「落語」というと“年寄り臭い” “難しい”という声が聞こえてきそうですが、たった一人で複数の人物を演じ、ジェスチャーや擬音で状況を表現したり、また噺家によって印象が大きく変わったりするのも楽しめる、非常に完成度の高いエンターテインメントであるといえます。
落語好きな12,162名の方に好きな演目を伺ったところ、今まで聴いたことが無い、または敬遠していた方にもおすすめできる演目が並びました!
目次
第5位:芝浜
「物語としてもとても良い人情噺だと思います。とても好きです。」
「古典落語の神髄ここにあり、という感じがある」
「何回聞いても感情移入してしまうくらい好きな噺だから」
腕はいいものの酒好きで仕事がおろそかになっている魚屋の亭主が、奥さんに叩き起こされ嫌々ながら出掛け浜辺で一服していると、そこで大金を拾ってしまうところから始まります。
TVアニメ「昭和元禄落語心中」でも取り上げられたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
機転の利く奥さんの愛情深さに富んだ名作の一つですね。