「漫才を楽しみにしている若手芸人さんを教えてください!」そんな問いかけに集まったのは、やっぱり旬の芸人さんばかり。年末の名物漫才コンテスト出場者をはじめ、若手と言えども実力派揃いのランキングとなりました。あなたはどの芸人さん推しですか?ぜひチェックしていってください!
TOP20一覧
- 1位ミルクボーイ (1,273票)
- 2位ぺこぱ (970票)
- 3位霜降り明星 (823票)
- 4位和牛 (809票)
- 5位EXIT (652票)
- 6位四千頭身 (624票)
- 7位ミキ (546票)
- 8位すゑひろがりず (438票)
- 9位M1敗者復活枠のコンビ (382票)
- 10位アインシュタイン (365票)
- 11位ティモンディ (309票)
- 12位ニューヨーク (307票)
- 13位ぼる塾 (305票)
- 14位宮下草薙 (293票)
- 15位東京ホテイソン (272票)
- 16位おいでやすこが (267票)
- 17位トム・ブラウン (259票)
- 18位見取り図 (246票)
- 19位オズワルド (235票)
- 20位マヂカルラブリー (230票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<漫才が面白い若手お笑い芸人ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,797名/調査日:2020年12月13日
第1位:ミルクボーイ(1,273票)
- このコンビのネタはどんなことにも応用できる強みがあるのでそれを活かして笑わせて欲しいです
- とても分かりやすい漫才を見せてくれるからいつもTVに出ていると見てしまう
- 正統派だけれど、内容が現代的で年齢関係なく、ほっこりみんなが笑えるから
- パターンが決まっているのに飽きないのは、きっとお笑い技術が高いってことなんでしょうね!
素直に、普通に、いつ聞いても、何回見ても面白い!第1位はミルクボーイ!
もう説明不要だとは思うんですけど、2019年のM-1グランプリ優勝者、角刈りのツッコミ担当内海崇さんと、ムキムキのボケ担当駒場孝さんからなるミルクボーイ。一夜にしてM-1ドリームを手にしたシンデレラボーイ(30代半ば)のスーパー漫才コンビです。素直に面白い。普通に面白い。いつ聞いても面白い。若手なんですけど、漫才は昭和レジェンド師匠たちのスタイル。ビシッと「型」が決まってるからどんな素材でもやっぱり面白い。漫才としての普遍的なスタイルなのに、誰にもできないオリジナリティを生み出しちゃったミルクボーイ。新しい発明みたいな漫才です。納得の第1位!
第2位:ぺこぱ(970票)
- 優しいので、癒されます。もっと観たいから選びました
- ツッコまない突っ込みが好き
- 優しいツッコミというのが新鮮で、今の時代にも合っててとても良いと思う
新ワード「ノリツッコまないボケ」爆誕!第2位はぺこぱ!
シュウペイさんのシュールボケ(シュウペイポーズつき)、対する松陰寺太勇さんのツッコミ…っていうかノリツッコまないボケ、これを称して「全肯定漫才」だとか「多様性漫才」のような新しい言葉まで生み出してしまったのがぺこぱの漫才ですね。ブレイク若手芸人として必ず名前が挙がるコンビです。ボケても肯定されちゃうから、ふたりのベクトルがちょっとずつズレていってそこがたまんないです。それにしてもシュウペイさん、松陰寺さんそれぞれの面白さにますます磨きがかかってませんか?ますます楽しみ。
第3位:霜降り明星(823票)
- 演技力もあり実力派だから
- 最近テレビには単独で出ることも多いからコンビでの芸を見たい
- ダントツにセンスを感じる!
第7世代の代表格!第3位は霜降り明星!
せいやさん(ボケ担当・163cm)と粗品さん(ツッコミ担当・180cm)、天才ふたりが組んだような漫才コンビですね、霜降り明星って。舞台の上に動と静が同時に存在している絶妙に面白い空間があって、なんだか異次元の笑い。若手お笑い芸人を指して「第7世代」って呼ばれるようになったのは、霜降り明星の笑いを新しくカテゴライズするために生まれたような言葉みたいなところもありますよね。YouTube公式チャンネルの登録者数136万人!圧巻!
