今回はウェブアンケートにて総勢9,289名に調査した<歴代F1「フェラーリ」のドライバー人気ランキング>を発表します。ワールドチャンピオンを9人輩出し、通算240勝以上挙げているフェラーリ。1950年のF1創設以来参戦し続けている、F1の象徴的存在の名門チームですね。「赤い跳ね馬」のマシンを乗りこなした、あなたが最も好きなフェラーリのドライバーは誰ですか?さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位ミハエル・シューマッハ (2,287票)
- 2位アラン・プロスト (619票)
- 3位ジャン・アレジ (559票)
- 4位ニキ・ラウダ (492票)
- 5位ナイジェル・マンセル (439票)
- 6位フェルナンド・アロンソ (287票)
- 7位キミ・ライコネン (275票)
- 8位ゲルハルト・ベルガー (269票)
- 9位マリオ・アンドレッティ (240票)
- 10位セバスチャン・ベッテル (238票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<歴代F1「フェラーリ」のドライバー人気ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,289名/調査日:2023年10月25日
第1位:ミハエル・シューマッハ(2,287票)
画像はX(@numberweb)から引用 《拡大》
- 皇帝と言われていたので
- 走りがかっこいい。弟のラルフとは全然走り方が違うから見てて面白かった
- 一時代を築いた、名ドライバーだと思います
皇帝+跳ね馬=黄金時代!1位はミハエル・シューマッハ!
自身7度のワールドチャンピオンのうち、5度をフェラーリで達成しているシューマッハ。名門チームを復活させた立役者です。ベネトンで1994年から2年連続でタイトルに輝き、1996年に再建を託されフェラーリに移籍しましたが、あと一歩でワールドチャンピオンを逃す年が続きます。迎えた2000年、フェラーリに21年ぶりのワールドチャンピオンをもたらすと、そこから5年連続して王座を獲得しています!シューマッハの加入によりプロフェッショナルな集団に生まれ変わったフェラーリ。F1界の名門と皇帝の合体は黄金時代の到来という化学反応を起こしたのでした。
第2位:アラン・プロスト(619票)
画像はX(@F1Gate)から引用 《拡大》
- 速かったから
- アイルトン・セナの好敵手!
- 皇帝!好きだな
「フェラーリVSマクラーレン」チームを替えてのセナプロ対決!2位はアラン・プロスト!
1988年から2年間アイルトン・セナとマクラーレンでしのぎを削ったプロスト。1990年にカーナンバー「1」を手土産にフェラーリ入りし、「セナプロ対決」はフェラーリVSマクラーレンの名門チーム同士での戦いに移行します。1990年も2人は激しいタイトル争いを繰り広げ、母国フランスGPでのプロストの優勝は、フェラーリのF1通算100勝目でもありました。迎えた日本GPで両者リタイアとなりセナが2度目のワールドチャンピオンを決めましたが、この年の‟プロフェッサー”と‟音速の貴公子”のチャンピオン争いはF1ブームを象徴するような熱い戦いでした!
第3位:ジャン・アレジ(559票)
画像はX(@AUTOSPORT_web)から引用 《拡大》
- 格好良い
- 速くてかっこいいから
- かっこいいし、ゴクミの夫だから
跳ね馬でドライブするため生まれてきたレーサー!3位はジャン・アレジ!
アグレッシブなドライビングでフェラーリファンの絶大な支持を得たアレジ。子どもの頃から赤いマシンに乗ってレースに勝つことを夢見ていたといいます。1989年にティレルからF1デビューすると、その鋭い走りを認められ、1991年に母国フランスの大先輩であるアラン・プロストのチームメイトとして念願のフェラーリ入りを果たします。夢がかなったのが1995年のカナダGP。フェラーリの伝説的ドライバーのジル・ヴィルヌーブの名前を冠したサーキットで混乱のレースを制し、感動のF1初優勝を果たします!「跳ね馬」にピッタリの、熱い走りのドライバーでした。
第4位:ニキ・ラウダ(492票)
画像はX(@redbulljapan)から引用 《拡大》
4位はニキ・ラウダ!
- ミスターフェラーリ!印象的なのは1976年の日本グランプリです。
- 不屈の精神に感嘆!
- F1の面白さを最初に教えてもらったことを思い出しました
生涯3度のワールドチャンピオンに輝いたラウダですが、そのうちの2度をフェラーリで達成しています。1971年にマーチでF1デビュー。下位チームで奮闘する姿を認められ、1974年にフェラーリに移籍し初優勝を飾りました!1975年には5勝を挙げ初のタイトルを獲得。1976年には事故にあいますが不死鳥のようによみがえり、1977年に2度目のタイトルを奪取します。引退後はフェラーリのアドバイザーに就任し名門の復活に尽力しました。フェラーリではシューマッハに次ぐ15勝を挙げた不屈のスピリットを持ったドライバーです!
