永遠の二枚目!昭和のハンサム人気俳優ランキング

写真:Everett Collection/アフロ

時代劇、ホームドラマ、青春映画、刑事もの、ヤクザ映画など、ある意味では昭和の時代の方が現在よりも多様なコンテンツが作られていたと言えるのかもしれません。そして当時活躍した俳優ってとにかくハンサムなんですよね。そんな昭和のハンサム俳優のランキングです。今見てもかっこいい俳優ばかりですよ!

昭和のハンサム人気俳優ランキング
TOP20一覧
  • 1位高倉健 (1,333票)
  • 2位石原裕次郎 (830票)
  • 3位松田優作 (668票)
  • 4位田村正和 (592票)
  • 5位渡哲也 (488票)
  • 6位北大路欣也 (327票)
  • 7位加山雄三 (325票)
  • 8位加藤剛 (304票)
  • 9位三船敏郎 (303票)
  • 10位田宮二郎 (302票)
  • 11位竹脇無我 (240票)
  • 12位菅原文太 (228票)
  • 13位赤木圭一郎 (227票)
  • 14位高橋英樹 (219票)
  • 15位里見浩太朗 (214票)※同率
  • 15位緒形拳 (214票)※同率
  • 17位宇津井健 (211票)
  • 18位萩原健一 (197票)
  • 19位岡田眞澄 (183票)
  • 20位佐田啓二 (180票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<昭和のハンサム人気俳優ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:40代以上の男女(性別回答しないを含む)10,327名/調査日:2021年1月16日

目次

第1位:高倉健(1,333票)

  • やはり貫禄とオーラのようなものがあり凄いと思う
  • 銀幕に映えるような圧倒的存在感
  • 寡黙で優しい男っぷり
  • 渋くて、無口でほんとの昭和のいい男だと思う
  • ブラックレインの劇中、 マイケルダグラスを静かに諭す場面が大好きです
  • やっぱり健さんステキ!

日本における男性像の見本のような存在!1位は高倉健さん!

昭和のハンサム人気俳優という範囲を超越し、日本における男性像のひとつの見本のような存在、それが高倉健さんなんじゃないでしょうか。厳しさのなかの優しさ、寡黙さに秘めた熱情、どこまでも誠実で正直、常に謙虚、そんな美しい人間像を凝縮したような男性でした。どの作品も名演ばかりで代表作を絞りにくいのですが、映画「八甲田山(昭和52年・1977年公開)」や「鉄道員(平成11年・1999年公開)」での降りしきる雪と健さんを見ていると、日本画のような美しさを感じますよね。2位の倍近い票を得た高倉健さんが第1位でした!

第2位:石原裕次郎(830票)

  • 自分にとっての永遠のスターは裕次郎さんですね!
  • なんといっても、一番足が長い
  • スター中のスターと思う
  • なにもかもスケールがおおきくて、かっこよかった
  • やっぱり、タフガイ裕次郎さんですね
  • ミスタージャパンの名優

昭和の日本を牽引した大スター!2位は石原裕次郎さん!

52歳でお亡くなりになって30年以上が過ぎているにもかかわらず「石原裕次郎」というビッグネームは、いまだ燦然とした輝きを放っています。映画、ドラマ、歌謡界、ヨット、俳優プロダクション経営などで幅広い活躍を見せてくれた裕次郎さん、単に人気俳優であっただけではなく、昭和の日本を牽引したまさしく大スターでした。裕次郎さんと同世代男性にとってはファッションアイコンでもありましたね。「太陽にほえろ!(昭和47年・1972年放送開始)」以外にも代表作多数!

第3位:松田優作(668票)

  • 永遠のヒーロー
  • 何から何まで格好良く、とても存在感のある方でした
  • カリスマ性があって未だにカッコいい
  • 生き様がカッコいい
  • 優作最高

強烈な個性を輝かせたカリスマ俳優!3位は松田優作さん!