第4位:和牛(809票)
- 天才だと思います。2人とも面白いです
- 一番実力があるコンビだと思う
- 年々お笑いに磨きがかかっている
若手っていう冠はそろそろ卒業ですね!第4位は和牛!
2015年〜2019年まで5年連続でM-1グランプリの決勝に進出しているってすごくないですか。コンスタントに強いってことですから。しかも毎年アップデートしてますから。水田信二さんの執拗なちょっとウザい感じのボケと、川西賢志郎さんのソフトタッチなようで頑固なツッコミが持ち味。素人視聴者ながらも和牛の漫才の構成力に唸ってしまうような、そんな説得力があってなおかつ面白い漫才ってやっぱり和牛にしかできません。若手っていう冠はそろそろ卒業ですね。
第5位:EXIT(652票)
- かっこいいし、テンポが好き
- テンションアゲアゲで、暗い世の中に笑いを届けてくれるコンビ!
- ちゃらい感じが令和っぽい
漫才だけに止まらない活躍ぶり!第5位はEXIT!
りんたろー。さん(ツッコミ担当)と兼近大樹さん(ボケ担当)、2017年結成のまだまだ新しい若手コンビなんですけど、タレントとして様々なメディアでの活躍が拡大し続けているEXITの人気って本物ですよね。ただやっぱりおふたりのベストアクトは漫才。チャラいなんて言われるけど、EXITの漫才を面白いと感じるファン層が日常生活やSNSなどで普段使いしている言葉を、そのまま漫才に持ち込んだだけ。ファッションアイコンとしても人気の漫才コンビってところが新しいなあ。
第6位:四千頭身(624票)
- 四千頭身のネタで癒されたい
- ゆるくて好きだから
- 後藤さんを見ると落ち着く
癒し系・脱力系漫才!第6位は四千頭身!
都築拓紀さん(ボケ担当・いちばんの長身)、後藤拓実さん(ツッコミ担当・ネタも作ってます)、石橋遼大さん(リーダー、そして石橋担当)の漫才トリオが四千頭身。2016年結成、そしてみなさん20代前半という若手トリオで、若いファン層が多い芸人さんです。友達が3人集まって他愛のない話をしているだけのような、それでいてそこはかとなく面白いネタは、癒し系とか脱力系なんて評される独自のスタイル。これからも焦らず、着実に育っていってほしいトリオです!
第7位:ミキ(546票)
- 兄弟愛を感じられる楽しい漫才が好きです
- どんなネタもおもしろい
- 聞いていて一番、安心して聴ける
兄弟ゲンカの延長みたいで微笑ましい!第7位はミキ!
兄弟や姉妹による漫才コンビって面白いに決まってるんです。ベテラン勢では中川家さん、海原やすよ・ともこさんなどが大活躍中、そして若手兄弟漫才コンビと言えば、やっぱりミキのおふたりが代表格ですね。昴生さんのお兄ちゃんらしからぬアタフタツッコミと、弟・亜生さんの天然系ラブリーボケの絡み具合が兄弟ゲンカの延長みたいで面白いしなんだか微笑ましい。とにかく仲の良さそうなふたりです。亜生さんは猫界隈の人としても有名。
第8位:すゑひろがりず(438票)
- ネタの内容がおめでたいだけに、一番期待してしまう
- 新年にぴったりのネタがありそう
- おめでたい雰囲気
おめでたい系演芸のポジションに滑り込み!第8位はすゑひろがりず!
お正月のテレビに欠かせないのが演芸。お笑いっていうよりも演芸。お正月の演芸と言えばかつては海老一染之助・染太郎師匠による至芸の独壇場だったわけですが、そんなおめでたい系演芸のポジションにうまーく滑り込んできたのがすゑひろがりずですね。南條庄助さん(ツッコミ・小鼓担当)と三島達矢さん(ボケ・扇子担当)の若手コンビが見せてくれるのは、漫才のルーツにも通じるようなとてもクラシックなスタイル。そこにちょっとだけ現代的なヒネリを加えるだけで爆笑につながることを示してくれたのがすゑひろがりずです!
