戦争映画おすすめ名作ランキング【2010年以降公開の最新版】

地球に国という概念が誕生して以降、様々な国家間で行なわれてきたのが戦争という行為。現在までにありとあらゆる時代と場所で人は争いを繰り広げ、その到達点となった2度の世界大戦は国土と人類の記憶に深い傷跡を残しました。そんな中、「過去の忌まわしき出来事を忘れない」という意味も込めて制作されるのが戦争映画。今回は「2010年以降に公開された戦争映画で名作だと思う作品は?」という内容で調査を実施。第二次世界大戦だけでなく、様々な時代の戦争映画が登場する注目ランキングです!

「戦争映画おすすめ名作ランキング」
TOP20一覧
  • 1位永遠の0(2013年) (1,646票)
  • 2位この世界の片隅に(2016年) (935票)
  • 3位日本のいちばん長い日(2015年) (731票)
  • 4位杉原千畝 スギハラチウネ(2015年) (627票)
  • 5位聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年) (565票)
  • 6位ミッドウェイ(2020年) (375票)
  • 7位太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-(2011年) (355票)
  • 8位アルキメデスの大戦(2019年) (321票)
  • 9位ハート・ロッカー(2010年) (281票)
  • 10位リンカーン(2013年) (275票)
  • 11位アメリカン・スナイパー(2015年) (253票)
  • 12位戦火の馬(2012年) (248票)
  • 13位ダンケルク(2017年) (242票)
  • 14位アイアン・ソルジャー(米公開2014年、日本劇場未公開) (236票)
  • 15位フューリー(2014年) (213票)※同率
  • 15位パシフィック・ウォー(2017年) (213票)※同率
  • 17位ジョジョ・ラビット(2020年) (209票)
  • 18位彼らは生きていた(2020年) (206票)
  • 19位ゼロ・ダーク・サーティ(2013年) (198票)
  • 20位1917 命をかけた伝令(2020年) (197票)

ランキングの集計方法

調査方法:10-60代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「戦争映画おすすめ名作ランキング【2010年以降公開の最新版】」のアンケート結果を集計。(有効回答者数:10,213名/調査日:2020年11月21日)

目次

第1位:永遠の0(2013年) (1,646票)

  • 岡田准一がとても良かった
  • 主人公の生き様が素晴らしい
  • 特攻隊員の願い、思いに感動
  • 戦場へ向かう兵士と家族の絆が、すごく良かった

「どんな苦しいことがあっても 生き延びる努力をしろ!」という普遍的なメッセージの重み……!第1位は永遠の0(2013年)!

見事1位に輝いたのは戦争・ドラマ映画「永遠の0」。百田尚樹さんの手掛けた同名小説の映画化作品であり、太平洋戦争中に海軍航空隊の一員として戦った零戦パイロット・宮部久蔵の生き様を追った物語となっています。臆病者と罵られながらも、他の誰よりも生き残ることに固執したベテランの天才パイロットがなぜ最後に特攻兵として出撃したのか?宮部久蔵を演じた俳優・岡田准一さんの鬼気迫る演技に称賛の声が多数上がり、またCGによって描かれた臨場感のある戦闘シーンも本作を見応えあるモノにしました。重い爆弾を積載した戦闘機や爆撃機で敵艦に突っ込む「特攻」とは何だったのか、駆り出された若き特攻隊員は何を思っていたのか。兵士としての葛藤、家族愛、命の重みなど、深く考えさせられることばかりの一作です。

第2位:この世界の片隅に(2016年) (935票)

  • 映像がとてもきれい。当時の暮らしぶりが丁寧に描かれていて、何度も見ました
  • 柔らかい色調のアニメでしたが、戦争の悲惨さをよく表していた
  • 日本の一般人の日常を描いていたのが印象的でした。他の映画は、アクションとか映像のスケールに重点が置かれてたりしてるので、選ぶならこの作品かな
  • 印象的な被爆体験の描写

普通の市民が広島で体験した太平洋戦争……!第2位はこの世界の片隅に(2016年)!

