10,696人が選ぶ!国語の教科書で「一番好きな話」ランキング

今回はウェブアンケートにて総勢10,696名に調査した<10,696人が選ぶ!国語の教科書で「一番好きな話」ランキング>を発表します。教科書には様々な物語が掲載され、学生に学びや感動を届けています。数々の名作が揃う中、人気を集めたのはどの作品なのでしょうか?さっそくランキングをチェック!

10,696人が選ぶ!国語の教科書で「一番好きな話」ランキング
TOP10
  • 1位走れメロス (1,490票)
  • 2位ごんぎつね (1,102票)
  • 3位かさこじぞう (830票)
  • 4位注文の多い料理店 (807票)
  • 5位手ぶくろを買いに (754票)
  • 6位おおきなかぶ (616票)
  • 7位スイミー (545票)
  • 8位スーホの白い馬 (374票)
  • 9位モチモチの木 (346票)
  • 10位ちいちゃんのかげおくり (327票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<10,696人が選ぶ!国語の教科書で「一番好きな話」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,696名/調査日:2023年5月13日

目次

第1位:走れメロス(1,490票)

  • 約束と友情、人間の性を考える小説
  • 大人になってから凄い物語なんだって気づきました。初めて読んだ時、登場人物がメロスとかディオニスとか異国の名前だったので作者は西洋の作家だと思ってました。それが太宰治でしょう?名作です
  • 今読んでも名作だと思うから
  • 人を信じる心を、教えてくれるから

太宰治が生み出した感動の名作!1位は「走れメロス」!

第1位に輝いたのは太宰治さんの「走れメロス」でした。「メロスは激怒した」の冒頭でお馴染みの本作は、命をかけた美しい友情と信頼の物語。妹の結婚式を挙げるために、友人を差し出したメロスが、必死に走り続ける姿が描かれています。約束の日までに帰って来なければ、友人が処刑されるという緊張感のある展開は何度読んでもハラハラしてしまいますね。2人の熱い抱擁、そしてほだされる王。ラストシーンの感動は、一度読んだらずっと忘れられない名作です!

第2位:ごんぎつね(1,102票)

  • 何十回も読んだがいつも泣いてしまう
  • 読むと悲しくなっちゃうけど、挿し絵が素敵なんだよねぇ。ごんが可愛いの
  • 人間とごんぎつねの非情な関係に、子どものころ泣いたのを思い出したので

切ないラストシーンに涙!2位は「ごんぎつね」!

2位に登場したのは悲しいラストに心が締め付けられる新美南吉さんの「ごんぎつね」でした。いつもいたずらをして人々を困らせている狐の「ごん」。人間の兵十にした、あるいたずらをきっかけに自分の行動を悔やみ、償いを始めます。毎日のようにお詫びの栗や松茸などを届けますが、最終的には人間の勘違いから火縄銃で撃たれてしまう…というお話。「お前だったのか」と落胆する兵十のセリフが心に残りますね。小学4年生の教科書に掲載されています。

第3位:かさこじぞう(830票)

  • 田舎を思い出す、子どもの頃に戻りたい。ふるさとを感じる
  • 幼い日々の自分が今のことのようによみがえってくる感じがする
  • 日頃の行いが大事ということですな

おじいさんの優しさに心温まる!3位は「かさこじぞう」!

日本の昔話の一つとして知られている「かさこじぞう」は、思いやりの大切さに気付かされる物語です。雪の降る年末、おじいさんは寒そうにしている地蔵を見つけ大切な商品である笠をかぶせてあげました。その晩、なんと米俵や餅、小判などが家の前にずらりと並んでいたのです。そして遠くには地蔵の後ろ姿が見えるのでした。貧しいながらも心優しいおじいさんの姿に心が温かくなりますね。小学校2年生の教科書に掲載されています。

第4位:注文の多い料理店(807票)

4位は「注文の多い料理店」!

  • 小瓶のクリームを塗る描写がたまらなく好きで、ずっと印象に残っている
  • ドキドキしながら読んだ思い出があります
  • 挿絵が好きだったし、お話も意外性があって面白かった

小学校5年生の教科書に掲載されている、宮沢賢治さんの「注文の多い料理店」。西洋料理店の山猫軒に入り込んだ2人の紳士が、店の注文に従いながら知らず知らずのうちに料理され、山猫に狙われる様子が描かれています。前半はコミカルに進んでいきますが、次第に不気味な展開に。人間の欲深さや愚かさが皮肉的に表現された、ブラックユーモア作品です。

第5位:手ぶくろを買いに(754票)

5位は「手ぶくろを買いに」!

