新型コロナウィルスの影響もあり、映画業界にとってもその他ほとんどの業界にとっても厳しい1年となった2020年。相変わらず難しい状況は続きますが、そんな中にあっても観客の心を揺さぶった数々の映画が存在し、このような状況下だからこそ人々の心に深く刻まれる作品も生まれました。そこで、今回は「2020年一番面白かった映画は?」という内容で調査を実施!歴史的な大ヒットを記録した「あの映画」を含め、邦画・洋画を問わず様々な作品がランクインした2020年を締めくくる注目ランキングです!
ランキングの集計方法
調査方法:10~50代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「総決算!2020年日本公開映画おすすめ人気ランキング」のアンケート結果を集計。(有効回答者数:6,976名/調査日:2020年12月5日)
総決算!2020年日本公開映画おすすめ人気ランキングTOP20!
まずは20位から16位を発表!あなたが2020年公開の映画で一番面白かった名作は?2020年の総決算!おすすめ映画をランキング形式でご紹介!注目の集計結果、ぜひご覧ください!
第20位:TENET テネット(128票)
20位はSF・アクション映画「TENET テネット」。とある理由から、「第三次世界大戦阻止」という重大すぎるミッションを背負った名もなきエージェントとその相棒・ニールらの活躍を描いた本作。「逆行する時間」という極めてSF的な概念が散りばめられ、「難解」という事前評価に違わぬ複雑で奥深い映画でした!シナリオだけでなく映像面も含めて、クリストファー・ノーラン監督らしさが凝縮された一作と言えるでしょう!
第19位:思い、思われ、ふり、ふられ(実写)(126票)
19位は恋愛・青春映画「思い、思われ、ふり、ふられ」。男女4人の高校生が織りなすキュンキュンな青春物語であり、浜辺美波さんや北村匠海さんと言った人気の若手俳優・女優の共演も話題となった本作!漫画原作の映画化を得意とする三木孝浩監督の手腕が遺憾なく発揮された作品であり、漫画の実写化とは思えないほどに自然で、かつ美しさのある描写も印象的でした!
第18位:1917 命をかけた伝令(129票)
18位は歴史・戦争映画「1917 命をかけた伝令」。舞台となるのは第一次世界大戦下のヨーロッパ。イギリス人兵士のウィルとトムが伝令兵となり、重要な情報を伝えるべく戦場を駆け抜け、友軍のもとへ向かう姿を描きます。特筆すべきは、全編を通してずっと同じカメラで写し続けたような連続した映像のリアリティ!実際には全編ワンカットではないのですが、迫力に満ちた戦場の様子は観る人を引き込み、あたかも戦場に居合わせたかのような臨場感に手に汗握りました!
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第16位:2分の1の魔法(131票)※同率
同率16位はアニメ・ファンタジー映画「2分の1の魔法」。ピクサー・アニメーション・スタジオが製作したディズニー映画であり、舞台となったのはかつて魔法が存在したものの、科学や技術の進歩によってほとんど魔法が消えてしまった世界です。そんな世界で、「生まれる前に死んだ父に会いたい」という少年イアン・ライトフットの願いを実現するため、魔法に必要な「不死鳥の石」を探す旅に出たライトフット兄弟を描きます。ファンタジックな世界観をベースに、兄弟愛と成長が描かれた本作に「感動的」との声が多数上がり、幅広い年齢層に支持されるファミリー向けの一作となりました!
第16位:ヲタクに恋は難しい(131票)※同率
同率16位は恋愛・コメディ映画「ヲタクに恋は難しい」。ヲタ恋の愛称で親しまれる同名漫画の実写映画化作品であり、乙女ゲームやアイドル好きな主人公のOL・桃瀬成海を高畑充希さんが演じた点も話題となりました!オタクだと周囲に知られる「ヲタバレ」を恐れる成海でしたが、そんな彼女が同じくオタクである二藤宏嵩と付き合うことになり……?オタク同士の恋愛をミュージカルシーン等を挟んで描き、パロディネタなども盛り込んだ笑える娯楽作として評価されました!