2位はドラマ・アニメ映画「この世界の片隅に」。本作の主な舞台となるのは太平洋戦争中の広島。広島市に生まれ、呉市に住む北條周作に嫁いだ浦野すずの日常が描かれた「戦中の日常アニメ」であり、また夫婦のラブコメとしても見どころのある一作です。戦時下の料理描写や家族の暮らしぶりなど、物語前半は穏やかなテイストでストーリーが展開しますが、緻密な作画と考証によって描かれた戦艦・大和の入港シーンや、リアルな音と描写で迫るアメリカ軍艦上戦闘機の機銃掃射、大規模な空襲等もあって次第に緊張感は高まり……。映画では時系列が進むごとに年月日が表示されますが、日本人なら誰もが知る「昭和20年(1945年)8月6日」に近づくほどに心苦しさが増していき、終盤の被爆描写も観た人に大きな衝撃を与えました。

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第3位:日本のいちばん長い日(2015年) (731票)

  • 終戦記念日の天皇を初め軍隊の状況が如実に表されており、勉強になった
  • 最後が凄かった。戦争って改めて怖いと感じた作品
  • 映像の美しさやキャストの演技力も素晴らしかったです
  • 終戦の裏側を見た気がした

1945年8月15日、日本が迎えた「一番長い日」を描く!第3位は日本のいちばん長い日(2015年)!

3位は歴史・ドラマ映画「日本のいちばん長い日」。かつて岡本喜八監督によって製作された「日本のいちばん長い日」(1967)のリメイク版であり、太平洋戦争が終結へと向かう中で混乱を極める日本政府、終戦間近となって暴走する一部陸軍将兵の動きが描かれた歴史映画です。1967年版では昭和天皇(を演じた役者)を真正面から撮影しない、顔すら映さないという配慮がありましたが、本作では俳優・本木雅弘さんがその大役を担い、威厳を感じさせる立ち居振る舞いや表情を見せ、さらには作中で下した決断も印象的でした。そして、観た人の記憶に刻まれる陸軍大将・阿南惟幾の割腹自決シーン……役所広司さんの迫真の演技は、1967年版で同じシーンを演じた三船敏郎さんに劣らぬ一幕です!!

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第4位:杉原千畝 スギハラチウネ(2015年) (627票)

  • 自分の身の危険を顧みずに人のために尽力した英雄をたたえたい
  • 永遠の平和を望んだ千畝の生きざまがよく表現されていました
  • 武器を使わない所での迫害やそれに対する絶望感や恐怖、必死に生き抜こうとする人たちがリアルに思えた

人知れず英雄となった外交官・杉原千畝の真実……!第4位は杉原千畝 スギハラチウネ(2015年)!

4位は伝記・ドラマ映画「杉原千畝 スギハラチウネ」。第二次世界大戦時にナチス・ドイツに迫害された6000人以上のユダヤ人を救った実在の日本人外交官・杉原千畝を描いた本作。戦時下という難しい状況でも信念を曲げず、人命を救うために無断でビザを発給し続けた顔と、冷静かつ正確な情報分析をしていく諜報員的な顔を併せ持つ人物を演じた俳優・唐沢寿明さんの演技力も高評価されました!「杉原千畝の発行したヴィザで救われた人々の子孫は現在 世界中に4万人以上生存している」という最後の一文に、杉原千畝のやってのけた偉業と繋いだ命の多さに畏敬の念を起こさずにはいられません……。

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第5位:聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年) (565票)

  • 戦争の迫力と悲惨さが伝わる
  • 山本五十六の生き様がカッコいい
  • かなり史実に沿っていると思う。歴史を勉強出来る

1人の人間として描かれる山本五十六の人柄と半生……!第5位は聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年)!

5位は戦争・ドラマ映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」。太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官であったものの、他の誰よりも開戦方針に反対であった実在の海軍軍人・山本五十六を主人公とした本作。軍人としての山本五十六だけでなく、家族や人を想う1人の人間としての山本五十六が描かれ、そんな役どころを俳優・役所広司さんが見事に演じました。戦争に突入していった背景やメディアの報道、開戦後の推移などがわかりやすくまとめられているため、太平洋戦争当時の雰囲気やその流れを知るのにうってつけの作品と言えるでしょう!

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第6位:ミッドウェイ(2020年) (375票)

  • 大迫力の素晴らしい映像
  • 戦闘シーンが良かった
  • 日本軍側ももっと見たかった

ローランド・エメリッヒ監督が手掛ける迫力の大海戦!第6位はミッドウェイ(2020年)!

