今回はウェブアンケートにて総勢8,433名に調査した<島根弁!意味が難しい「島根の方言」ランキングPart2>を発表します。島根の方言は大きく分けて出雲弁・安来弁・石見弁・隠岐弁の4つ。さらに年代によっても使う方言が違うことがありますが、今回は主に出雲エリアで使われている表現を紹介します。「ばんじまして」はいつの挨拶?「むらさ」ってどんな天気?「よろこびます」の意味は「喜びます」ではない?気になる方はさっそくランキングをチェック!
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<島根弁!意味が難しい「島根の方言」ランキングPart2>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,433名/調査日:2025年4月10日
第10位:あだーん/あっだーん(あらまあ※驚いたときの感嘆詞)(401票)
10位は「あだーん/あっだーん(あらまあ※驚いたときの感嘆詞)」!
- かわいい言葉
- あっだーん!ボヨヨンボヨヨン…
- 初耳では理解不能
- 出雲に住んでますがこれは初めて知りました
「あだーん」または「あっだーん」は、島根県の方言・出雲弁で「あらまあ」という風に、驚いたときや残念に思った時の感嘆詞です。「あだん!」と言葉を伸ばさずに強めに言う時は、「まったくもう!」と残念さを表します。沈んだ様子での「あだーん」は、よくない内容を聞いた時の相槌。「あっだーん!」と強めに言うのは「あら本当!?」と驚くニュアンスになります。言う調子で意味が微妙に変わるのが面白いですね!
第9位:ただくち(つまみ食い、ご飯を食べずおかずだけを食べること)(456票)
9位は「ただくち(つまみ食い、ご飯を食べずおかずだけを食べること)」!
- これは一番よくわからないぞ
- 分からん…
- 悪口、とか告げ口、かと思いました
「ただくち」あるいは「ただぐち」は、島根県の方言・出雲弁では、食事以外での「つまみ食い」、もしくは「ご飯を食べずおかずだけを食べること」をいいます。鳥取県などでも使われている方言です。ごはん、汁物、おかずと順に一口づつ食べることを「三角食べ」、最初におかず、次に汁物というように1品ずつ順に食べ切ること「ばっかり食べ」といいますが、「ただくち」はいわゆる「ばっかり食べ」に近いですね!