第4位:またいする(しまう、片づける)(584票)
4位は「またいする(しまう、片づける)」!
- またにするねと、勘違いしそう
- さよならみたい
- 日常的によく使う表現なのに、『片づける』の一文字も入っていなくて意味がわからない
- 音からの想像と、かけ離れている
富山県の方言「またいする」は「しまう」、「片づける」という意味。 「保存する」という意味で使うことも。片付けをお願いするときは「またいしてくれるけ?」と言います。ちなみに兵庫県では「またい」は「動作が鈍い」、三重県では「確実」という意味に。この3県の方たちが「またい」を含む方言で会話をするときは注意が必要になりますね!
第3位:はまってやる(おごってやる)(877票)
- はまる=おごる…結びつかない
- はまってやる と聞くと罠にかかるのような感じがして意外
- 悪い事されちゃいそう
- まだまだ知らないことが多い
勘違いを生みそう!3位は「はまってやる(おごってやる)」!
言われたいフレーズランキングなら上位に食い込みそうな「おごってやる」という言葉、富山県の方言で言うと「はまってやる」になります。方言を知らないと混乱してしまいそうですね。ちなみに同じ県内でも、「はまってやる」ではなく「だいてやる」になる地域も。こちらは意味を誤解されると完全にまずいのでより注意が必要です!
第2位:こーりゃく(お手伝い)(926票)
- 攻略すると間違える
- 全く想像できないなぁ
- 『攻略をお手伝い』」だと『こーりゃくこーりゃく』なんですかね
- どこからこの方言が出来上がったんでしょうね~
勘違いしても通じてしまう?! 2位は「こーりゃく(お手伝い)」!
富山県の方言で「こーりゃく」は「お手伝い」を意味します。主に年代が上の方々に使われている方言なので、富山県に住んでいるけど知らないという方も多いかもしれません。「草刈りを手伝って」と言いたい場合は「草刈りこーりゃくして」と言います。なんとなく意味が通じてしまうので、「こーりゃく」を「攻略」と勘違いする人も多そうですね!
第1位:しんがいぜん(へそくり)(1,103票)
- どうしても『しんがいぜん』と『へそくり』がつながりません
- 字数からしても、音からしても、想像つかない
- 新幹線みたい
- しんがいぜんって言葉初めて聞きました…全然分からない言葉で驚きました
由来は新しく作った田畑?! 1位は「しんがいぜん(へそくり)」!
「へそくり」を意味する富山県の方言「しんがいぜん」。漢字で書くと「新しく」「開く」と書いて「新開銭」。荒れ地などを開墾し、新しく開いた田畑「新開田」の収穫を、表に出さないことで自分だけのものにしたことから「へそくり」の意味になったという説も。厳しい生活を送っていた農民の知恵が、今現在も方言に残っているのだとすると、ロマンがありますね!
富山弁!意味が難しい「富山の方言」ランキングPart2ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)8,877名が選んだ<富山弁!意味が難しい「富山の方言」ランキングPart2>でした。
TOP10
- 1位しんがいぜん(へそくり) (1,103票)
- 2位こーりゃく(お手伝い) (926票)
- 3位はまってやる(おごってやる) (877票)
- 4位またいする(しまう、片づける) (584票)
- 5位ざごつけない(不格好な) (548票)
- 6位あいのかぜ(春から夏にかけて吹くさわやかな北東風) (524票)
- 7位あっかりする(ほっとする、安心する) (493票)
- 8位ばんばん(完璧、上出来) (451票)
- 9位じゃまない(地域によって異なり「邪魔だ」または「大丈夫」) (443票)
- 10位まいどはや(ごめんください、こんにちは) (441票)
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,877名
調査日:2025年3月23日