場面の様子が想像できる表現豊かな文に、何度も見たくなるような絵、感性を刺激し、子どもの成長を促してくれる絵本。世代を越えて愛され続ける名作が多く、懐かしさを感じながら子どもに読み聞かせをしている人も多いのでは?そこで今回は、「懐かしい絵本ランキング」をご紹介します!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<懐かしい絵本ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)7,536名/調査日:2025年4月5日
懐かしい絵本ランキングTOP20!
まずは20位から16位を発表!
第20位:「だるまちゃんとてんぐちゃん」(126票)
- 優しい気持ちになれるから
- 絵がとてもかわいいですね
- 可愛くて子どもが夢中になる
てんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがるだるまちゃん。お友だちの持っているものを欲しがる小さな子どもにありがちな感情をユーモアたっぷりに描いた絵本。子どもの気持ちに寄り添うお父さんのだるまどんに心が温まり、素敵なアイディアで欲しいものを手に入れていくだるまちゃんの想像力が見どころです!
「だるまちゃんとてんぐちゃん」(福音館書店)
初版年:1967年
作・絵:加古里子
出版社のおすすめ年齢:3歳~
第19位:「モチモチの木」(128票)
- 今でもまた読みかえしたいと思うほどインパクトの強い作品だった
- 普段ダメダメでもいざという時がんばれる勇気
- 読む前は絵柄の怖さで手を出しにくかったが、いざ読んでみると、登場人物の心情や背景など、あのスタイルだから生み出せる雰囲気に飲み込まれた思い出がある
夜中に一人でトイレにも行けないほど臆病な豆太が、大好きなお爺さんのために勇気をふりしぼる感動の物語。小学校の教科書にも掲載された名作絵本で、夜の“モチモチの木”の恐ろしさや美しさ、登場人物の心情をリアルに表現した迫力のある切り絵が見どころ。子どもの「勇気」や「思いやり」について考えさせられる絵本です!
「モチモチの木」(岩崎書店)
初版年:1971年
作:斎藤隆介
絵:滝平二郎
出版社のおすすめ年齢:6歳~
第18位:「ねないこだれだ」(129票)
- 定番で、ずっと色褪せない
- 寝る前に母がよく読んでくれたから
- ちゃんと寝てほしいから!おばけも怖くないし楽しい本です
世代を超えて愛され続ける懐かしい「おばけ絵本」。おばけの時間になってもなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまう…というドキドキハラハラのストーリー展開が子どもを夢中にさせます!「怖いけど見たい」と思わせる面白さで、寝かしつけの絵本としてもおすすめです。
「ねないこだれだ」(福音館書店)
初版年:1969年
作・絵:せなけいこ
出版社のおすすめ年齢:1歳~
第17位:「からすのパンやさん」(130票)
- いろんなパンが描かれたページに、私も子供も夢中でした!
- なつかしいです
- 読むとパンが食べたくなる。楽しい本です
4羽の赤ちゃんを育てながらお店を切り盛りするからすの夫婦。育児に追われてお客さんが減ってしまいますが、成長した子どもたちに助けられてお店が大繁盛!ページいっぱいに描かれた、個性的で美味しそうなパンが大きな見どころ。焼きたてパンが食べたくなる、子どもも大人もワクワクする絵本です!
「からすのパンやさん」(偕成社)
初版年:1973年
作・絵:かこさとし
出版社のおすすめ年齢:4歳~
第16位:「三びきのやぎのがらがらどん」(138票)
- おお!名作!
- また読みたくなってきた
- 読み聞かせするもよし、自分で読むもよし
ノルウェーの昔話を絵本にした作品で、小さいヤギ・中ぐらいのヤギ・大きなヤギと、谷に住む恐ろしい“トロル”の対決を描いた物語。知恵と勇気で危機を乗り越えていく展開が魅力的で、何度も読みたくなるような迫力のある絵と、リズム感の良い文にグッと引き込まれます!
「三びきのやぎのがらがらどん」(福音館書店)
初版年:1965年
絵:マーシャ・ブラウン
訳:せたていじ
出版社のおすすめ年齢:4歳~