子どもの成長を優しく支えてくれる絵本。大人になってからもずっと記憶に残っているという人も多いはず。長く愛される絵本は、大人になってから読んでも心に刺さる、奥深い物語ばかりですよね。そこで今回は、「ベストセラー絵本のおすすめ人気ランキングTOP20」をご紹介します!
TOP20一覧
- 1位「ぐりとぐら」 (428票)
- 2位「100万回生きたねこ」 (286票)
- 3位「はらぺこあおむし」 (278票)
- 4位「ごんぎつね」 (271票)
- 5位「手ぶくろを買いに」 (220票)
- 6位「スイミー 小さなかしこいさかなのはなし」 (182票)
- 7位「ブレーメンのおんがくたい」 (175票)
- 8位「おおきなかぶ」 (153票)
- 9位「ノンタンぶらんこのせて」 (144票)
- 10位「いないいないばあ」 (126票)
- 11位「エルマーのぼうけん」 (124票)
- 12位「三びきのやぎのがらがらどん」 (119票)
- 13位「おばけのバーバパパ」 (110票)※同率
- 13位「からすのパンやさん」 (110票)※同率
- 15位「そらまめくんのベッド」 (103票)
- 16位「ねずみくんのチョッキ」 (100票)
- 17位「ずーっとずっとだいすきだよ」 (96票)
- 18位「おおきくなるっていうことは」 (93票)
- 19位「スーホの白い馬」 (91票)
- 20位「ねないこだれだ」 (89票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<ベストセラー絵本のおすすめ人気ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)5,235名/調査日:2024年10月5日
第1位:「ぐりとぐら」(428票)
- 自分が園児の時から好きな本で、自分の子どもにも読んだし、孫ができたら孫にも絶対読んであげたい
- 大人になっても覚えてるから
- 大きなパンケーキを作るシーンが忘れられなくて子どもの頃何度も読んだ記憶があるから
何度読んでもワクワクする!1位は「ぐりとぐら」!
幅広い世代から人気を集めるロングセラー絵本「ぐりとぐら」。お料理することと食べることが大好きな、赤と青のつなぎと帽子がトレードマークのふたごのねずみが主人公。大きな卵を見つけて大きなカステラを作る物語は、何度読んでもワクワクします!子どもの頃、「ぐりとぐらが作った大きなふわふわのカステラが食べたい!」と思った人も多いはず。
作者は中川李枝子さんで、「ぐりとぐら」シリーズの絵は中川さんの妹の山脇(旧姓・大村)百合子さんが描いています。中川さんは「いやいやえん」「そらいろのたね」など、どの時代も変わらず愛される多くの児童文学を生み出しました!
■文:なかがわりえこさん
■絵:おおむらゆりこさん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第2位:「100万回生きたねこ」(286票)
- 本当に名作。素晴らしい絵本です
- 解釈は人それぞれあると思う。大好き
- 大人が読んでも泣ける
大人にもおすすめな奥深い物語!2位は「100万回生きたねこ」!
多くの人に読み継がれているベストセラー絵本「100万回生きたねこ」。100万回生まれ変わり、いろんな人たちに可愛がられてきたとらねこが、一匹の美しい白ねこに出会って真実の愛を知る物語。さまざまな解釈ができる奥が深い絵本で、大人になってから読み返すと幼い頃とは違う感想になるかも!?
■作・絵:佐野洋子さん
第3位:「はらぺこあおむし」(278票)
- 立体的でカラフルでとても惹き付けられる
- エリック・カールさんの作品は絵も綺麗でお話も読みやすい物が多い
- 世界中で愛されてるし、子どもが小さいときに何度も何度も読んだから
楽しいしかけもあるベストセラー絵本!3位は「はらぺこあおむし」!
豊かな色彩が印象的なベストセラー絵本「はらぺこあおむし」。日曜日の朝に生まれたあおむしが、おいしそうなものをたくさん食べて最後には美しい蝶となる物語。読みながら自然に数を覚えられるイラストや、穴に指を入れて遊べるしかけもあるのが魅力の絵本です!
