一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】

一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】

想像力が向上し、心を豊かにしてくれる「小説」。世代を越えて愛され続ける名作小説は、人としての大切なことを改めて気づかせてくれます。人生を変えるきっかけになることもありますよね。そこで今回は、「一生に一度は読むべき本ランキング」をご紹介します!

一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】
TOP20一覧
  • 1位「銀河鉄道の夜」宮沢賢治 (200票)
  • 2位「走れメロス」太宰治 (177票)
  • 3位「アンネの日記」アンネ・フランク (159票)
  • 4位「星の王子さま」サン=テグジュペリ (148票)
  • 5位「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス (146票)
  • 6位「人間失格」太宰治 (142票)
  • 7位「こころ」夏目漱石 (136票)
  • 8位「坂の上の雲」司馬遼太郎 (125票)※同率
  • 8位「吾輩は猫である」夏目漱石 (125票)※同率
  • 10位「君たちはどう生きるか」吉野源三郎 (117票)
  • 11位「羅生門」芥川龍之介 (113票)
  • 12位「ライ麦畑でつかまえて」J.D.サリンジャー (111票)
  • 13位「罪と罰」ドストエフスキー (108票)
  • 14位「戦争と平和」トルストイ (105票)
  • 15位「モモ」ミヒャエル・エンデ (104票)※同率
  • 15位「レ・ミゼラブル」ヴィクトル・ユーゴー (104票)※同率
  • 17位「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー (93票)
  • 18位「すべてがFになる」森博嗣 (89票)
  • 19位「燃えよ剣」司馬遼太郎 (87票)
  • 20位「雪国」川端康成 (86票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,427名/調査日:2025年4月18日

目次

第1位:「銀河鉄道の夜」宮沢賢治(200票)

  • 童話的なものだけど、テーマが命なので
  • 年をとっても、夢、希望を持ちたい
  • 友達ができず、孤立していた時に、自分をジョバンニに重ねた。私もカムパネルラみたいな友達がほしかった

幻想的な世界観に引き込まれる!1位は「銀河鉄道の夜」宮沢賢治!

1924年頃に初稿が執筆された、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」。生前未発表の作品で、多くの編集者や研究者たちが解釈し、改訂が繰り返されてきました。貧しい少年・ジョバンニが、親友のカムパネルラと共に美しくて哀しい不思議な銀河鉄道の旅をする幻想的な物語で、独特な世界観に誰もが引き込まれるはず!衝撃の結末を知った後、もう一度読み直したくなります!

第2位:「走れメロス」太宰治(177票)

  • 友情を大切にしたい
  • 印象的な作品です。お互いの信頼関係があってこそ友情は成り立ちますし名作だと思います
  • あまり長い本じゃないので読みやすいのもいい

何度読んでも心に響く名作!2位は「走れメロス」太宰治!

1940年に発表された、太宰治の名作「走れメロス」。処刑されることになった正義感の強いメロスが、妹の結婚式のために親友のセリヌンティウスを人質に3日間の猶予をもらい、立ち止まりそうになりながらも、信じてくれる親友のために走り続けます。人間の心理を巧みに表現し、友情の素晴らしさ、人を信じることの大切さや難しさが描かれ、何度読んでも胸を打たれます!

第3位:「アンネの日記」アンネ・フランク(159票)

  • 第二次世界大戦時の悲惨さを物語る上で読んだ方がいい
  • 子どものころ、何回も読んで涙した
  • 平和の尊さがわかるから

平和について考えるきっかけになる!3位は「アンネの日記」アンネ・フランク!

アンネ・フランクの父であるオットー・フランクによって編集・公表された、世界的ベストセラー「アンネの日記」。第二次世界大戦中、ナチスから逃れるために隠れ家で生活することになった約2年間を記録したもので、2009年にはユネスコ世界記憶遺産に認定されました。第二次世界大戦当時の様子や人種差別などについて書かれていて、平和や自由について考えるきっかけになります。

第4位:「星の王子さま」サン=テグジュペリ(148票)

  • 『大切なものは目に見えない』これは大切なことだと思う
  • 頭に入れておきたい本だから
  • 優しい気持ちになる

大切なことに気づかされる深い物語!4位は「星の王子さま」サン=テグジュペリ!

世界中で愛され続ける、1943年に発表されたサン=テグジュペリの名作「星の王子さま」。世界の総発行部数2億冊を超えている大ベストセラー!砂漠の真っ只中に不時着した飛行士の前に現れた、ちいさな星の王子さま。王子さまがいくつかの星で学んだ出来事を通し、生きていくうえで大切なことを教えてくれます。目に見えるものでしか価値を判断できなくなったと感じる人におすすめです!

第5位:「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス(146票)

  • 何回も読み返したくなります
  • 感動します
  • これから益々医学も急速に進歩してこの小説のような事が起こらないとも言い切れないので色々と考えさせられる小説です

知能の高さよりも大切なことを教えてくれる!5位は「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス!