  • きつねもおじさんもかわいくて癒やされる
  • 今でも大好きな物語、とても可愛らしい
  • 40年以上経った今でもあらすじは覚えてる

第5位に登場したのは新美南吉さんの「手ぶくろを買いに」でした!本作は森に住む狐の親子が町に手袋を買いに行く物語。子狐は片手を人間の形に変えて店に向かいますが、店の主人の前でうっかりと狐の手を出してしまいます。主人は正体に気が付きながらも狐を客として扱い、手袋を手渡すのでした。「ほんとうに人間はいいものかしら」という母狐の意味深な台詞からも、人間と動物の関係について考えさせられますね。

第6位:おおきなかぶ(616票)

6位は「おおきなかぶ」!

  • 絵も思い浮かぶ。楽しいお話
  • かぶを抜くのに何人もチャレンジしていく様子が面白い童話だから!
  • 力を合わせて成し遂げるところがいいですね

小学1年生の教科書に掲載されている「おおきなかぶ」。大きく成長したかぶをおじいさん、おばあさん、孫、などが力を合わせ 「うんとこしょ、どっこいしょ」と引っ張る様子が印象的な作品です。最後は犬、猫、ネズミなど動物も大集結。天敵とされる猫とネズミが協力する姿も、作品の面白さを引き立てています。

第7位:スイミー(545票)

7位は「スイミー」!

  • スイミーが大活躍するストーリーが好き
  • 勇気もらいました
  • すごく気に入って、丸暗記していた

レオ・レオニ作の「スイミー」は小さな黒い魚のスイミーが兄弟たちと協力し、大きな魚に立ち向かうストーリー。海の中の世界観が色彩豊かに描かれ、主人公たちが集結し大きな魚に扮するシーンは圧巻でしたね。小学校1〜2年生の教科書に掲載されており、共助や個性を尊重することの大切さを学ぶことができます。

第8位:スーホの白い馬(374票)

8位は「スーホの白い馬」!

  • 感動した記憶があります
  • 悲しいお話ですよね。でも記憶に鮮明に残っております
  • 懐かしい。もう一度読みたい

大塚勇三さんの「スーホの白い馬」はモンゴルの民族楽器、馬頭琴の由来となった切ない物語。心優しい少年スーホと白い馬の絆が描かれており、衝撃的な結末に多くの人々が心を揺さぶられました。命の大切さや、心のつながりについても考えさせられる作品です。赤い服を着た少年が白い馬を大切に抱えているイラストも印象的でしたね。

第9位:モチモチの木(346票)

9位は「モチモチの木」!

  • おじいちゃんを助けようと、夜道を必死にお医者さんを呼びに走る子の勇気に心が温まった記憶があります
  • 滝平二郎の切り絵が好き

「モチモチの木」は祖父と2人暮らしの男の子、豆太が主人公の物語!豆太は夜のトイレにも行けない小心者ですが、急病の祖父を助けるため夜道を1人で走り、医者を呼びに行きます。祖父のいる小屋に戻ると、家の前のモチモチの木がキラキラと輝いていたのでした。斎藤隆介さんが書いたこの作品から、勇気をもらった人も多いのでは?

第10位:ちいちゃんのかげおくり(327票)

10位は「ちいちゃんのかげおくり」!

  • 学んだ後しばらく友達とかげおくりをしたのが印象的だった
  • 悲しい。戦争は絶対に起こってはいけないことです

「ちいちゃんのかげおくり」は、あまんきみこさんによる太平洋戦争の悲惨さを描いた物語。主人公のちいちゃんは父を戦争に送り出す前日、家族4人でかげおくりをして遊びます。戦争が激化すると穏やかな日々は過ぎ去り、一家は悲しい結末を迎えることに。絶対に戦争をしてはいけない、というメッセージがひしひしと伝わってきます。

10,696人が選ぶ!国語の教科書で「一番好きな話」ランキングベスト10

以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,696名が選んだ<10,696人が選ぶ!国語の教科書で「一番好きな話」ランキング>でした。

編集者:Suzu
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,696名
調査日:2023年5月13日

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