■作:エリック・カールさん
■訳:もりひさしさん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第4位:「ごんぎつね」(271票)
- 何度読んでも本当に悲しいけど、大切なことを教えてくれる名作
- 読み継がれてほしい作品
- 小さいうちはちょっとショックかな。小学生くらいになったら読んでほしいな
何度読んでも胸が締め付けられる!4位は「ごんぎつね」!
教科書にも掲載されている、ロングセラー絵本「ごんぎつね」。兵十が病気の母親のためにとったうなぎをいたずらでとってしまったごんぎつねが、後悔の気持ちから栗や松茸を兵十のもとへこっそり届けるが…。何度読んでも悲しいラストに胸が締め付けられますよね。子どもも大人も泣ける名作です!
■作:新美南吉さん
■絵:黒井健さん
■出版社のおすすめ年齢:5歳~
第5位:「手ぶくろを買いに」(220票)
- 心温まるジーンとくるお話だな~とおもいます
- 優しくて温かいお話
- 可愛いから
心温まる優しい物語!5位は「手ぶくろを買いに」!
柔らかな絵と豊かな情景描写が魅力のロングセラー絵本「手ぶくろを買いに」。人間の町へ手ぶくろを買いに出かける母狐と子狐。怖い体験を思い出して動けなくなった母狐は、子狐の片手を人間の子どもの手に変えて、その手で手ぶくろを買うようによくいいきかせますが…。寒い冬の物語ですが、読んだ後は心が温かくなります!
■文:新美南吉さん
■絵:黒井健さん
■出版社のおすすめ年齢:5歳~
第6位:「スイミー 小さなかしこいさかなのはなし」(182票)
画像はInstagram(@leolionni_japan)から引用 《拡大》
- 感動するので!
- スイミー、大人になってからよく思い出します。いい話
- 大好きです!絵もきれいだし、ことばも素敵
独創的な絵に惹かれる!6位は「スイミー 小さなかしこいさかなのはなし」!
世界中でロングセラーの絵本「スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし」。兄弟みんなが大きな魚にのまれてひとりぼっちになってしまった小さな黒い魚のスイミーが、海を旅するうちにさまざまな素晴らしいものを見て強く賢くなっていく物語。世界中で親しまれているこの絵本は、日本では谷川俊太郎さんによって訳され、愛され続けています。
■作:レオ=レオニさん
■訳:谷川俊太郎さん
第7位:「ブレーメンのおんがくたい」(175票)
- 子どものころ、初めて読んだとき感動したことを思い出しました
- 楽しい話だから
- みんなで力を合わせることの大切さを教えているので
みんなで力を合わせてどろぼうを追い出す!7位は「ブレーメンのおんがくたい」!
グリム童話を絵本化した「ブレーメンのおんがくたい」。飼い主に見放されたロバ、犬、猫、おんどりが音楽隊に入るためブレーメンを目指し歩いていると、どろぼうの家を見つけて…。種族の違う動物たちが、力を合わせてどろぼうを家から追い出すシーンがワクワクする!
■作:グリムさん
■絵:ハンス・フィッシャーさん
■訳:せたていじさん
■出版社のおすすめ年齢:5歳~
第8位:「おおきなかぶ」(153票)
- いい話だし、絵もいい!
- 子供の頃に何度も読んでもらった記憶があります
- 我が家の2歳が『うんとこしょ、どっこいしょ!』と言って何度も読み聞かせをせがんできます
掛け声が印象的なベストセラー絵本!8位は「おおきなかぶ」!
ロシアの昔話を絵本にした「おおきなかぶ」。おじいさんが植えたかぶがとてつもなく大きく育ち、大きなかぶをみんなで一緒に抜こうとする「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声が印象的ですよね。おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみが一列になってかぶを引っ張る絵の魅力にも引き込まれます!
■文:A・トルストイさん
■絵:佐藤忠良さん
■訳:内田莉莎子さん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第9位:「ノンタンぶらんこのせて」(144票)
- ノンタンシリーズ全て好きだから
- この絵本で子どもが数字を覚えました!
- ノンタンシリーズはとてもほっこりしますね
楽しい魔法のおまじないが印象的!9位は「ノンタンぶらんこのせて」!