「太陽にほえろ!(昭和47年・1972年放送開始)」のジーパン、「探偵物語(昭和54年・1979年放送開始)」の工藤俊作、いずれも松田優作さんの個性をそのままキャラクター化したような役柄でしたね。その他の作品においても「松田さん以外にその役柄は務まらない」と思わせるような、強い印象を残す俳優でした。初のハリウッド作品「ブラックレイン(平成元年・1989年)」公開直後、病に命を奪われてしまった松田さん、人気俳優としてまさにこれからという時期でしたね。

第4位:田村正和(592票)

  • イケメンなのに色々な役に挑戦されていたが、どんな役も自分のものにして、色々なドラマや映画も面白かった
  • イケメンは時代によって違ってくるけど、この人は今の時代でも十分通用する普遍的な美形
  • コメディーも出来る二枚目だから

唯一無二の俳優オーラをお持ちです!4位は田村正和さん!

「眠狂四郎(昭和47年(1972年放送開始)」では妖艶でミステリアスな剣客、「パパはニュースキャスター(昭和62年・1987年放送)」ではコミカルなシングルファザー、そして「古畑任三郎シリーズ(平成6年・1994年放送開始)」では理知的だけど個性際立つ刑事。さまざまな役柄で名演を見せるカメレオン俳優でもあった田村さんは、役柄になりきっていても、常にどこか「田村正和」さんらしさがありました。独特かつ孤高の存在感をもっともっと見続けていたかったです!

第5位:渡哲也(488票)

  • 西部警察をよく見てました
  • 角刈りが似合っているから
  • 俳優としてだけではなく、人との接し方、生き様も含めていい男だと思う

アメコミヒーローばりの刑事姿がかっこよかった!5位は渡哲也さん!

キリッとしたスリーピーススーツにトレンチコート、ティアドロップ型のサングラス、ショットガンを構えチームの先頭に立ち犯罪者に立ち向かうリーダー、そして決め台詞の「自分は西部署の大門だ」…、まるでアメコミのヒーローのような颯爽としたキャラクターこそが、代表作「西部警察(昭和54年・1979年放送開始)」での渡さんの勇姿です。大病を患われながらも役者として、また事務所社長として弱い姿を見せることのなかった素晴らしい人気俳優でした。

第6位:北大路欣也(327票)

  • 渋くてステキです
  • 東映時代劇の若様の役
  • キリッとしてて昭和の俳優にぴったり

芸歴60年以上にして現在も第一線で活躍!6位は北大路欣也さん!

2020年放送の「半沢直樹」でも、東京中央銀行の頭取として圧倒的な存在感を示した北大路欣也さん。2023年で80歳を迎えられたなんて信じられますか?重厚で風格漂う役柄を担う役者として、今の日本を代表する名優のおひとりです。デビューは昭和31年(1956年)公開の「父子鷹」で、若き日の勝海舟役を演じました。芸歴はすでに60年を超えています。昭和の時代劇を彩った銀幕スター、そして現代劇でも今なお第一線で活躍する人気俳優です。

第7位:加山雄三(325票)

  • 歌、スポーツ、役者と三拍子が備わっているから!!
  • 若大将シリーズよく見ました。大好きです
  • エレキブーム時、ヒット曲も連発で若者達の憧れでした

昭和〜平成〜令和までずーっとハンサム!7位は加山雄三さん!

昭和36年(1961年)から約20年間にわたって18作品が制作された「若大将シリーズ」。加山雄三さんの愛称「若大将」はもちろんこの映画シリーズによるものですね。当時のシャイニーな若者を描いた青春映画シリーズ、そのアイコン的存在の人気俳優が加山さんでした。また俳優として活躍されると同時にミュージシャンとしても多くのヒット曲をお持ちの加山さんです。昭和30年代から平成、そして令和になり80歳を超えた今でもずーっとハンサムってすごいですよね!

第8位:加藤剛(304票)

  • 知性と教養があるのが滲み出ている感じが好きでした
  • 再放送の時代劇を見たら、ハンサムすぎてびっくりした
  • 品があって本当にハンサムな人だと思う

人間味あふれる奉行役とご本人の人柄がオーバーラップ!8位は加藤剛さん!

