今回は夏ということで、怪奇な作品を挙げられる漫画家、藤田和日郎先生の漫画で好きな作品を10代~60代の男女2,888人に聞いてみました。
代表作は「うしおととら」…と、もう1位のネタバレ大全開ですが、うしおととら以外の藤田先生を知る絶好のチャンス!
それではさっそく「藤田和日郎オススメ漫画ランキング」TOP5からどうぞ!
第5位:黒博物館スプリンガルド
「切り裂きジャックではなくバネ足ジャック!」
「藤田先生のダークな話が好き」
「徐々に明かされていく感じがよい」
5位は黒博物館シリーズ一作目「黒博物館スプリンガルド」。
英国で起きる怪奇事件…ホラー的な話かと思えば、徐々に謎が解き明かされてゆく探偵的なストーリー。明かされてゆく事実、そして藤田先生の描く情熱の戦闘シーンに目が離せません!
「他の作品より絵が読みやすかった」といったコメントから、普段の熱の入れ方とまた違った雰囲気を味わえる一作かもしれません。こちらは1冊で完結しており、本の装丁も奇麗なので書籍がオススメです。
第4位:夜に散歩しないかね
「主人公がよくて印象に残った」
「猟奇的なのに必ず光があるこの人の漫画が好き」
「削夜さん!」
時計塔下の連続殺人「夜に散歩しないかね」が4位!
5位に続き怪奇推理小説風の短編作品。こちらも連続殺人事件ですが、想像すると身の毛がよだつ死に様で…そんな難事件に探偵の主人公・削夜が挑みます。「全部好きなので全部乗せしたいところですが…この作品の削夜さんが好きなので」といったコメントのように、「削夜をまた登場させてほしい」という声がいくつかあったのも特徴的でした。個人的にタイトルロゴのデザインのレトロさがとても好きです。
こちらは「藤田和日郎短編集 夜の歌」に収録されています。