「ノンタンあそぼうよ」シリーズの「ノンタンぶらんこのせて」。おともだちに「ぶらんこ のせて」と言われてもなかなか順番を代わってあげないノンタン。楽しい遊具をひとりじめしたくなる子どもの気持ちを愉快に表現し、順番を守ることの大切さを伝えている名作です!絵本に出てくる素敵な“魔法のおまじない”を、いろんなシーンで使っていたという人も多いはず。
■作・絵:キヨノサチコさん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第10位:「いないいないばあ」(126票)
- 0歳のときに何度も読み聞かせました。『ばあ!』のところでたくさん笑ってくれましたよ
- 大好きな絵本です
- 印象的です。昔からあるのでそれも安心
初めての絵本におすすめ!10位は「いないいないばあ」!
日本の絵本で初めて累計出版部数700万部を突破した、ロングセラー絵本「いないいないばあ」。ねこやくまなどが「いないいないばあ」をするシンプルな作品で、ページをめくるたび子どもが笑顔になれる素敵な絵本。「ばあ」のシーンの動物たちは、赤ちゃんと目が合うように描かれているそうですよ!
■文:松谷みよ子さん
■絵:瀬川康男さん
■出版社のおすすめ年齢:0歳~
第11位:「エルマーのぼうけん」(124票)
- 名作ですね~
- 小学校1年生の時の誕生日プレゼントでした!
- 昔読んだな。面白かったな
少し長めのお話に興味が出てきた子どもたちにおすすめの、ベストセラー絵本「エルマーのぼうけん」。少年・エルマーがりゅうの子どもを助けるために、どうぶつ島へと冒険の旅に出発する物語。チューインガムでトラを倒したり、棒付きキャンディーでワニに橋を作らせるなど、ワクワク&ハラハラな展開に惹き込まれます!
■文:ルース・スタイルス・ガネットさん
■絵:ルース・クリスマン・ガネットさん
■訳:わたなべしげおさん
■出版社のおすすめ年齢:5歳~
第12位:「三びきのやぎのがらがらどん」(119票)
- 勇気を出すことの大切さがわかる
- なつかしい!好きでした
- 子どもが5歳くらいのときに大好きだった本です。いい絵本だと思います!
深みのある絵が印象的な、ロングセラー絵本「三びきのやぎのがらがらどん」。草を食べに橋の向こう側の山に行こうとする3匹のやぎと、谷川に住む恐ろしい化け物“トロル”の対決を描いた物語。爽快感のあるラストで、何度読んでも子どもたちを飽きさせない面白さです!
■絵:マーシャ・ブラウンさん
■訳:せたていじさん
■出版社のおすすめ年齢:4歳~
第13位:「おばけのバーバパパ」(110票)※同率
- 絵が独特の可愛さがあり、家族愛や地元愛に溢れているから
- かわいいキャラクターに癒やされる
- いろんな形になるのが夢があって楽しくて大好きだった
世界各国で愛される、ロングセラー絵本「おばけのバーバパパ」。バーバパパの記念すべき最初の物語で、土の中から生まれてきたやさしいバーバパパが、みんなの人気者になるまでを描いています。細かいところまでじっくり見たくなるような、独特な可愛い絵も魅力的です!
■作:アネット・チゾンさん タラス・テイラーさん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第13位:「からすのパンやさん」(110票)※同率
- いろんなパンの絵があって可愛い美味しそうだから!
- からすの4きょうだいがかわいいし、パンがいっぱいで美味しそう
- いい絵本ですよね。かこさとしさんの絵本シリーズは大好きです
50年以上愛され続ける、ロングセラー絵本「からすのパンやさん」。4羽の赤ちゃんを育てながらお店を切り盛りし、家族の力でお店を大繁盛させていくワクワクした物語。見開きいっぱいに描かれた、ユニークで可愛いパンのページは、多くの子どもたちの「お気に入りのページ」です!読んだらパンを食べたくなること間違いなし!
■作・絵:かこさとしさん
■出版社のおすすめ年齢:4歳~
第15位:「そらまめくんのベッド」(103票)
- よく読んであげました
- シリーズ全部好きです!
