今回はウェブアンケートにて総勢8,651名に調査した<三河弁!意味が難しい「愛知の方言」ランキングPart2>を発表します。愛知県の方言といっても、地域や年代によって使い方は様々。大まかに分けると、主に西部で使われる名古屋弁と、東部で使われる三河弁の2つになります。今回はそのうちの三河弁をご紹介。子どもが遊ぶ「かっちん玉」って?「らんごくない部屋」ってどんな部屋?「砂糖の量はめっそで」ってどういう意味?気になる方はさっそくランキングをチェック!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<三河弁!意味が難しい「愛知の方言」ランキングPart2>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,651名/調査日:2025年4月6日
第10位:あーへん(無い)(492票)
10位は「あーへん(無い)」!
- 関西ではいーへん(いない)とはいうが、あーへんは分からないわ~
- 説明が無かったら何のことだか分からない
- ら…抜き?
三河弁で「無い」は「あーへん」と言います。響きから、外国語のようにも聞こえますね。「ノートがあーへん(ノートがない)」や、あるかどうかの問いかけに「あーへん」と答えるなどの使い方があります。標準語の「無い」よりも三河弁の「あーへん」はやさしい響きがするのがいいですね。食べる予定だった料理のお皿が空になっていた時、「無い」と言われるよりも「あーへん」と言われたほうが、なんとなく残念な気持ちも和らぐような気がします!
第9位:かっちん玉(ビー玉)(510票)
9位は「かっちん玉(ビー玉)」!
- これ僕はベーゴマのイメージ
- どうゆう意味でビー玉がかっちん玉になったのか気になる
- ビーと言ったほうが早いと思うけど
三河弁で「かっちん玉」とは「ビー玉」や「ビー玉同士をぶつける遊び」のこと。こちらは三河だけでなく名古屋などでも使われている方言です。ビー玉同士をぶつけたときに出る音が方言のもとになったようです。ビー玉遊びをする子どもをあまり見かけなくなっていますが、「かっちん玉」という方言も、その遊びも無くならないでほしいですね。ちなみに名古屋市の六所神社で行われる「カッチン玉祭」の「カッチン玉」は、「ビー玉」ではなくへその緒を模した色鮮やかな飴のこと。安産・生育などにご利益があるとされています!