6位は戦争・アクション映画「ミッドウェイ」。太平洋戦争の転換点となった「ミッドウェイ海戦」をテーマにした本作。「インデペンデンス・デイ」などで名を上げたローランド・エメリッヒ監督が手掛けただけあり、序盤の真珠湾攻撃を含めた迫力ある戦闘描写が話題となりました!CGを駆使してリアルな戦争を描き、また情報戦など重要なポイントも抑えているのですが、どういうワケだか日本艦隊に大和型戦艦がたくさん存在したり、爆撃機ドーントレスが後部銃座で零戦2機を撃墜したり……と微妙にファンタジックな点も(笑)細かいことはあまり気にせず、派手な海戦モノとして楽しむのが良いでしょう。

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第7位:太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-(2011年) (355票)

  • 最後まで、あきらめない日本人のいい所を表現している
  • 特攻は美談ではない。感動作でした
  • 日本だけでなく世界中の人に観てほしい戦争映画です

「死ぬために戦う」ではなく「生きるために戦う」という選択……!第7位は太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-(2011年)!

7位は戦争・ドラマ「太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-」。時は1944年7月、太平洋戦争の激戦地となったサイパン島において、4万を超える圧倒的な軍勢で攻勢をかけるアメリカ軍を相手に生き残った46人を率いて戦い、1945年8月15日の終戦後も部下と共にゲリラ戦を展開した実在の人物・大場栄大尉の活躍が描かれた本作。「サイパンの戦い」が日米双方の視点から描かれ、両軍の温度差というか、考え方の違いが痛切に感じられる作風となっています。主演の竹野内豊さんをはじめ、唐沢寿明さんや山田孝之さんといった実力派俳優の見せた演技も魅力的な作品でした!

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第8位:アルキメデスの大戦(2019年) (321票)

  • 戦争映画らしくない戦争映画だけど、そこにもしかしたらという運命のいたずらを感じてしまいました
  • 戦争を別の角度から見た所が良い
  • 大和の沈没を数式で導き出したのはすごい

天才数学者・櫂直が戦争突入を回避するために奮闘!第8位はアルキメデスの大戦(2019年)!

8位はドラマ映画「アルキメデスの大戦」。時は太平洋戦争勃発前の1933年、新造艦の建造を巡る海軍の会議で空母案と超大型戦艦「大和」の2案が提出されるも、大和案には金銭的な面で大きな欠陥があり……?国の資金を際限なく突っ込んだ全面戦争突入、という最悪のシナリオを止めるため、海軍少将・山本五十六に請われて海軍へ入隊した天才数学者・櫂直(かい ただし)の活躍が描かれます! CGで描かれた大和や航空機など戦闘シーンは短いながら迫力があり、櫂を演じた菅田将暉さんの情熱的な演技が高評価!軍隊や数学が苦手な人も物語に惹き込む魅力がありました!

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第9位:ハート・ロッカー(2010年) (281票)

  • 戦場で精神が病むのが良く解った
  • 恐怖がマヒしてしまうのか、戦争に高揚を覚えてしまうのか。考えさせられる名作
  • 緊張感がすごい。体中に力が入って息を詰めたまま観た

呼吸を忘れるほどの尋常じゃない緊張感!第9位はハート・ロッカー(2010年)!

9位は戦争・ドラマ映画「ハート・ロッカー」。舞台となるのはイラク戦争中のバグダッド郊外、アメリカ軍爆弾処理班として従軍する兵士らの死闘が描かれ、「いつ爆弾が爆発するのか……」という並々ならぬ緊張感と戦争の恐怖をストレートに感じさせる映画となりました。本ランキング19位にランク入りした「ゼロ・ダーク・サーティ」と同じくキャスリン・ビグロー監督による一作であり、第82回アカデミー賞ではかつての夫であるジェームズ・キャメロン監督が手掛けた「アバター」との激戦も話題に!結果的には「ハート・ロッカー」が作品賞・監督賞を含む6部門受賞という栄誉に輝きました!