「大岡越前」(昭和45年/1970年放送開始)で足掛け約30年間にわたり主役の大岡忠相を演じておられたのが加藤剛さん。大岡裁きとも言われる公正で人情あふれる奉行役を長く務められたのは、加藤さんの人間味と役柄がオーバーラップしていたからこそではないでしょうか。ハンサムでいらっしゃったのはもちろんですが、加藤さんに関しては「美しい」という言葉がとても似合う人気俳優でした。長く共演を続けた11位の竹脇無我さんとはプライベートでも親友だったそうですよ。

第9位:三船敏郎(303票)

  • 国際的スターだから
  • 三船+黒澤=名作
  • バリバリに黒澤映画に出ている時を知らなかったが、ある時、その昔の映像を見て、かっこいいなあと思った

黒澤監督と共に世界的な映画スターに!9位は三船敏郎さん!

昭和23年(1948年)、黒澤明監督の「酔いどれ天使」に主役のひとりとして出演して以降、「七人の侍(昭和29年・1954年公開)」をはじめ黒澤作品に16作も出演している三船敏郎さん。黒澤作品には欠かせない俳優で、演出に厳しいことで有名な黒澤監督でさえ、三船さんには全幅の信頼を寄せておられたそうです。黒澤作品の世界的評価と共に、三船さんの知名度も世界的水準に。日本の人気俳優というだけに留まらず、国際的な映画スターとして華々しい活躍をされた名優です。

第10位:田宮二郎(302票)

  • 『悪名』です
  • 白い巨塔の財前教授を演じた彼を思い出す。迫真、力のある演技だった
  • いい男でしたねえ。憧れたものでした

熱い俳優としてクールな司会者として活躍!10位は田宮二郎さん!

田宮二郎さんと言えば、昭和53年(1978年)放送開始のテレビドラマ「白い巨塔」での主役・財前五郎を思い起こす方が多いのではないでしょうか。原作者の山崎豊子さんに直談判してこの役を得るほどの熱の入れようだったそうです。一方でクイズ番組「クイズタイムショック」の司会者を昭和44年(1969年)から昭和53年(1978年)まで担当。人気俳優がバラエティ番組のMCを務めるという新しいスタイルの先駆者ともなられた方でしたね。

第11位:竹脇無我(240票)

1970〜1980年代にかけて、時代劇からホームドラマまで多彩な作品に出演し、人気俳優の地位を確立していった竹脇無我さん。ハンサムとしか言いようがない顔立ち、知的で優しそうな雰囲気、温かくて渋い美声などから、女性ファンの多い俳優として昭和の時代に輝いておられました。昭和45年(1970年)放送開始から足掛け約30年間続いた「大岡越前」では医者・榊原伊織役として出演。またドラマ「清水次郎長(昭和46年・1971年放送開始)」では主役の次郎長を務められました。

第12位:菅原文太(228票)

昭和48年(1973年)、深作欣二監督による「仁義なき戦い」が公開され、以降のシリーズでも主演を務めたのが菅原文太さんです。それまでの任侠映画とは一線を画した実録ものと呼ばれるノンフィクションタッチの当シリーズ、暴力団のリアリティを追求した演技で一気に人気俳優となったのが菅原さんでした。その後、昭和50年(1975年)から始まった「トラック野郎」シリーズも大ヒットしました。「千と千尋の神隠し」で釜爺の声を担当したのも菅原さんですよ。

第13位:赤木圭一郎(227票)

代表作の映画「霧笛が俺を呼んでいる(昭和35年・1960年作品)」公開から半年あまり、1961年に不慮の事故で早逝した赤木圭一郎さん。人気俳優としてまさにこれからという時期に、21歳の若さでこの世を去ることとなり、伝説的存在となった俳優です。マドロスものと呼ばれる船乗りを主人公とした映画群の中で「霧笛が俺を呼んでいる」が圧倒的な人気を誇るのは若々しい赤木さんの風貌のおかげ。赤木さんが歌った主題歌も大ヒットしました。

第14位:高橋英樹(219票)

時代劇の主役って、昭和時代に人気俳優になるためのひとつの「条件」のようなお仕事。「桃太郎侍(昭和51年・1976年放送開始)」「遠山の金さん(昭和57年・1982年放送開始)」「三匹が斬る!(昭和62年・1987年放送開始)」という3つの名作で主演を務めた高橋英樹さん、キリッとしたお顔立ちに髷がお似合いで、ハンサム時代劇役者の代表格ですね。
Q. 高橋さんにはCM仕事でも代表作がありますがいったいなんでしょう?
A. 「正解は!」そう、新潟のあの製菓企業です!

