今回はウェブアンケートにて総勢9,200名に調査した<令和で激変!昭和のサラリーマンあるあるランキング>を発表します。若者世代とベテラン世代、常識と思っていることが違うことはよくありますね。それはサラリーマンの世界も同じ!さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位職場でタバコが吸えた (1,666票)
- 2位給料は袋に現金で手渡し (1,297票)
- 3位「24時間戦えますか」のCMが流行 (1,021票)
- 4位週5日ではなく週6日勤務 (749票)
- 5位勤怠はタイムカードをガチャンと打刻 (616票)
- 6位朝礼ではラジオ体操や社訓の唱和が定番 (489票)
- 7位コーヒーは自分専用の湯のみに淹れてもらう (481票)
- 8位出先からの電話は公衆電話 (424票)
- 9位パソコンではなくワープロが会社に数台のみ (404票)
- 10位ボーナスは税金を引かれない (379票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<令和で激変!昭和のサラリーマンあるあるランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)9,200名/調査日:2023年5月12日
第1位:職場でタバコが吸えた(1,666票)
- 灰皿をキレイにすることが朝イチの仕事でした
- タバコの匂いと、机の上の灰がすごかった!
- 昔は飛行機や新幹線でもどこでも喫煙できて煙だらけだった
給湯室に吸い殻用の金属バケツが常設されてました!1位は職場でタバコが吸えた!
2020年4月より全面施行された改正健康増進法で屋内は原則禁煙となり、勤務途中にタバコを吸える場所はかなり限られてきましたよね。しかし、駅のホームでも電車やバスの車内でも飛行機の中でもタバコが吸えたのが昭和時代!当然、オフィスのデスクでタバコをふかしながら仕事をしていた人もいました。喫煙者のデスクには銀の灰皿に吸い殻がてんこ盛り…なんていうのもよく見られた風景。今の時代からは考えられない、昭和を代表する風景となりました!
第2位:給料は袋に現金で手渡し(1,297票)
- 現金でもらった方が働いたって感じる
- ボーナスで袋を立てたかった。もう一歩だった
- 銀行にみんなの分を取りに行ったなぁ〜
封筒の厚みが嬉しかった!2位は給料は袋に現金で手渡し!
昭和時代を描いた漫画やドラマには、「給料袋を胸ポケットに飲みに行く」なんてシチュエーションがよく出てきたものです。現金で受け取ることによって、給料のありがたみや労働の実感も増すような気がしますが、反面もしその袋を落としたら…!と思うとゾッとしますね。
給与の銀行振り込みの習慣は、昭和40年代初めごろから始まり、徐々に広がっていきました。あの有名な「3億円事件」で給料日に大量の現金輸送の危険性が認識されたことも追い風になったとか。
第3位:「24時間戦えますか」のCMが流行(1,021票)
- 時代を見事にCMにしたね
- 実際にモーレツに働いた
- 『企業戦士』なーんて言葉もありましたよねー。友人や同期の連中と残業時間の長さを自慢し合ったり、今では考えられない時代だった様に思います
残業時間の長さを自慢しあっていた人も…!3位は「24時間戦えますか」のCMが流行!
「24時間戦えますか」のCM、懐かしいですね~。俳優の時任三郎さんがビジネスマンに扮し、様々なバリエーションで作られた栄養ドリンク「リゲイン」のCMは大ヒットし、「24時間戦えますか」は1989年(平成元年)の「ユーキャン 新語・流行語大賞」の銅賞を受賞しています。“世界で戦う日本のビジネスマン”を歌ったこの歌は、当時のエネルギッシュな世相をよく反映していますね。2014年の「リゲイン エナジードリンク」のCMの歌詞は「24時間戦うのはしんどい」に変化していて、これも時代の流れ…!
第4位:週5日ではなく週6日勤務(749票)
4位は週5日ではなく週6日勤務!
- 学校も週6でしたね
- なんなら週7もあったよ
- 今でこそ週休2日制が当たり前ですが、当時は普通でしたね
1987年(昭和62年)に労働基準法が改正され、週5日勤務が基本となりましたが、それまでは1日8時間、週48時間が基準。週6日勤務が法律でも前提だったんですね!法改正から一気に週休2日制が進んだわけではなく、大企業から段階的に広まっていき、全国的に一般化するまでにはそれから10年ほどかかったそうです。現在は週休3日制を導入する企業も出てきて、働き方がどんどん進化・変化していますね!
