第4位:ぶち、ぶり、ばり(とてもすごい※3ついずれも)(792票)
4位は「ぶち」、「ぶり」、「ばり」(とても、すごく※3ついずれも)!
- 魚の名前みたい
- 最上級が『ばり』?
- いろんな意味があって方言は面白い
- 広島の人といえばよく使ってるイメージの単語
「ぶち」、「ぶり」、「ばり」は、3ついずれも「とても」や「すごく」を意味する広島県の方言です。「ぶち嬉しい」、「ぶりむかつく」、「ばり眠い」など、強調したい言葉の前につなげて使います。かなり砕けた表現ではあるので、目上の方などには使わないよう注意が必要です。ただ、広島東洋カープのキャッチフレーズとして「バリバリバリ」が使われたこともあるなど、この方言に親しみを持っている人もたくさんいます!
第3位:ひわる(曲がる、たわむ)(818票)
- 全くわかりませんね…
- これはわからない…
- “日割り”と間違いやすい
基になった古語からは意味が変わっています!3位は「ひわる」(曲がる、たわむ)!
「ひわる」は広島県の方言で「曲がる」や「たわむ」といった意味になります。漢字で書くと「干割る」です。古語では「(乾燥して)裂け目ができる」や「ひびが入る」という意味ですが、広島県の方言では、元々はまっすぐだったものが、曲がったりゆがんでしまった時に使います。「本棚に本いれすぎて棚板、ひわってしもうた(本棚に本を入れすぎて棚板がたわんでしまった)」といった使い方をします!
第2位:にがる(体の奥の方が鈍く痛む)(1,489票)
- 味に苦味があることのように思う
- 3文字でなかなか奥深く表現していて、なるほどと思わせられた
- 聞いたことがなかった。体の奥が鈍く痛むという細かい方言があるのだなと思った
味のことではありません!2位は「にがる」(体の奥の方が鈍く痛む)!
広島県の方言では「体の奥の方が鈍く痛む」ことを「にがる」といいます。ただし、同じ広島県内でも「痛み」の種類は違い、「鋭く痛む」意味で使う地域もあります。共通しているのは、外部からの要因での痛みではなく、「痛みの原因が体の中にある」ということ。例えば刃物で手を切ってしまった場合などには使いません。痛みに関しての言葉の使い分けがあるのが興味深いですね!
第1位:こーへぇ(生意気)(1,622票)
- 全く分からない言葉があり、日本も広いんだなぁ~とつくづく思いますね
- 友達の名前みたい
- 声に出して言ってみるとユーモラスな感じがして 生意気という意味には全然思えないです
- 広島におばあさんがいるけど、わからない…
人名と間違えないよう注意!1位は「こーへぇ」(生意気)!
「こーへぇ」は方言を知らないと、人の名前のようにも思えますが、広島県の方言では「生意気」や「ませている」、「横柄な」といった意味になります。「あがーなこーへぇ事ばっかりゆうとったらいけん」は、「あんなに生意気な事ばかり言っていたらダメ」という意味です。柔らかい響きの言葉からはなかなか想像がつきませんね!
広島弁!意味が難しい「広島の方言」ランキングPart4ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,832名が選んだ<広島弁!意味が難しい「広島の方言」ランキングPart4>でした。
TOP10
- 1位こーへぇ(生意気) (1,622票)
- 2位にがる(体の奥の方が鈍く痛む) (1,489票)
- 3位ひわる(曲がる、たわむ) (818票)
- 4位ぶち、ぶり、ばり(とてもすごい※3ついずれも) (792票)
- 5位くいくさし(食べかけ、食べ残し) (724票)
- 6位てご(手伝い) (598票)
- 7位みやすい(簡単) (585票)
- 8位ちびる(減る) (532票)
- 9位しごうする(仕事する、捌く) (520票)
- 10位はせる(挟む) (416票)
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,832名
調査日:2024年10月8日