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第10位:リンカーン(2013年) (275票)

  • 重厚な感動作
  • 南北戦争と奴隷解放について事前勉強して鑑賞しました。素晴らしい作品です
  • リンカーンは本当に尊敬できる大統領

アメリカ史上最も愛された大統領の強い信念!第10位はリンカーン(2013年)!

10位は伝記・歴史映画「リンカーン」。第16代アメリカ合衆国大統領となるエイブラハム・リンカーンの物語です。1862年に奴隷解放宣言を行なったリンカーンでしたが、この段階で自由になった奴隷はわずか、しかも南北戦争中の臨時的な措置であったため戦争終結と同時に効力をなくす宣言でした。そんな現状を変えるべく、奴隷制廃止を決定する「アメリカ合衆国憲法修正第13条」を制定しようとしますが、戦争を早期終結させたいというジレンマも抱え……。戦争映画と言うよりは政争映画ですが、悲惨な内戦の描写も印象的な作品となりました。

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第11位:アメリカン・スナイパー(2015年) (253票)

11位は戦争・伝記映画「アメリカン・スナイパー」。主人公はイラク戦争に従軍した実在の人物であるクリス・カイル氏。彼が狙撃兵としての才能を開花させ、米軍史上最多となる160人(非公式な記録を含めれば255人)を殺害した伝説的スナイパーになるまでの道のりや葛藤を描く物語です。味方からは「英雄」と賞され、敵からは「悪魔」と恐れられた男をブラッドリー・クーパーさんが見事に演じ、徐々に心を蝕んでいく姿もまたリアルでした。クリント・イーストウッド監督は戦争映画をいくつか撮影していますが、本作がその最高傑作と推す声も多いようです!

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第12位:戦火の馬(2012年) (248票)

12位は戦争・ドラマ映画「戦火の馬」。第一次世界大戦に軍隊を派遣することになったイギリス陸軍に、軍馬として買われていったサラブレッド・ジョーイを巡る物語であり、元の飼い主の青年・アルバートとの強い絆が描かれた本作。第一次世界大戦の過酷な戦場描写、人と馬の織りなすドラマチックなシナリオは「さすがはスティーブン・スピルバーグ監督……」と唸ってしまうほど。馬であるにも関わらず素晴らしい演技を見せたジョーイの役者的な振る舞いが強く記憶に残り、戦争映画としても物語としても完成度の高い一作と言えるでしょう!

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第13位:ダンケルク(2017年) (242票)

13位は戦争映画「ダンケルク」。舞台は第二次世界大戦の初期にあたる1940年、ナチス・ドイツの圧倒的攻勢を前にフランスのダンケルク海岸に追い詰められた40万の連合軍将兵の撤退戦が描かれた本作。陸に、海に、空にと展開する戦いは映画館の大スクリーンに映え、イギリス空軍が誇る傑作戦闘機・スピットファイアの活躍を堪能できる作品ともなりました!迫力ある戦場の描写だけでなくクリストファー・ノーラン監督とは度々タッグを組むハンス・ジマーさんがこだわった「音」も高評価!第90回アカデミー賞では8部門ノミネート、音響編集賞を含む3部門受賞の快挙を成し遂げております!

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第14位:アイアン・ソルジャー(米公開2014年、日本劇場未公開) (236票)

14位はドラマ映画「アイアン・ソルジャー」。タイトルからはガッツリとした戦争アクションを想像しますが、描かれるのは戦場となったアフガニスタンからアメリカへ帰国した女性衛生兵の物語です。子を持つ母親としての顔と兵士としての顔、2つを併せ持つ1人の女性に焦点を当て、彼女を取り巻く様々な葛藤や苦悩の描写は特に印象的でした。映画はフィクションとして描かれますが、仕事と育児の板挟みに悩む世の女性にとって共感できる場面は非常に多く、重みのあるヒューマンドラマとして高く評価される隠れた名作です。

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第15位:フューリー(2014年) (213票)※同率

同率15位は戦争・ドラマ映画「フューリー」。舞台は1945年、第二次世界大戦も終わりが見えた頃のドイツ。そんなドイツにM4中戦車を駆って進軍するアメリカ軍部隊が描かれ、ドイツの誇る重戦車・ティーガーⅠとの戦車戦は大きな見どころです!なんとこのティーガーⅠ、現存する唯一の稼働する本物のティーガーⅠを撮影に使用しており、その気合の入り方も尋常ではありませんでした!戦時下の狂気、M4中戦車フューリー号に乗り込む兵士たちの絆、さらには主人公ウォーダディーを演じたブラッド・ピットさんのカッコ良さ……と、見どころ満載の映画です!

