第3位:「舟を編む」三浦しをん
2012年本屋大賞を受賞し、実写映画化、そしてアニメ化もした大ヒット作。
20数万語を網羅する新辞書づくりに奮闘する主人公と、個性豊かな編集人たちとの日々をユーモラスに描いた良作。
ストーリーの面白さと一般的に知られることのない辞書の編纂という仕事への興味で惹きつけられた人も多かったのでは。
「面白かった」
「内容が斬新だったから」
「辞書の奥深さを知った」
「言葉の重みを感じた作品だったから」
「ストーリーはもちろん、作家自身からも言葉の力を信じたいという真摯な姿勢が伝わってくる」
題材の面白さに加え、「言葉の重み」という作者のメッセージを強く感じたという方が多数でした。
「映画も面白かった」とこちらも好評。
第2位:「海賊とよばれた男」百田尚樹
2013年本屋大賞受賞作で映画化もされ、100万部超の売上を記録した「海賊とよばれた男」が第2位に!
出光興産をモデルにした国岡商店が、大企業にまで成長するまでの過程を描いた歴史&経済小説。
「ダイナミックな展開」
「どんな時にもあきらめずに、社員を信じて進んだ一徹な社長の物語にどんどん惹かれた」
「生きざまに魅了された」
「メッセージ性もあり、歴史観がすばらしい」
などなど、実は男性からのコメントがダントツ多かったのですが、テーマ的に頷けます。