第5位:勤怠はタイムカードをガチャンと打刻(616票)
5位は勤怠はタイムカードをガチャンと打刻!
- タイムカードは懐かしいですね
- 今もタイムカードを使っている企業あるよね?
令和の勤怠管理は、静脈認証やクラウド型の勤怠管理システムなどを使って行うことが多いですよね。しかし昭和時代は、紙のタイムカードをタイムレコーダーという機械にいれて、ガチャンと打刻して勤務時間を確定させていました。それを月末に人の目でチェックして、残業や遅刻などの勤怠管理をアナログでしていたんですね。ちなみに国産のタイムレコーダーがはじめて開発されたのは1931年(昭和6年)だったそうです!
第6位:朝礼ではラジオ体操や社訓の唱和が定番(489票)
6位は朝礼ではラジオ体操や社訓の唱和が定番!
- ラジオ体操はともかく社訓唱和がマジ余計だった
- ラジオ体操で体をほぐす!
始業時に朝礼を行っている会社は令和でもありますが、昭和のオフィスでは朝礼で「社訓の唱和」や「全員でラジオ体操」を行っていた会社も多かったとか。ちなみにラジオ体操は逓信省簡易保険局(現在のかんぽ生命保険)が「国民保健体操」として制定。1928年(昭和3年)からラジオ放送がはじまり、現在まで「ラジオ体操」の名称でおなじみとなっています!
第7位:コーヒーは自分専用の湯のみに淹れてもらう(481票)
7位はコーヒーは自分専用の湯のみに淹れてもらう!
- 各々のカップを覚えることが新人の最初の業務だった
- コーヒーでもお茶でもいいように、マグカップ用意してました
来客があったときだけでなく、毎朝オフィスの全員にお茶やコーヒーを淹れる「お茶汲み」が新人の最初の仕事!といった習慣も。それぞれの専用の湯のみやマグカップがあって、どれが誰の湯のみか、お茶やコーヒーの濃さやミルクの有無など好みを覚えないといけなかったわけです…大変でしたね…。
第8位:出先からの電話は公衆電話(424票)
8位は出先からの電話は公衆電話!
- 黒電話も懐かしい
- 遠方出張のときは、コレクトコールも使いました
- 今ではあり得ない光景になりましたね
肩から掛けるショルダーフォンが登場したのが1985年(昭和60年)。平成初期にはポケベルが誕生しますが、それでも外出先から電話をしようと思ったら公衆電話を探すしかありませんでした。駅の公衆電話に長い列を作って待った…という経験を持つベテラン世代の方も多いはず!
第9位:パソコンではなくワープロが会社に数台のみ(404票)
9位はパソコンではなくワープロが会社に数台のみ!
- やっとワープロの使い方を覚えたころに今度はパソコン!
- 書類をワープロで作っていた時代が懐かしい
日本にパソコンが普及しだしたのは、1995年(平成7年)にWindows95が発売されてから。オフィスに当たり前にあるようになったのは2000年(平成12年)ごろと言われています。それまではワープロで文書の清書をするくらいで、他のことは全てアナログ!昭和から令和への進化が凄まじいですね!
第10位:ボーナスは税金を引かれない(379票)
10位はボーナスは税金を引かれない!
- 羨ましい~!
- これ初耳!本当に?
昭和のころは、税金や社会保険料が引かれるのは月給だけで、ボーナス(賞与)からは引かれていませんでした。この常識が変わったのは2003年(平成15年)。ほとんどの企業が年に2回ボーナスを支給するようになり、「固定的な収入」と考える“総報酬制”が導入され、ボーナスからも税金や社会保険料が引かれるようになりました。
令和で激変!昭和のサラリーマンあるあるランキングベスト10
以上、30代以上の男女(性別回答しないを含む)9,200名が選んだ<令和で激変!昭和のサラリーマンあるあるランキング>でした。
有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)9,200名
調査日:2023年5月12日