累計発行部数350万部を超えている、1959年に発表されたダニエル・キイスの名作「アルジャーノンに花束を」。幼児並みの知能しかない32歳の青年が脳外科手術で超天才に変貌するが、知りたくない事実に気づきさまざまな問題に苦悩することに…。知能の高さよりも大切なことは何かを考えさせられます。タイトルの意味が分かるラストに感動すること間違いなし…!

第6位:「人間失格」太宰治(142票)

  • 太宰の最高傑作!
  • やっぱりこの作品はすごいと思う
  • 太宰が好きだから

人間の本質を問う名作!6位は「人間失格」太宰治!

累計発行部数700万部を超えている、1948年に発表された太宰治の代表作「人間失格」。自分を偽って生きる主人公が、“人間失格”となるまでの生き様を手記形式で描いた作品。自殺未遂やアルコール依存、薬物中毒など、どの時代にも通じる社会問題が描かれ、人間の本質を問う名作!死の直前に完成された作品で、「太宰治の遺作」とされています。

第7位:「こころ」夏目漱石(136票)

  • 読めば、凄さが、わかる
  • 学生時代に読んで、衝撃を受けました
  • 名作中の名作

複雑で繊細な心理描写に引き込まれる!7位は「こころ」夏目漱石!

累計発行部数750万部を超えている、1914年に発表された夏目漱石の代表作「こころ」。親友Kを裏切って死に追いやってしまった主人公の「先生」が罪の意識にさいなまれ、鎌倉の海で出会った青年に遺書を残して死んでいくまでを描いた作品。複雑で繊細な心理描写に、誰もがグッと引き込まれるはず。読み終えた後に感想を語りたくなる名作です!

第8位:「坂の上の雲」司馬遼太郎(125票)※同率

  • もう一度読みたいですね
  • 実に詳細に書かれていると思う
  • 日露戦争の内容が今も当てはまる

何度も読みたくなる傑作歴史小説!同率8位は「坂の上の雲」司馬遼太郎!

累計発行部数2000万部を突破している、司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」(1968~1972年連載)。 秋山好古・真之兄弟と正岡子規を中心に、近代国家として成長していく明治期を描いた作品。時代を動かすために奔走する登場人物たちの生き方に学びがあり、近代化への道のりから日露戦争終結までが描かれ、臨場感あふれる歴史小説としての面白さを楽しめます!

第8位:「吾輩は猫である」夏目漱石(125票)※同率

  • 純文学としてとても面白いと思うので
  • 大筋は知っているものの、忘れてしまったので、詳細をまた読みたくなった
  • ユーモアを楽しみたい

猫視点で描かれた独特な世界観!同率8位は「吾輩は猫である」夏目漱石!

1905年に発表された、夏目漱石の名作「吾輩は猫である」。中学教師の家に住み着いた猫の視点から、人間社会の滑稽さや愚かさをユーモラスに描いた作品。内容を深く知らなくても、冒頭の一文だけは言えるという人も多いのでは?人間を愚かな生き物だと思っていた“吾輩”が、人間に親しみを抱いていくところも見どころです!

第10位:「君たちはどう生きるか」吉野源三郎(117票)

  • バイブル的存在です
  • 生き方、考え方、人生哲学。読んでおきたいから
  • おすすめします!

人生に影響を与える名作!10位は「君たちはどう生きるか」吉野源三郎!

1937年に発表された、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」。累計発行部数180万部を超えるベストセラー!15歳の“コペル君”が、叔父との対話を通じて、社会の中でどう生きるかについて学びながら成長していく姿を描いた物語。生きる上で大切なことや、どうやって生きればいいのか考えさせられる名作で、人生に大きな影響を与えてくれるはず!

第11位:「羅生門」芥川龍之介(113票)

  • 臨場感がすごいから
  • 教科書にも載っているかもしれませんが読んでほしい
  • 芥川龍之介の作品で一番の傑作だと思ってる

1915年に発表された、芥川龍之介の名作「羅生門」。教科書にも掲載され、一度は読んだことがあるという人が多いはず。仕えていた主人から解雇された下人が、死人の髪を抜いて売ろうとする老婆を見て、盗人になる勇気が生まれてしまう…。自分の利益や欲求を優先する人間の闇が描かれ、物語に引き込まれる緊迫感に満ちた語り口が魅力です!

第12位:「ライ麦畑でつかまえて」J.D.サリンジャー(111票)

  • 名作です。おすすめします
  • わたしの母も、祖母も読んでいた小説。ぜひ読んでほしい
  • 青春小説の中で一番好きだから

累計発行部数は全世界で6500万部を超えているという、1951年発表のJ.D.サリンジャーのベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」。成績不良により高校を退学になった少年が、ニューヨークの自宅に帰れず街をさまよう体験を描いた青春小説。思春期ならではの生きづらさを表現していて、少年らしい語り口が魅力。難しい小説が苦手という人にも読みやすくておすすめです!

第13位:「罪と罰」ドストエフスキー(108票)

  • きっと人生観が変わる気がしています
  • 難しい内容だけど、名作と言われるだけのことはある
  • 壮大な内容で複数回読みたい本

世界文学の最高傑作とも呼ばれる、1866年に発表されたドストエフスキーの代表作「罪と罰」。選ばれた強者は法を無視する権利があるという思想を持つ貧しい大学生・ラスコーリニコフが、強欲な高利貸しの老婆とその妹を殺害するが、罪の意識におびえるようになり…。人間の罪と罰、心の葛藤や変化について深く掘り下げていて、鮮やかな心理描写が素晴らしい名作小説です!

