青森弁!意味が難しい「青森の方言」ランキング【単語編】

今回はウェブアンケートにて総勢10,158名に調査した<青森弁!意味が難しい「青森の方言」ランキング【単語編】>を発表します。「じゃんぼ」や「あんこ」など、普段よく聞く言葉も青森の方言だと全く別の意味に?!さっそくランキングをチェック!

青森弁!意味が難しい「青森の方言」ランキング【単語編】
TOP10
  • 1位からぽねやみ(怠け者) (1,032票)
  • 2位ジャンボ(髪の毛) (832票)
  • 3位けやぐ(友達) (739票)
  • 4位あどはだり(おかわり、アンコール) (696票)
  • 5位ちゅっちゅ(カワハギ) (514票)
  • 6位じゃいご(田舎) (509票)
  • 7位あんこ(長男、兄) (505票)
  • 8位えふりこぎ(かっこつけ) (494票)
  • 9位きっくらへんぎ(ぎっくり腰) (493票)
  • 10位よろた(太もも) (491票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<青森弁!意味が難しい「青森の方言」ランキング【単語編】>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,158名/調査日:2023年11月4日

目次

第1位:からぽねやみ(怠け者)(1,032票)

  • 響きが南国っぽい
  • 舌を噛みそう…
  • 寒い土地は言葉を短く言うと聞いた事があるけど、むしろ長いし言いにくい気が…

言葉の響きが面白い!1位は「からぽねやみ(怠け者)」!

「からぽねやみ」は「からっぽねやみ」などとも言い、「怠け者」や「不精者」など、「骨惜しみして仕事をしない人」の方言です。「からぽね」は「背骨」を意味し、「やみ」は漢字で書くと「病み」になります。つまり、「背骨を病んでいるのかと思うくらい何もしない人」という、かなり皮肉の入った言葉でした!

第2位:ジャンボ(髪の毛)(832票)

  • 『大きい』のイメージしかない
  • 髪の毛がじゃんぼ!
  • 英語!?

宝くじやジェット機とは関係ありません!2位は「ジャンボ(髪の毛)」!

「ジャンボ」と聞くとどうしても英語の「巨大」を思い浮かべますね。しかし青森の中でも津軽地方で「ジャンボ」と言うと「髪の毛」を意味します。ちょんまげを切った髪型の「散切り頭」を、さらに短くした髪型を「散切り坊主」と言い、それが短く変化して「ジャンボ」になったようです。ちなみに「散髪」することを「ジャンボ刈る」と言いますが、女性の髪の毛などにはこの方言は使いません!

第3位:けやぐ(友達)(739票)

  • 『けやぐ』という言葉の由来は何でしょう?
  • 訛っている感じはあるけど、元の言葉がわからないな
  • さっぱりわからなかった!

由来を聞くと納得?3位は「けやぐ(友達)」!

3位は「友達」や「仲間」を意味する方言「けやぐ」。元々は「契約」という言葉が訛って「けやぐ」となっています。「友達」と「契約」は現在の価値観ではなかなか相容れませんが、昔は農作業や土木作業をする際に契約をしていたことから来ているのだとか。特別感があって素敵な方言ですね!

第4位:あどはだり(おかわり、アンコール)(696票)

第4位:あどはだり(おかわり、アンコール)(696票)

画像はX(@JA_JAtown)から引用 《拡大》

4位は「あどはだり(おかわり、アンコール)」!

  • 青森の知り合いが使ってましたが、何だろうと思った時がありました

「おかわり」や「アンコール」の意味で使われる方言「あどはだり」は主に津軽地方で使われています。「あど」は「後」、「はだり」は「欲しがる」という意味。津軽の飲食店や食べ物、飲み物などの名前によく付けられているので、美味しいものを探すときに便利な言葉かもしれません!

第5位:ちゅっちゅ(カワハギ)(514票)

5位は「ちゅっちゅ(カワハギ)」!

  • 何となくかわいい

「ちゅっちゅ」という、なんとも可愛らしい方言ですが、その正体は「カワハギ」という魚(ウマヅラハギを指すことも)。口を尖らせたような見た目からその名前が付いたという説や、釣り上げた際に「ちゅっちゅ」と鳴くからという説もあります!

第6位:じゃいご(田舎)(509票)

第6位:じゃいご(田舎)(509票)

画像はX(@hirosaki_tokyo)から引用 《拡大》

6位は「じゃいご(田舎)」!

  • 外国語かと

「田舎」を意味する方言「じゃいご」。語源は「田舎」や「田舎にいる」と言う意味の「在郷(ざいごう)」。津軽弁では「ざ」が「じゃ」に転訛することが多く、「ざいごう」⇒「じゃいご」となっています!

第7位:あんこ(長男、兄)(505票)

7位は「あんこ(長男、兄)」!

  • 小豆のあんこと間違えそう

「あんこ」と聞くと小豆を煮てつくる「餡子」が思い浮かびますが、青森の方言では「長男」や「兄」のことを意味します。兄を敬って言う言葉「兄御(あにご)」が変化した言葉なんだそうです!

第8位:えふりこぎ(かっこつけ)(494票)

第8位:えふりこぎ(かっこつけ)(494票)

画像はX(@Eiichiro_Staff)から引用 《拡大》

8位は「えふりこぎ(かっこつけ)」!

  • 戸惑ってしまう

「かっこつけ」や「見栄っ張り」と言う意味の方言「えふりこぎ」。秋田県でも使われています。「えふり」は「いい振り(ええ振り)」が変化した言葉です!

第9位:きっくらへんぎ(ぎっくり腰)(493票)

9位は「きっくらへんぎ(ぎっくり腰)」!

  • 響きがより痛そうに聞こえる気がする

「ぎっくり腰」や「捻挫」を意味する方言「きっくらへんぎ」。「きっくらへんき」や「ぎっくらへんき」と言われることも。擬音語のような響きが面白いですね!

第10位:よろた(太もも)(491票)

10位はよろた(太もも)!
「太もも」を意味する方言「よろた」。青森県出身の歌手・吉幾三さんが発表した津軽弁のラップ曲「TSUGARU」の歌詞にも登場します。「ひざ」は「ひじゃかぶ」、「かかと」は「あぐど」など、体の部位に関する方言は他にもたくさんあるようです!

青森弁!意味が難しい「青森の方言」ランキング【単語編】ベスト10

以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,158名が選んだ<青森弁!意味が難しい「青森の方言」ランキング【単語編】>でした。あなたの知っている「青森の方言」はありましたか?

編集者:武田
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,158名
調査日:2023年11月4日

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