今回はウェブアンケートにて総勢10,970名に調査した<プロ野球の歴代4番バッター最強ランキング・2023年最新版>を発表します。打順に対する考え方は様々です。3番バッター最強説を主張する人もいますし、2番バッター最強説を唱える人も。しかしやっぱり「4番=チームで最も信頼できるバッター」という考えが根強いのは事実です。あなたにとって歴代最強4番バッターは誰ですか?さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位王貞治(読売ジャイアンツ) (2,706票)
- 2位落合博満(ロッテオリオンズ他) (798票)
- 3位長嶋茂雄(読売ジャイアンツ) (762票)
- 4位松井秀喜(読売ジャイアンツ他) (710票)
- 5位掛布雅之(阪神タイガース) (266票)
- 6位野村克也(南海ホークス他) (264票)
- 7位吉田正尚(オリックス・バファローズ他) (244票)
- 8位山本浩二(広島東洋カープ) (212票)
- 9位アレックス・ラミレス(ヤクルトスワローズ他) (208票)
- 10位田淵幸一(阪神タイガース他) (192票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<プロ野球の歴代4番バッター最強ランキング・2023年最新版>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,970名/調査日:2023年7月5日
第1位:王貞治(読売ジャイアンツ)(2,706票)
画像はX(@sao_sao53)から引用 《拡大》
- 世界の王でしょう!
- 4番バッターはランナーをホームにかえすという使命があるので、忠実にその使命を果たしたホームランバッター・王貞治選手が一番です!
- やはりホームラン数世界一は、凄すぎる
- 現役の王さんは凄いホームランバッターで記録も作った選手!
驚異の敬遠数が最強4番の証明!1位は王貞治さん(読売ジャイアンツ)!
意外にも王さんが先発で4番を務めたのは通算1231試合で歴代13位。1位の野村克也さんの2256試合には遠く及びません。1977年に世界新となる756号を放った試合も3番打者でした。これは同時期に長嶋茂雄さんという、4番の象徴のようなバッターがいたからです。「4番・王」のスゴさを示すデータの一つが敬遠の四球の数で、通算427敬遠は2位を大きく引き離しトップ!それだけ相手投手が怖がっていたということですね。130試合制の1974年にはNPB最多のシーズン45敬遠。四球は合計158。143試合制の2022年のトップは村上宗隆選手の25敬遠ですから、王さんがいかに恐れられていたかが分かります。
第2位:落合博満(ロッテオリオンズ他)(798票)
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- ここぞという場面で頼りになる四番バッターだった
- 3度の三冠王は別次元
- 落合博満さんのバッティング技術は真似できない
- 職人で、天才。努力の人!
さすがの4番哲学!2位は落合博満さん(ロッテオリオンズ他)!
史上最多の3度の三冠王を誇る落合さん。ロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)や中日ドラゴンズなどセ・パ4球団で4番を務めました。野球哲学について聞かれ「相手のエースピッチャーの決め球を狙うこと」と語っていた落合さん。これもチームの勝敗のカギを握る4番バッターを務めていたがゆえの考え方ではないでしょうか。
また中日の監督時代は「打順を決める時、4番から決める。4番が決まっていれば簡単にオーダーが決まる」と持論を展開。これにも4番に対する思いと信頼が込められています。
第3位:長嶋茂雄(読売ジャイアンツ)(762票)
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- やはりいちばんのヒーローだと思います
- チャンスにめっぽう強かった
- なんたって魅せるもんね!
- 永遠に不滅だと思うから
「4番サード」がよく似合うミスタージャイアンツ!3位は長嶋茂雄さん(読売ジャイアンツ)!
「4番サード長嶋、背番号3」という後楽園球場のアナウンスに心躍らせたファンは、数え切れないほどいるでしょう。昭和のプロ野球で4番と言えば長嶋さんでした。圧倒的記録を残した王貞治さんを押しのけ4番の座に君臨したミスタージャイアンツ。数字以上のカリスマ性を持っていたのです。漫画「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さんは、「長島茂雄」という野球少年が主人公の作品「4番サード」を発表しているほど。4番の価値はただ数字を残せばいいというものではなく、どんな場面でどんな結果を残したかが問われます。チャンスの場面でチームを勝利に導く結果を残した長嶋さんは、最高の4番バッターといえるでしょう。
第4位:松井秀喜(読売ジャイアンツ他)(710票)
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4位は松井秀喜さん(読売ジャイアンツ他)!
- メジャーでのドラマチックな活躍は印象深い
- ゴジラはすごい!
