今回はウェブアンケートにて総勢10,516名に調査した<日ハムの「歴代最強のバッター」ランキング【ファイターズ】>を発表します。個性を尊重するという育成方針のもとフルスイングの強打者や二刀流のスラッガー、パフォーマンスも楽しいホームラン王などさまざまなバッターが育っていきました。新球場「エスコンフィールド北海道」でもファンの期待に応えるバッターが現れてくれることを願いつつ、さっそくランキングをチェック!
※北海道日本ハムファイターズに加え、東映フライヤーズ、日本ハムファイターズ時代を含みます。
TOP10
- 1位大谷翔平 (2,736票)
- 2位張本勲 (1,301票)
- 3位小笠原道大 (695票)
- 4位新庄剛志 (472票)
- 5位稲葉篤紀 (429票)
- 6位大杉勝男 (363票)
- 7位糸井嘉男 (344票)
- 8位トニー・ソレイタ (306票)
- 9位ブランドン・レアード (287票)
- 10位近藤健介 (254票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<日ハムの「歴代最強のバッター」ランキング【ファイターズ】>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,516名/調査日:2023年8月16日
第1位:大谷翔平(2,736票)
画像はInstagram(@shoheiohtani)から引用 《拡大》
- 世界の大谷ですからね
- プロ野球の世界的頂点にいる
- 活躍しているし、かっこいいから
- 日ハム在籍は短かったけど、二刀流で凄いと思った。今は大リーグで大活躍中!
日本ではアベレージ型、米国では一発型!1位は大谷翔平選手!
北海道日本ハムファイターズ時代の野手大谷は、5年間で通算403試合出場、打率.286、48本塁打、166打点、OPS.859の成績でした。2022年まででメジャー5年間の大谷選手の成績を比べてみると明らかに差があるのは本塁打。48対127でエンゼルス大谷が圧倒しています。日本時代は二刀流への試行錯誤期間。メジャー移籍後は、率より一発狙いになっています!
日本時代のキャリアハイは2016年。打率.322、22本塁打、67打点でMVPを獲得しました。3割を2度マークしていますが、実はいずれも日本ハム時代なのです!
第2位:張本勲(1,301票)
画像はX(@nhk_baseball)から引用 《拡大》
- やはり、3000本安打がすごい
- やはりこの人でしょうね。頼りになる打者でした
- 首位打者も何度もとり、最強の打者だった
- 東映フライヤーズ時代、すごかった
東映こそ我が青春時代!2位は張本勲さん!
「東映フライヤーズ時代は青春だわね」と語る3000本安打の張本さん。東映ナインは喧嘩っ早い選手が多く「駒沢の暴れん坊」と呼ばれましたが、それだけに張本さんも思い出が多いのでしょう。
1959年に入団し1972年まで14年間、19歳から32歳まで東映に在籍(1973年は日拓、1974~1975年は日本ハム)。年齢的にも青春時代です。自身唯一の日本一、獲得した7回の首位打者はすべて東映、日本ハム時代。3085安打のうち2435安打、504本塁打のうち414本塁打も同じです。打率、本塁打、打点の打撃3部門に加え盗塁まで素晴らしい成績を残しているレジェンドを形づくったのは東映といえます。
第3位:小笠原道大(695票)
画像はX(@nikkan_fighters)から引用 《拡大》
- 日ハムで一番記憶に残る打者
- 古き良き時代の名選手だった
- あの豪快なスイングは見てて気持ち良いし凄いと思いました
- 巨人に行ってしまい、とても寂しい思いをした
スイングは豪快、成績は超安定!3位は小笠原道大さん!
フルスイングが代名詞の小笠原さん。2度の4年連続を含む3割30本塁打を9回達成しており、これは王貞治さんに次ぐ記録。超安定した成績を残した選手です。捕手としてプロ入りしましたが一塁手、三塁手として活躍。器用なところも見せています。日本一になった2006年はMVPを受賞。新庄剛志さんの「引退興行」で目がそちらにいきがちでしたが、小笠原さんらしくキッチリ仕事をこなしていたのです。「ガッツ」との愛称でも親しまれました。
第4位:新庄剛志(472票)
画像はX(@SportsHochi)から引用 《拡大》
4位は新庄剛志さん!
- パ・リーグ人気に火をつけた功績はデカイ
- ヒーローだよね
- 成績よりなにより華があったから!
- 明るく元気、スター性がある、年棒にこだわらない!
