身の毛のよだつ衝撃的な現代ホラー作品をいくつも生み出してきたのが作家スティーブン・キング。心理面の描写に定評がある作品、オカルト的な超常現象を交えた作品も多いのですが、たくさんの小説が映画化していることもあって「スティーヴン・キング原作映画は当たり外れが激しい」とも言われることもしばしば……。そこで、今回はスティーブン・キング原作映画に絞って人気ランキングを実施!その人気から旧作・リメイク版と2つが存在する作品も多く、日本のファンがどんな映画に投票したか気になるところですよね!スリルに満ちたドキドキの映画だけでなく、映画史にその名を刻んだ心揺さぶる感動作も登場の注目ランキングです!
ランキングの集計方法
調査方法:10~60代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「スティーブン・キング原作映画人気ランキング」のアンケート結果を集計。(有効回答者数:9,796名/調査日:2020年12月19日)
スティーブン・キング原作映画人気ランキングTOP20!
まずは20位から16位を発表!スティーブン・キング原作のおすすめ名作映画をランキング形式でご紹介!あなたの中の最高傑作映画の順位は?注目の集計結果、ぜひご覧ください!
第20位:死霊伝説(1982年)(161票)
20位はホラー映画「死霊伝説」。あの「ポルターガイスト」や殺人鬼レザーフェイスが登場する「悪魔のいけにえ」で有名なホラー映画の巨匠であるトビー・フーパーが監督した一作です!田舎町で起きた吸血鬼による怪奇事件が描かれ、古典的な作りが今となっては逆に新鮮。元々は長編小説「呪われた町」をテレビドラマ化して放送した作品であり、日本ではそのドラマを110分の尺にまとめた再編集版として劇場公開されました。
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第19位:ビッグ・ドライバー(米公開2014年、日本劇場未公開)(175票)
19位はサスペンス・スリラー映画「ビッグ・ドライバー」。とある経緯から男に暴行され、半殺しにされて排水口に捨てられた女性作家・テスの姿が描かれた復讐劇です。本の登場人物や相棒(?)役のカーナビの音声を頼りに復讐に邁進する姿はちょっとファンタジック……というよりホラー気味で、冒頭の暴行シーンなどキツい描写もあり。清々しいくらいの殺意と復讐心を燃やすテスの意志力の強さがとにかく印象的です。
『スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー』
4/4(火)よる9:00⇒https://t.co/k7tD0cgGyFホラー小説の巨匠スティーヴン・キングの中編を映画化したリベンジスリラー!
出演:マリア・ベロ、オリンピア・デュカキス、ジョーン・ジェット ほか#wowow pic.twitter.com/wSu3nfgFuV— WOWOW映画 (@wowow_movie) April 2, 2017
第18位:黙秘(1995年)(177票)
18位はサスペンス・ミステリー映画「黙秘」。富豪であるヴェラ・ドノヴァンを殺害した容疑で逮捕されたのが彼に仕えていた中年女性でメイドのドロレス。ドロレスは無罪を主張するものの、事件に関して何も語ろうとしない「黙秘」状態を続け……。同じく、スティーブン・キング原作映画「ミザリー」でも格別の存在感を発揮した女優のキャシー・ベイツは本作の主人公・ドロレス役でも抜群の演技力で観客を魅了!知名度こそあまり高くはありませんが、名女優の好演と悲しみを多分に含んだシナリオもあって、映画ファンには高く評価されております!
第17位:ペット・セメタリー(1989年)※旧バージョン(178票)
17位はホラー映画「ペット・セメタリー」(旧バージョン)。ある土地に死者を埋葬すると凶暴化して蘇る、というおぞましきホラーとなった本作。不慮の事故によって愛する息子を失い、その死を受け入れられない父親はダメだとわかっていても禁断の土地へ足を踏み入れてしまい……。2020年にはリメイク版「ペット・セメタリー」が日本でも公開されており、そちらは現在のところスティーブン・キング原作映画としては最新作。様々なポイントが改変されたリメイク版と旧バージョンを見比べてみるのも良いですね!
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第16位:ゴールデンボーイ(1999年)(184票)
16位はサスペンス・スリラー映画「ゴールデンボーイ」。成績優秀な男子高生・トッドが第二次世界大戦中にナチスドイツの行なったホロコーストを知り、次第に人間の持つ闇の部分に染まっていく……という物語です。かつて強制収容所の司令官をしていたイアン・マッケラン演じる老人・デンカーとの出会いでゴールデンボーイ(優等生)だった彼がどう変わっていくのか?オカルト要素は皆無の静かな物語ですが、ゾクゾクっとするスリルある心理描写が評価されております!
【配信中サイト】dTV、ビデオマーケットなど
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— Consequence of Sound (@consequence) December 3, 2017