第9位:M1敗者復活枠のコンビ(382票)
- 敗者復活枠は伸びる可能性が大
- サンドイッチマンのような展開を期待
- はいあがったお笑い芸人のほうがおもしろい
2020はインディアンスが復活!第9位はM1敗者復活枠のコンビ!
エンターテインメント界における年末の超重要イベントとしてしっかりと定着してきたM-1グランプリ。この漫才コンテストをより面白い展開にすべく、ドラマチックに盛り上げているのは、やはり敗者復活戦があるからこそですね。決勝の当日、寒い屋外で復活戦を戦い抜いた若手芸人の勢いが本番のスタジオに流れ込んでくるあの感じ、毎年興奮しちゃいます。2020年はインディアンスが選ばれ、まさかのトップバッターとして舞台に上がりました。とにかく手数の多い漫才、素晴らしかった!
第10位:アインシュタイン(365票)
- 最高におもしろいから。特に、いなださんがおもしろすぎだから!
- 稲ちゃん良い
- めちゃくちゃ漫才上手い!
振れ幅の大きさ最強クラスのビジュアル!第10位はアインシュタイン!
稲田直樹さん(ボケ担当)と河井ゆずるさん(ツッコミ担当)、ここまで振れ幅の大きいビジュアルの漫才コンビも少ないんじゃないかっていうくらいのおふたり。舞台や画面に登場したときのインパクトは若手芸人さんの中でも随一かも知れません。かと言って、ネタ自体は見た目ばかりに頼るわけでもなく、結成10年の実力が如何なく発揮された安定感。36歳・稲田さんの天真爛漫なボケ、40歳・河井さんのご陽気なツッコミ、関西漫才の面白いところを凝縮した感じで最高です。
第11位:ティモンディ(309票)
高校野球の名門、愛媛県の済美高校野球部で共に甲子園を目指した仲間どうしで結成したコンビがティモンディです。高岸宏行さん(ボケ担当・いつもオレンジ色のひと)と前田裕太さん(ツッコミ担当・ブルーのスーツがお似合い)、20代後半の若手ながら既に知名度は全国レベルの人気ぶりです。前田さんが漫才ネタを考えるそうですが、飄々とした高岸さんの個性をうまく引き出していて面白いんですよね。お互いのことをよくわかりあっているふたりだからこそ生まれる独特のグルーヴ感って感じ。
第12位:ニューヨーク(307票)
2019年・20年、連続でM-1グランプリ決勝に勝ち進んでいるニューヨーク。2010年結成で、10年目っていうのは漫才の世界ではまだまだ若手っていう位置づけなのかもしれませんが、正統派漫才として先輩芸人さんたちからも高く評価されているコンビです。嶋佐和也さんが主にボケ担当、屋敷裕政さんが主にツッコミを担当していて、嶋佐さんの役者然としたなりきりキャラがとにかく秀逸で面白い。そして屋敷さんがステイホーム中に始めた版画がなぜか人気(笑)
第13位:ぼる塾(305票)
ようやく女性漫才師さん登場、注目のぼる塾が13位です。今テレビなどでぼる塾として認知されているのは、きりやはるかさん(ボケ担当)、あんりさん(ツッコミ担当)、田辺智加さん(ボケ・「まぁねぇ~」担当)の3名。でも、もうひとり、現在育児休暇中の酒寄希望さんも加えた4名の女性カルテットが、ぼる塾の本当のメンバー構成。凸凹感で一躍注目になったわけですけど、そもそも漫才ネタがしっかりしていて若手なのに安定感抜群。キャラクターもネタも面白いぼる塾、ますます期待です!