- 面白くて可愛いから
「そらまめくん」シリーズの第1作目である「そらまめくんのベッド」。誰にも貸してあげない宝物の“ふわふわのベッド”がなくなってしまったことをきっかけに、“貸してあげる優しい気持ち”が芽生えてきます。自分の大切なものを貸してあげる優しさや、困っている友達を助けてあげることの大切さを感じられるおすすめの絵本です!
■作・絵:なかやみわさん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第16位:「ねずみくんのチョッキ」(100票)
- みんなが着れるチョッキの発想が面白い
- ねずみくんがかわいいから
- まさにロングセラーですね
多くの子どもたちから愛され続ける、ロングセラー絵本「ねずみくんのチョッキ」。おかあさんが編んでくれた赤いチョッキを、ねずみくんよりも大きな動物たちが「ちょっときせてよ」と着ていって伸びてしまう…という物語。シンプルな語り口で読みやすく、ユーモアのあるオチが魅力の絵本です!
■文:なかえよしをさん
■絵:上野紀子さん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第17位:「ずーっとずっとだいすきだよ」(96票)
- 別れが悲しいだけじゃないということを教えてくれます
- 今読んでも泣いちゃう。でもあったかいお話で大好き
- エルフィーとの友情がグッとくるから
教科書にも採用されている、ロングセラー絵本「ずーっとずっとだいすきだよ」。一緒に大きくなった少年と犬の絆を描いた心温まる物語。愛するペットと別れる悲しさを和らげる方法に涙が溢れる。言葉に出して「だいすき」という気持ちを伝えることの大切さを教えてくれるおすすめの1冊です!
■作・絵:ハンス・ウィルヘルムさん
■訳:久山太市さん
第18位:「おおきくなるっていうことは」(93票)
- 絵と言葉がすごくいい
- 大好きな絵本です。今も持ってる
- 何度も何度も読んであげたい
子どもの成長を感じたときに読みたくなる、ベストセラー絵本「おおきくなるっていうことは」。洋服が小さくなること、新しい歯が生えてくることなど、可愛いイラストとリズムのある文章で子どもが「おおきくなる」ということはどういうことなのか、分かりやすく描かれています。卒園や進級など、子どもの成長をお祝いするときにおすすめの1冊です!
■文:中川ひろたかさん
■絵:村上康成さん
■出版社のおすすめ年齢:3歳~
第19位:「スーホの白い馬」(91票)
- 何度も読みました。好き!
- モンゴルの大地をイメージできる雄大な表現が好き
- 切なくあたたかいから
小学校の教科書にも掲載された、ベストセラー絵本「スーホの白い馬」。モンゴルの大平原が舞台で、モンゴルに伝わる楽器「馬頭琴」の由来が描かれた切なくもあたたかい物語。心の美しい少年と馬に、横暴な殿様、人間の善悪が分かりやすく描かれた物語に感情が揺さぶられます…!
■文:大塚勇三さん
■絵:赤羽末吉さん
■出版社のおすすめ年齢:4歳~
第20位:「ねないこだれだ」(89票)
画像はInstagram(@fukuinkan_pr)から引用 《拡大》
- 2歳位から読みきかせて、最初は怖がってたけどすぐに大好きになった!
- 子どものとき大好きだった記憶がある
- せなけいこさんの絵本は素晴らしい!『おばけのてんぷら』も好きです
せなけいこさんの“最高傑作”といわれている、ロングセラー絵本「ねないこだれだ」。何度も見たくなるようなシンプルなはり絵と、おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまう独特なストーリーが魅力。「怖いけど、すごく気になる」という子どもの感情を刺激します!
■作・絵:せなけいこさん
■出版社のおすすめ年齢:1歳~
ベストセラー絵本のおすすめ人気ランキングTOP20!
幅広い世代から愛され続けるベストセラー絵本。何度読んでも飽きない面白さですよね。子どもの頃にお気に入りだった絵本を、自分の子どもに読み聞かせしているという人も多いのでは?
以上、10~50代の男女(性別回答しないを含む)5,235名が選んだ<ベストセラー!絵本おすすめ人気ランキング>でした。あなたが好きな絵本はランクインしていましたか?
有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)5,235名
調査日:2024年10月5日