- 野球選手としての力量だけでなく人間としても素晴らしいと思います
第62代読売ジャイアンツ4番の松井さん。ニューヨーク・ヤンキースでも大役を任されました。しかし簡単にその座に就いたわけではありません。ドラフト1位で巨人に入団し、長嶋茂雄監督に出会った松井さん。急造ではなくじっくり時間をかけて真の巨人の4番を育て上げる「4番1000日計画」のもと、長嶋監督とマンツーマンで素振りに励みました。見事に期待に応え、日本を代表する4番に成長します。松井さんは引退会見で現役時代の一番の思い出を聞かれた際、試合ではなく「長嶋監督との素振り」と答えるほどでした!
第5位:掛布雅之(阪神タイガース)(266票)
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5位は掛布雅之さん(阪神タイガース)!
- やっぱりミスタータイガースの掛布でしょ!
- かっこよかったですよ
- 記憶に残る選手だから!
掛布さんは1979年に、それまでチームの主砲だった田淵幸一さんが移籍したため4番を任されます。本来はアベレージヒッターでしたが、4番となり打撃スタイルを長距離型にモデルチェンジ。するとこの年48本で初めての本塁打王を獲得します。1985年には4番打者としてチームの日本一に大きく貢献。3番の「史上最強の助っ人」ランディ・バースさんが三冠王を獲得できたのも、後ろに掛布さんが控えているおかげでした。突然お鉢が回ってきた大役でしたが、誰より4番に誇りに感じている4代目ミスタータイガースです。
第6位:野村克也(南海ホークス他)(264票)
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6位は野村克也さん(南海ホークス他)!
- すごかった。三冠王ですからね!
- キャッチャーで、プレイングマネージャーも経験し、三冠王を獲得した
- 異次元のすごさがあった
テスト生からプロ入りした野村さん。4番に定着し三冠王に輝くなど数多くのタイトルを獲得します。特筆すべきは野村さんが捕手だったこと。4番と捕手の重責を果たし、チームも優勝争いの常連だったのですから恐れ入ります。その上1970年からは監督も兼任。何役もこなすスーパー4番は、NPB最多の先発4番2256試合出場を果たしています。
第7位:吉田正尚(オリックス・バファローズ他)(244票)
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7位は吉田正尚選手(オリックス・バファローズ他)!
- とにかくカッコいいしパワフルで見ていて感動します。これからの活躍も応援しながら見守りたいです
- 小柄だけど、バネのような身体で、1年目の初ホームランが客席を越えて通路まで届いて、凄かったのを覚えています
3月のWBC準決勝メキシコ戦で7回に同点スリーランを放ったのが、侍ジャパンの4番に座った吉田選手です。重圧のかかる日の丸の4番でしたが、大役を果たし金メダルに導きました。パワフルでありながら打率も残せる頼りになる選手です。今季からボストン・レッドソックスに移籍しましたが、メジャーデビュー戦も4番。日米を股にかけた大打者への道を突き進んでいます。
第8位:山本浩二(広島東洋カープ)(212票)
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8位は山本浩二さん(広島東洋カープ)!
- ミスター赤ヘル!
- 大好きですよ
プロ入り7年目の1975年に4番に定着し、広島東洋カープを悲願の初優勝に導いた山本さん。それから40歳で現役を引退する1986年まで重責を担い続けます。最後の年も打率2割7分6厘で27本塁打と4番の責任を十分果たし、チームも優勝。有終の美を飾りました。広島の黄金時代は「4番山本」なくして語れません。
第9位:アレックス・ラミレス(ヤクルトスワローズ他)(208票)
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9位はアレックス・ラミレスさん(ヤクルトスワローズ他)!
- 印象に残ってますね
- ラミちゃんはすごかった
チャンスに強かったラミレスさんは「4番はこうあるべき!」と感じさせるバッターでした。ヤクルトスワローズ(現・東京ヤクルトスワローズ)、読売ジャイアンツの2球団で4番でフル出場を果たした「高値安定」のスラッガーです。バッティングだけでなく、ホームランを放った後に見せる「ゲッツ」や「アイ~ン」などのパフォーマンスでもチームを盛り上げるエンタメ型4番でした。
第10位:田淵幸一(阪神タイガース他)(192票)
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10位は田淵幸一さん(阪神タイガース他)!
- 子どもの頃のマイヒーロー
- 阪神ファンなもんで
「ファンがここで打ってくれと願う場面で打つのが4番」と言い切る田淵さん。虎党に夢を与えてきたホームランアーチスト・田淵さんこそ真の4番バッターでした。チームが負けても堂々としていて、阪神タイガースの負の部分も背負っていた第3代ミスタータイガース。やがて4番の座は田淵さんの背中を見て育った掛布雅之さんに受け継がれます。
プロ野球の歴代4番バッター最強ランキング・2023年最新版ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,970名が選んだ<プロ野球の歴代4番バッター最強ランキング・2023年最新版>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,970名
調査日:2023年7月5日