第14位:宮下草薙(293票)
宮下兼史鷹さん(ツッコミ担当)と草薙航基さんのコンビだから「宮下草薙」。草薙さんのちょっとダークでネガティブなモヤモヤが、いつのまにか巨大な妄想に変化していくネオ漫才な感じがこのコンビの面白いところ。でもちゃんと宮下さんがネタをコントロールしている感じがして、破綻せずに落としていくところは若手ながらさすがです。やる気のなさを前面に出して、ここまで人気出るのってすごいなあ。
第15位:東京ホテイソン(272票)
東京ホテイソンもM-1グランプリ2020の決勝進出組ですね。何度も準決勝までは進んでいたので、まさに満を持しての決勝、若手ながら確実に漫才の実力を上げてきたおふたりです。コンビはたけるさん(ツッコミ担当)とショーゴさん(ボケ担当)、どちらもまだ20代半ばで勢いを感じますよね。ボケがクールでツッコミが軽ノリっていうところが見ていて新鮮で面白いネタ。ボケてるんだかツッコンでるんだかって感じで、いつの間にかネタに引き込まれてしまうところがこのコンビのオリジナリティ。
第16位:おいでやすこが(267票)
おいでやす小田さん(42歳)とこがけんさん(41歳)はそれぞれピン芸人さん。どちらもR-1ぐらんぷり決勝進出経験を持つ実力派です。そんな若手というには憚られるようなおふたりがM-1出場を目的に組んだ漫才コンビが「おいでやすこが」です。2019年結成でM-1グランプリ2020の決勝にさっそく進出、さすが芸達者のおふたりですね。何が面白いのかを熟知しているこのふたり。2021年はこがけんさんの歌、小田さんのツッコミが全国ブレイク!
第17位:トム・ブラウン(259票)
2008年結成、布川ひろきさん(ツッコミ担当・ロングヘアさん)とみちおさん(ボケ担当・スキンヘッドさん)のおふたり、札幌出身で同じ高校の柔道部先輩・後輩という関係なんだそうです。トム・ブラウンと言えば「合体漫才」。かつて2018年のM-1で見せた、サザエさんの中島くんを5人合体させて最強の中島くんを作り上げるというネタは、面白いを超えて唖然とするような新しい笑いでしたね。若手ながら独自路線を探求する求道者っぽくてこれからも目が離せません。
第18位:見取り図(246票)
M-1グランプリ2020の決勝進出コンビが続きます!盛山晋太郎さん(ツッコミ担当・長髪さん)とリリーさん(ボケ担当・童顔だけど盛山さんよりも年上)、若手って言われますけど、2007年活動開始ってこともあって安定感もバッチリです。西の漫才らしいドライブ感が持ち味。ネタなのかアドリブなのかわからなくなるような盛山さんの言葉選びが最高に面白いんです。あと「南大阪在住のカスカップル」ネタ、これをなくして見取り図を語ってはいけません。爆笑必至。
第19位:オズワルド(235票)
畠中悠さん(180cmのボケ担当)と伊藤俊介さん(チョビ髭メガネさんでツッコミ担当)によるコンビのオズワルド。M-1グランプリの決勝進出を目標として2014年にコンビを結成し、見事2019年に決勝進出、続く2020年にも連続出場を果たし、第1段階の目標は達成ですね。若手と言われながらも白いシャツにサスペンダースタイルが往年のベテラン漫才師さんを思わせる風情。西の漫才とはひと味違う、東の漫才の安定したリズムがじわーっと、でも確実に面白いんです。
第20位:マヂカルラブリー(230票)
野田クリスタルさん(ボケ担当・R-1ぐらんぷり2020王者)と、村上さん(ツッコミ担当・本名は鈴木崇裕さん)によるコンビのマヂカルラブリー。2017年、18年のM-1グランプリ決勝進出、そして2020年ついに優勝!まさに脂ののった若手実力派です。野田さんが終始不穏な動きをしながらボケ倒し、村上さんが絶妙にいなしていくようにツッコンでいくわけですけど、お二人の温度差というか距離感というか、そんなアンバランスなところが他の漫才にはなくってホント面白い。段々とクセになっていくマヂカルラブリーです!
漫才が面白い若手お笑い芸人ランキングTOP20!
おうち時間に漫才、若手の面白い漫才見まくるのもいいものです。
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,797名が選んだ「漫才が面白い若手お笑い芸人ランキングTOP20」でした。あなたが好きな若手お笑い芸人さんはランクインしていましたか?
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,797名
調査日:2020年12月13日