第4位:ぼーぶら(南瓜、かぼちゃ)(334票)

4位は「ぼーぶら」!
- 広島生まれですが知りませんでした…
- かぼちゃを連想できない!
- 昔からの広島弁は、東北・沖縄訛りに匹敵するほど理解が難しい!
4位は「南瓜」「かぼちゃ」を意味する「ぼーぶら」です。ポルトガル語でかぼちゃの「abōbora」(アボーボラ)が由来とされ、西日本の広い地域で用いられています。「もうすぐハロウィンじゃけえ、ぼーぶら持ってきた」のように使っている家庭も多いでしょう。
第3位:だんだん(ありがとう、感謝の意)(477票)

- だんだんと言われたら、続きの言葉を待ってしまうかも
- 違う意味もあるからややこしい
- ありがとうなの?! 想像つかない~
朝ドラのタイトルじゃけえね!3位は「だんだん」!
広島県のみならず西日本で使われる「だんだん」が3位。意味は「ありがとう」です。少し照れる時は「だんだん」のほうが言いやすいかもしれませんね。「いろいろ」「重ね重ね」という意味で「だんだん」を用いる地域もあります。2008年から2009年にかけて放送されたNHKの朝ドラ「だんだん」は、この方言からタイトルがつけられました。
第2位:がっそう(髪が伸びた)(492票)

- 他県の人は全然理解できないと思う
- なんとなく響きが可愛いですね
- 標準語には髪が伸びた、という文章を一単語で表すという感覚がないから驚いた
朝起きたとき大がっそうになっちょるよ!2位は「がっそう」!
広島県だけでなく岡山県でも使われている「がっそう」が2位に入りました。「髪が伸びてボサボサ」のことを指す方言です。単語一語で「髪の毛ボサボサ」状態が表せるとは便利ですね。「大がっそう」となると、相当髪の毛が伸びている状態のことです。漢字で表記すると「兀僧」になります。
第1位:ほぼろを売る(妻が実家へ逃げ帰る)(840票)

- 妻が実家へ逃げ帰る、という状況をワンフレーズで表す言葉があるなんて驚いたから
- 語感だけでは、想像できない!
- ほぼろ?売る…?全くわからない!難しい
げに難解!1位は「ほぼろを売る」!
難解な広島弁の1位にランクインしたのは「ほぼろを売る」。野菜や果物を入れるかごのことを「ほぼろ」と言うそうです。腰から下げて使っていたとか。つまり「ほぼろ」は家事をする主婦には、なくてはならないものなのです。それを売ってしまったら主婦が家事を放棄することにつながります。ですから「ほぼろを売る」とは「妻が実家に逃げ帰る」という意味合いになります。
広島弁!意味が難しい広島の方言ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,927名が選んだ<広島弁!意味が難しい広島の方言ランキング>でした。
TOP10
- 1位ほぼろを売る(妻が実家へ逃げ帰る) (840票)
- 2位がっそう(髪が伸びた) (492票)
- 3位だんだん(ありがとう、感謝の意) (477票)
- 4位ぼーぶら(南瓜、かぼちゃ) (334票)
- 5位まつぼり(内証金、へそくり) (314票)
- 6位きょーとい(恐ろしい、こわい、不安だ) (313票)
- 7位わかた(私の家) (300票)
- 8位みてる(なくなる) (292票)
- 9位もとーらん(つまらない、首尾一貫しない) (287票)
- 10位のすける(手渡す、近寄せる) (284票)
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,927名
調査日:2023年4月12日