第5位:ナイジェル・マンセル(439票)
画像はX(@ScuderiaFerrari)から引用 《拡大》
5位はナイジェル・マンセル!
- F1絶頂期、観てました
- リアルタイム世代!
- すっごい面白いレースをしてくれて退屈しなかったな~
「マンちゃん」「荒法師」などの愛称で人気だったマンセル。フェラーリには1989年から2年間在籍し3勝をマークしました。アグレッシブな走りが身上のマンセルは、1990年のサンマリノGPで神業を見せています。前のマシンを抜こうとしてコースを外れ360度スピンしますが、そのまま体勢を立て直して何事もなかったようにコースに復帰したのです!これに「ティフォシ」と呼ばれる熱狂的なフェラーリファンはエキサイト!情熱の赤のマシンがよく似合う、マンセルの熱いドライビングでした。
第6位:フェルナンド・アロンソ(287票)
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6位はフェルナンド・アロンソ!
- この人の走りは好きでしたね
- かっこいい!
最速ではないマシンでも、卓越したスキルで上位に導くことができるドライバーのアロンソ。42歳になった2023年シーズンも現役バリバリで活躍しています!ルノーで2度のワールドチャンピオンを獲得し、2010年にフェラーリ入りすると、チームの地元であるイタリアGPで優勝。モンツァサーキットはお祭り騒ぎになりました!タイトルには届きませんでしたが、2014年まで5年間在籍し11勝を挙げ、チームに貢献しています。
第7位:キミ・ライコネン(275票)
画像はX(@F1Gate)から引用 《拡大》
7位はキミ・ライコネン!
- かっこよくて大好きだった
- 走りが好きだった。今でもファンです
表情が変わらず冷静なことから「アイスマン」の異名を持つライコネン。自身唯一のワールドチャンピオンは2007年、フェラーリで獲得しました。前年で引退したミハエル・シューマッハの後任としてフェラーリ入りすると、一時は差を27ポイントつけられますが、最終戦のブラジルGPで優勝。奇跡の大逆転チャンピオンに輝きます!常にクールなドライバーですが、「ティフォシ」と呼ばれる熱狂的なファンの応援には心を動かされたことでしょう。
第8位:ゲルハルト・ベルガー(269票)
画像はX(@AUTOSPORT_web)から引用 《拡大》
8位はゲルハルト・ベルガー!
- 人間的にジェントルマンなのが好きです
- 渋くてかっこよかったから
フェラーリを2度復活させたドライバーがベルガーです。1984年にATSからF1デビューすると、1987年にフェラーリに移籍。日本GP初開催となる鈴鹿サーキットで、低迷していたフェラーリに2年ぶりの勝利をもたらします。マクラーレンを経てフェラーリに復帰すると、1994年のドイツGPでポール・トゥー・ウィン!今度はフェラーリ4年ぶりの勝利となりました。やる時はやる、ベルガーらしい優勝です!
第9位:マリオ・アンドレッティ(240票)
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9位はマリオ・アンドレッティ!
- レジェンド!知らない人はいないでしょう
- とにかく、アンドレッティは好きです
1978年ロータスでF1のワールドチャンピオンに輝いたアンドレッティ。インディカーでも4度のチャンピオンを獲得するなど、あらゆるカテゴリーで結果を残したレジェンドです。フェラーリには1971年からの2年間在籍し、その後もアクシデントの代役として1982年に2レースでドライブ。1971年の開幕戦、移籍初戦の南アフリカGPでF1初優勝を飾っています!80歳を過ぎた今でもモータースポーツへの情熱は衰えることを知らない、不世出のドライバーです。
第10位:セバスチャン・ベッテル(238票)
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10位はセバスチャン・ベッテル!
- 若き皇帝!すごかった
- 良い走りでした
レッドブルで黄金時代を築き上げワールドチャンピオン4連覇の偉業を達成したベッテル。母国ドイツのヒーロー、ミハエル・シューマッハと同じ道をたどるように、2015年にイタリアの名門へ移籍します。赤いマシンのステアリングを6年間握り、フェラーリでの優勝回数はシューマッハ、ニキ・ラウダに次ぐ3位となる14勝。通算でも53勝をマークしたグレートドライバーです!
歴代F1「フェラーリ」のドライバー人気ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,289名が選んだ<歴代F1「フェラーリ」のドライバー人気ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,289名
調査日:2023年10月25日