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第15位:パシフィック・ウォー(2017年) (213票)※同率

同率15位は戦争映画「パシフィック・ウォー」。太平洋戦争を終結させる鍵となった「原子爆弾」をテニアン島まで輸送する任務を命令されたアメリカの重巡洋艦インディアナポリス、そして艦長であるチャールズ・B・マクベイ3世を描いた本作。実話に基づいて製作された作品ですが、後半にかけては思いもよらぬ展開となっていくので、「ただ戦闘を描いた戦争映画でない」というのも大きなポイントです!日本人から見ても、アメリカ人から見ても、やるせない気持ちになる……そんな映画ですね。

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第17位:ジョジョ・ラビット(2020年) (209票)

17位は戦争・コメディ映画「ジョジョ・ラビット」。舞台は第二次世界大戦中のドイツ、空想上のアドルフ・ヒトラーを唯一の友人とするドイツ人少年・ジョジョを主人公とするコミカルな物語です。子供の純粋な目線から見た戦争、ユダヤ人少女との出会い、残酷な暴力性……と、所々に重く悲しいシーンもあり、特に後半にかけての展開は泣ける、との声も多々上がります。元はコメディアン・俳優として活躍し、本作では監督を務めたタイカ・ワイティティさんがヒトラー役を演じている点にも注目です!

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第18位:彼らは生きていた(2020年) (206票)

18位はドキュメンタリー映画「彼らは生きていた」。イギリスの帝国戦争博物館に保存されている第一次世界大戦の映像を利用して製作された物語であり、現代の技術でカラー化された「本物の映像」は並々ならぬ迫力がありました。100年以上も前の出来事である第一次世界大戦を信じ難いほどに鮮明な映像と、復元された音で体験できる戦争映画は他になく、モノクロではなくカラーになったことでより「生きていた人々」という事実を実感させる映画となっています。

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第19位:ゼロ・ダーク・サーティ(2013年) (198票)

19位はサスペンス映画「ゼロ・ダーク・サーティ」。テーマとなったのは現代の対テロ戦争、アルカイダの指導者とされるウサマ・ビン・ラディン氏の暗殺計画に携わった人々の物語であり、実話をベースに製作されたフィクション映画です。アメリカ合衆国という国の怒りが乗り移ったかのようなCIA捜査官・マヤによる執念の追跡が描かれ、決してハッピーエンドな終わり方でないのも印象的。何とも言えぬもやもや感に終始支配される作品と言えるでしょう。

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第20位:1917 命をかけた伝令(2020年) (197票)

20位はドラマ・戦争映画「1917 命をかけた伝令」。時は1917年、第一次世界大戦真っ只中のヨーロッパを舞台にした物語であり、イギリス陸軍を救うためにとある情報を伝えるべく戦地を進む2人の兵士の姿を描きます。公開時のTVCM等では「全編ワンカット!」との宣伝がありましたが実際はワンカットに見えるように編集した撮影。ですが、生々しさのある戦場の映像にグイグイと引き込まれ、まるで自分が1人の兵士として従軍しているような臨場感の漂う一作でした!

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戦争映画おすすめ名作ランキング【2010年以降公開の最新版】TOP20!

なんとなんと、ランキングベスト5に入った作品は全て邦画という意外な結果となりました!それにしても驚きは役所広司さん……陸軍・阿南惟幾大将と海軍・山本五十六大将という2人の大将を映画で演じたのは、日本を代表する名優・三船敏郎さんに並ぶ快挙!その存在感と演技の深みは年々増しているようであり、これからも活躍が期待できそうですね!
以上、10-60代の男女(性別回答しないを含む)10,213名が選んだ「戦争映画おすすめ名作ランキング【2010年以降公開の最新版】」でした。あなたが思う戦争映画はランクインしていましたか?

編集者:zenzai
調査方法:10-60代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:10,213名
調査日:2020年11月21日

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