシートは指に装着して口の中を拭き取るだけなので、水が使えない災害時に便利。女性は生理への備えも大切です。最低でも1サイクル分は用意しておきましょう。長時間交換できない場合に備えて、ショーツ型のナプキンがあると安心!
第6位:医薬品(風邪薬・解熱剤・常用薬など)(365票)
- 自分の薬はマストで必須
- 処方薬はすぐに手に入らないと思うので、お薬手帳のコピーと一緒に準備しています
- 災害ストレスで前兆無く突発的に病気に罹ることもある
手元にあると安心!6位は医薬品(風邪薬・解熱剤・常用薬など)!
災害時は環境の変化から体調不良になりやすいため、「医薬品」は本当に必要なもの。災害直後は通常通りの診察を受けられなくなったり、薬局の薬の備蓄がなくなったりする場合があるので、いつも飲んでいる薬があれば数日分すぐに持ち出せるようにしておきましょう。おくすり手帳をコピーしておくのもおすすめです!市販薬では、幅広い症状に効く「総合かぜ薬」や、慣れない環境で崩しがちな胃腸をケアする「胃腸薬」、急な発熱や頭痛に有効な「解熱鎮痛薬」などがあると安心!
第7位:充電器・モバイルバッテリー(339票)
- 避難所に行っても充電器などはないから
- 連絡出来なくなるから
- スマホ・携帯が停電でも使える
大切な人と連絡できるように備えたい!7位は充電器・モバイルバッテリー!
防災ラジオで災害の情報を収集できても、家族や大切な人との連絡はスマホや携帯電話がないとできないですよね。災害がいつ起きても対応できるように、「充電器・モバイルバッテリー」は必ず準備しておきたい防災グッズ!災害時、モバイルバッテリーの充電がなくなって本体をすぐに充電できるとは限らないので、バッテリー容量の大きいものを選びましょう。
第8位:災害用調理器具(カセットコンロ・ガス・紙皿・割箸など)(302票)
- 何か調理できるものがあれば、とてもいい
- 電気、ガスが止まった時の必需品なので
- 経験したから
生活の快適度がアップする!8位は災害用調理器具(カセットコンロ・ガス・紙皿・割箸など)!
ガスや水道などのライフラインが止まってしまったときのために準備しておきたいのが「災害用調理器具」。カセットコンロがあれば、温かい料理を作れたり、お湯を沸かせたりと生活の快適度がアップ。使い捨ての紙皿や割箸を使えば、貴重な水を使わないで済みます。紙皿の上にラップを敷いて使いまわせるようにするのもおすすめです!
第9位:懐中電灯(299票)
- 大事なので
- 夜中はこれがないと暗くてわからない
- 夜、災害が起こって停電する可能性を考えると、まずは明かりが必要。怪我をしてしまっては大変
さまざまな場面で活躍するアイテム!9位は懐中電灯!
停電したときや暗闇の中での避難に役立つ「懐中電灯」は、防災グッズに欠かせないアイテム!防災用としての懐中電灯は、遠距離を照らせるものや長時間使用できるものを選ぶのがポイント。他の防災グッズと電池を共有できるものを選ぶと便利です!点滅機能が付いたものであれば、救助を求めるときにも役立つ!
第10位:防災ラジオ(283票)
- 状況を把握できないのはとても不安だからラジオは必要だと思います
- 情報収集に必須
- 必需品
必要な情報を得るのに役立つ!10位は防災ラジオ!
停電してテレビが見られなくなったり、インターネットに接続できなくなったり、災害時に情報を得られなくなったら不安になりますよね。そんなときに役立つ防災グッズが「防災ラジオ」!東日本大震災のときも、「必要な情報はラジオで得た」という人が多かったのだとか。すぐに使える乾電池タイプがおすすめですが、ソーラー充電や手回し充電機能があると安心!
第11位:ポータブル電源(279票)
- とにかく電源確保。暑さ寒さ対策、スマホの充電などに使える
- 買うか迷ってるけど買おうかな…
- スマホを使うために必要だから
大容量のバッテリーを内蔵した「ポータブル電源」は、電源を確保できない災害時に大活躍する防災グッズ。スマホの充電だけでなく、扇風機や電気毛布、炊飯器などの家電も動かせるので、避難生活の快適さがアップするはず。バッテリー容量にも限界があるので、ソーラーパネル充電に対応したものであれば、停電した災害時でも本体を充電できるので便利です!
第12位:毛布・寝袋(278票)
- 寒さは辛い
- 身体を温めていないとね…四季を問わず
- クッション代わりにもなって身体を休められる
避難所に行っても防寒寝具が人数分あるとは限らないため、「毛布・寝袋」もしっかり準備しておきたい防災グッズ。季節問わず夜中や明け方は肌寒さを感じることが多いので、体を冷やさない毛布や寝袋があれば睡眠の質も上がるはず!寝袋は、布団のようにゆったり眠れる「封筒型」を選ぶのがおすすめです!