第14位:「戦争と平和」トルストイ(105票)

  • 素晴らしい小説です。人生一
  • 全巻の読破をお薦めします
  • 読めば宝になるから

1865~1869年に発表された、トルストイの名作「戦争と平和」。ナポレオンのロシア侵攻を背景に、貴族社会の生活や恋愛、ロシア人の民族性など、559人の登場人物という壮大なスケールで描いた歴史小説。人生の真の意味を問われる物語で、戦争の悲惨さや命の尊さを改めて感じます!

第15位:「モモ」ミヒャエル・エンデ(104票)※同率

  • 児童小説ながら現代にも通じる深い内容の本だから
  • 初めて読んだのが大人になってからだけど、児童文学とは思えない哲学的な内容で時間がないとかタイパ主義の現代を生きる人は絶対に読んで時間について考えるべきだと思う
  • すばらしい

1973年に発表された、ミヒャエル・エンデの名作ファンタジー「モモ」。小さな女の子のモモが、灰色の男たちに盗まれた人間の時間を取り戻そうと奮闘する物語。心に刺さる名言がいっぱいで、時間の大切さについて考えさせられます。時間を節約している人や、時間に追われていると感じる人におすすめの小説です。一度だけでなく、何度も読み返したくなる!

第15位:「レ・ミゼラブル」ヴィクトル・ユーゴー(104票)※同率

  • 演劇や映画でも人気になるほど、重厚で深い話
  • 当時の、人間模様等、興味深い
  • 心を揺さぶられます

1862年に発表された、ヴィクトル・ユゴーの名作「レ・ミゼラブル」。19年もの間投獄されていたジャン・ヴァルジャンが愛に触れて心を改め、まったく違う人生を歩み始める姿を描いた物語。19世紀フランスが舞台で、当時の社会情勢や民衆の生活が描かれています。苦しくて厳しい状況でも強く生きようとする人々の姿や、愛や希望を感じさせる物語に心を揺さぶられる…!

第17位:「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー(93票)

  • 最高傑作だから
  • ゾシマのセリフがいいです
  • わたしはこの作品を推します!

1879年に発表された、19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠・ドストエフスキーの最高傑作「カラマーゾフの兄弟」。作者の人生が反映された、父と息子たちの愛憎劇。人間の心理を巧みに表現し、哲学的・宗教的なテーマを盛り込んでいるので、読めば視野が広がるはず!「超難解」ともいわれていて、読むたびに深く考えさせられます。

第18位:「すべてがFになる」森博嗣(89票)

  • 完全文系の人間からすると難しい!のひとこと。だからこそ読み返す度に新しい発見がある
  • シリーズを通して二重三重に伏線がばら撒かれているのも魅力のひとつ
  • 斬新で登場人物もよかった

1996年に発表された、森博嗣のデビュー作「すべてがFになる」。シリーズ累計発行部数390万部を突破している、理系ミステリィの金字塔と呼ばれる名作!孤島のハイテク研究所を舞台に、偶然島を訪れていたN大助教授・犀川とお嬢様学生・萌絵が、不可思議な密室殺人に挑む物語。少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士など個性的な登場人物が魅力で、独特な世界観に誰もがのめり込んでしまうはず!

第19位:「燃えよ剣」司馬遼太郎(87票)

  • ひたすら面白いです!
  • 司馬遼太郎の初期の作品で、作者の美学が詰め込まれている。登場人物のかっこいい生き様が生き生きと描き出されている
  • 名作だから読んで損はない!

累計発行部数550万部を超える、司馬遼太郎の大ベストセラー「燃えよ剣」(1962~1964年連載)。新選組副長・土方歳三の華麗な生涯を描いた、新選組ブームを巻き起こした名作!沖田総司との絆やお雪との恋愛模様など見どころがいっぱいで、歴史小説初心者にもおすすめです。歴史好きなら一生に一度は読んでほしい!

第20位:「雪国」川端康成(86票)

  • この年になってもう一度読みたい
  • 日本文学の代表作
  • やはりノーベル文学賞!

1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成の名作「雪国」。1935年から少しずつ雑誌に発表され、1948年に長編小説として刊行されました。越後湯沢温泉を舞台に、妻子持ちの文筆家と、雪国で出会った美しい芸者の儚い恋愛を描いた物語。情景描写が素晴らしく、雪国の繊細な美しさを感じさせる物語にグッと引き込まれます!

一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】TOP20!

さまざまなことを考えさせられる名作小説。「作品名は知っているけど、しっかり読んだことはない」という人も多いのでは?「何度も読みたくなる大切な本」になるかもしれないので、ぜひ一度読んでみてくださいね!
以上、10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,427名が選んだ<一生に一度は読むべき本ランキング【おすすめ名作小説】>でした。

編集者:うみまる@
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:10~50代の男女(性別回答しないを含む)4,427名
調査日:2025年4月18日

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この記事を書いた人

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