第2位:饅頭怖い
「私も似たようなことをすることがあるんで…」
「オチが分かっているのに面白い」
「『この手があったか』と思えるほど、現代でも共感できる」
若者たちが集まり「怖いもの暴露大会」を楽しんでいると、一人の男性が「饅頭が怖い」と言い出します。
普段からあまりよく思われていなかったこともあり、一度懲らしめてやろうと、男性が寝ているところに饅頭をたくさん忍ばせる若者たち…というお話。
教科書などにも載っているので、ご存知の方が多かったです。
今で言うところの「逆ドッキリ」なんでしょうか、ウィットに富んだオチが秀逸です(笑)。
第1位:時そば
「五代目柳家小さんの「時そば」が最高です」
「やり取りが面白い」
「テンポが心地いいから」
そば屋台で繰り広げられる壮絶(?)な駆け引きが楽しい「時そば」が1位!
巧妙に勘定をごまかす男と、それを表面的に真似してことごとく裏目に出てしまう男の対比がポイントです。
落語の麺類をすする音ってどうしてあんなに美味しそうなんでしょう(笑)。
上方では別バージョンの「時うどん」としても有名ですね。
6位以下は下記の通り。
演者によっていくつものパターンがある6位の「死神」には「落語なのにファンタジー」、怪談「番町皿屋敷」のパロディともいえる7位の「皿屋敷」には「怖いより面白い所が落語らしくて良い」というご意見がありました。
ランクインしている演目は、初心者でも話の流れや状況が分かりやすいものだと思います。
時代はいくら変わろうとも、喜怒哀楽を感じるポイントが変わらないので、今でも楽しめることが落語の醍醐味といえるでしょう。
気に入った演目があったら、噺家によるいろんなパターンを聴き比べてみるのも面白いですよ!
TOP10
- 1位時そば
- 2位饅頭怖い
- 3位目黒のさんま
- 4位寿限無
- 5位芝浜
- 6位死神
- 7位皿屋敷
- 8位粗忽長屋
- 9位初天神
- 10位品川心中
有効回答者数:12,162名
調査日:2018年8月16日