第13位:季節用品(夏は日焼け止めや虫よけスプレーなど/冬はカイロや手袋など)(224票)
- 忘れがちだけど、大切
- 季節ごとに防災グッズを見直すのが良いですね
- 本当に必要だと思う
防災グッズは季節に応じて見直し、入れ替えることも大切です。つらい避難生活を少しでも快適に過ごせるように、夏は日焼け止めや虫よけグッズ、いやな汗のベタつきを解消する汗拭きシート、熱中症予防の塩飴、冬は寒さ対策ができるカイロや手袋などを準備しておきましょう!
第14位:給水バッグ(210票)
- やはり水。給水バッグがあれば水の配給があったときに助かる
- 意外と盲点でした
- 自宅避難でも避難所でも必要
水の確保や保管に役立つ「給水バッグ」は本当に必要なもの!避難所や給水所で水を受け取る際に活躍する防災グッズで、水を入れていない状態は非常に軽くコンパクトに収納できます。災害時に水は1人あたり1日3リットルが必要といわれているので、家族の人数に合わせたサイズや数の給水バッグを準備しておきましょう!
第15位:手回し充電器(188票)
- 今は携帯ないと生きられない
- 電源がすべてなくなってもこれさえあれば…
- 手回し充電器とラジオがついているものを買いました
誰かと連絡を取りたいときや情報を得たいときにスマホの充電が切れたら不安になりますよね。そんなときに役立つ防災グッズが「手回し充電器」。名前の通り、ハンドルを回して充電できる充電器のことで、災害時の電源を確保できない環境で大活躍!充電機能以外に、ラジオやライト機能が付いていると便利です。
第16位:アルミ保温シート(180票)
- 本当に温かいです
- コンパクトに持ち運べるので
- あって損はない
「アルミ保温シート」は、寒さや雨から体を守ってくれる防災グッズ。災害時、建物の中に入れないときや寒さが厳しいとき、アルミ保温シートで体を包み込めば体温低下を防止できます。毛布やブランケットよりも軽くて、かさばらず持ち運びもしやすい!家族の人数分しっかり準備しておきたいですね。
第17位:ライト・ランタン(178票)
- 明かりが大事です
- 停電に備えておくことが大事
- ろうそくなどだと火が危ないので
災害時は停電することも多いので、「ライト・ランタン」も本当に必要なもの。夜に災害が発生して避難するとき、足元を照らすのにも役立ちますね。スマホのライトがあれば十分かと思うかもしれませんが、防災グッズとしてのライトやランタンはスマホのライトよりも広い範囲を明るく照らしてくれます!停電していると充電式は使えなくなる場合があるので、電池式や、電池と併用できるタイプを選ぶのがおすすめです。
第18位:携帯浄水器(172票)
- 飲み水は、必要ですね
- 水だけで生還した方がいるので
- どんな状況になってもこれがあればなんとかなるかもしれない
用意していた飲料水や、配給された水がなくなったときに役立つ防災グッズが「携帯浄水器」。河川や雨水をろ過して清潔な飲料水にできるので、災害時に生きていく上で大切な飲み水を確保できます!防災バッグの中に入れておきやすい、コンパクトな「ストロータイプ」の携帯浄水器がおすすめです。
第19位:緊急用ホイッスル(170票)
- 居場所を知らせるために、携帯しておきたい
- 生き埋めになった時、場所がすぐ判るように!
- 災害時に生死を分けると思うから
「緊急用ホイッスル」は、建物が倒壊して生き埋めになったときに自分の居場所を知らせたり、助けを求めたりするときに役立つ防災グッズ。実際にホイッスルの音によって早期発見に繋がったこともあるそうですよ!大音量で人の耳に届きやすく、子どもや高齢者でも簡単に音を出せるものを選びましょう。
第20位:救急セット(162票)
- 最低限の救急セットは必要
- 病院にすぐに行けないし、怪我が怖い
- これかなぁ
災害に巻き込まれたとき、病院にすぐ行けない場合が多いので防災グッズの「救急セット」は絶対に必要。傷口の保護や止血に便利な絆創膏、傷口が化膿して悪化することを防ぐ傷口消毒液、幅広いシーンで使える綿ガーゼ・包帯、ガーゼなどを衛生的に使用できてトゲ抜きにも使えるピンセットなどは最低限用意しておきたいアイテムです!
見直そう!「防災グッズ」本当に必要なものランキングTOP20!
災害が発生したときに、家族や自分の命を守れるように、防災グッズをしっかり準備しておきましょう。足りないものがないか、定期的に見直すことが大切です。防災意識を高めて、災害がいつ起きても対応できるようにしておきたいですね!
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,265名が選んだ<見直そう!「防災グッズ」本当に必要なものランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,265名
調査日:2025年1月28日