第15位:里見浩太朗(214票)※同率

里見浩太朗さんと言えばやっぱり時代劇のイメージ。昭和・平成・令和を通じて第一線で活躍されていて、芸歴50年以上を誇る大ベテランの人気俳優ですね。里見さんの数ある代表作の中でもやはり「水戸黄門( 1971年~1988年には助さん、2002年~2011年には黄門様として出演)」と「長七郎江戸日記(昭和58年・1983年放送開始)」は外せません。時代劇での里見さんって絵に描いたようなかっこよさです。コンサートやディナーショーで聴かせてくれる素敵なお声も里見さんの魅力ですね。

第15位:緒形拳(214票)※同率

昭和を代表する演技派として、映画・テレビドラマ・舞台など幅広いジャンルで活躍した人気俳優の緒形拳さん。個性的な難役にも積極的に取り組まれ、比類なき演技で絶対的な存在感を示したまさに名優でした。今村昌平監督作品の「楢山節考(昭和58年・1983年公開)」ではその演技を世界が評価。作品はカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞しました。2008年に71歳で亡くなられた際、日本政府は緒形さんの演劇界への貢献に対して旭日小綬章を授与しました。

第17位:宇津井健(211票)

昭和40年・1965年放送開始のテレビドラマ「ザ・ガードマン」の主役で火がつき、その後山口百恵さん主演の「赤い」シリーズ(昭和49年・1974年放送開始)では百恵さんの父親役として広くお茶の間に知れ渡った宇津井健さん。宇津井さんって、いつも清潔感があって、折り目正しい佇まいが印象的。悪役のイメージがない俳優でした。晩年は藤岡琢也さんに代わって「渡る世間は鬼ばかり」の主役も務めておられましたね。

第18位:萩原健一(197票)

グループサウンズが隆盛を極めた1960年代後半、ザ・テンプターズのヴォーカリストとしてスーパーアイドルのような存在だった萩原健一さん。ショーケンというニックネームでもおなじみですね。演技の世界にも挑んだ萩原さんは、「太陽にほえろ!(昭和47年・1972年放送開始)」「傷だらけの天使(昭和49年・1974年放送開始)」「前略おふくろ様(昭和50年・1975年放送開始)」など昭和を代表するような名作ドラマで、圧倒的な存在感を示す人気俳優となられました。

第19位:岡田眞澄(183票)

日本人を父に、そしてデンマーク人を母に持ち、フランス・ニースに生まれた岡田眞澄さん。184cmの長身と甘いマスクは、昭和の時代にありながらインターナショナルな雰囲気漂う、稀有な存在の人気俳優でした。タレントとしても様々なお仕事で活躍。「とんねるずのみなさんのおかげです」では「仮面ノリダー」のファンファン大佐として人気者だったことを覚えていらっしゃる方も多いのでは。バラエティでも常にダンディな岡田さんでした。

第20位:佐田啓二(180票)

昭和の邦画で多くの方が名作として挙げる「君の名は」(昭和28年/1953年公開)。岸惠子さんとともに主役を務めた佐田啓二さんは、この作品で人気俳優としての地位を不動のものとされました。人気絶頂のころ、撮影に向かっていた佐田さんは乗車していた自動車の事故により急逝。女優、エッセイストである中井貴恵さん、俳優である中井貴一さんのお父様です。

昭和のハンサム人気俳優ランキングTOP20!

戦後の邦画隆盛時代に活躍した銀幕スターから、1970年代以降のテレビドラマブームでも活躍した個性派俳優までバラエティに富んだ名優が勢ぞろいしましたね。
以上、40代以上の男女(性別回答しないを含む)10,327名が選んだ「永遠にいい男!昭和のハンサム俳優ランキング」でした。あなたが思う昭和のハンサム人気俳優はランクインしていましたか?

編集者:畑中
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:40代以上の男女(性別回答しないを含む)10,327名
調査日:2021年1月16日

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