新庄さんが北海道日本ハムファイターズに在籍したのはわずか3年間でしたが、そうとは思えないほど中身の濃い3年間でした。チームが東京から北海道に本拠地を移した2004年に入団し、プレーとパフォーマンスで道産子を盛り上げます。2006年開幕早々の4月18日にその年限りでの引退を発表すると、チームも44年ぶりの日本一に輝く信じられないようなハッピーエンディング。「北海道の日本ハム」の礎を築きました。被り物をしたり天井から登場したり「ファンあってのプロ野球」を常に意識していた、記憶に残る選手です。
名前 | 新庄 剛志(しんじょう つよし) |
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生年月日、 星座、 干支 | 1972/01/28、みずがめ座、子年 |
出身地 | 長崎県 |
公式サイト 公式SNS | |
プロフィール | 1989年西日本短期大学附属高等学校からドラフト5位で阪神タイガーズに入団。阪神タイガースで11年プレーした後、2000年12月、日本人初の野手FA選手としてアメリカ・メジャーリーグに挑戦。2001年~2003年までの3シーズン、ニューヨーク、 サンフランシスコで活躍。日本人初のメジャー4番、日本人初の満塁本塁打、日本人初のワールドシリーズ出場など、多くの人々の記憶に残るプレーでファンを沸かせる。2004年には日本球界に復帰、北海道日本ハムファイターズに入団。今や伝説となった数々のパフォーマンス、コメント、プレーで常に話題を提供。野球というスポーツの可能性を極限まで追及し、日本各地に明るい話題を振りまいた。かねてからの夢であった「札幌ドームを満員にする」目標を達成した新庄は、ファイターズが44年ぶりの日本一に輝いた2006年10月、惜しまれつつユニフォームを脱ぐ。2022年1月1日より、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。 |
代表作 | GAORA SPORTS『SHINJO スペシャルナイト 2024 ~勝負の3年目~』(2024) 雑誌『週刊プレイボーイ「新庄剛志の開運ポジ語録」』連載(2021~) イメージキャラクター『ファミリー引越センター』(2021~) |
職種 | スポーツ |
第5位:稲葉篤紀(429票)
画像はX(@Fullcountc2)から引用 《拡大》
5位は稲葉篤紀さん!
- 稲葉ジャンプを思い出す
- カッコよかったので
- 日ハムではこの人でしょ!
2005年に北海道日本ハムファイターズに移籍してくると2006年の日本シリーズでMVPを受賞し、2007年には首位打者を獲得。2012年には2000本安打を達成しました。精神的支柱として引退する2014年までチームを支え、常に全力疾走の姿勢にファンからの支持も厚い選手でした。稲葉さんに対する応援といえば、ファンが一斉に飛び跳ねる「稲葉ジャンプ」が有名。スタンドが揺れるほどの振動でした。春先の屋外の球場で寒さに耐えかねたファンがジャンプしだしたのがきっかけとも言われています!
第6位:大杉勝男(363票)
画像はX(@nittakuofficial)から引用 《拡大》
6位は大杉勝男さん!
- 両リーグ1000本安打!
- ホームランバッターです
- レジェンドです
テスト生で東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)に入団した大杉さんは、飯島滋弥打撃コーチの「月に向かって打て」という助言で開眼。本塁打王2回、打点王2回に輝く日本を代表する打者に成長しました。ヤクルトスワローズ(現:東京ヤクルトスワローズ)に移籍し、セ・パ両リーグ1000安打を達成しています。本塁打を放ちスキップや投げキッスをしながらダイヤモンドを一周するお茶目なところも。見た目はゴツいですが心優しきファン思いの選手でした。
第7位:糸井嘉男(344票)
画像はX(@Sponichi_Tfoto)から引用 《拡大》
7位は糸井嘉男さん!
- よく活躍してくれていた
- 好きだったな~
「投手糸井」を覚えている人は多くはないでしょう。糸井さんは2004年に入団すると2006年の途中まで投手登録でした。制球難で外野手に転向するとみるみる頭角を現し、2009年には不動のレギュラーに成長します。元投手だけあって肩は抜群。足も速く走攻守に筋肉の「四拍子」揃った選手です。数々の天然エピソードを持っていることでも知られています。
第8位:トニー・ソレイタ(306票)
画像はX(@BaseBallMOnline)から引用 《拡大》
8位はトニー・ソレイタさん!
- 最強助っ人!
- なぜか強烈に記憶していた!
通称「サモアの怪人」ソレイタさんは、来日1年目から45本塁打を放ち活躍します。打ちだしたら止まらない選手で、2度の4打数連続本塁打をマーク。新聞には「ソレイタお~それいった(お恐れ入った)」「そ~れいったソレイタ」といった見出しが躍りました。1981年には本塁打王と打点王の2冠に輝くMVP級の活躍で、チームの優勝に大きく貢献しました。
第9位:ブランドン・レアード(287票)
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9位はブランドン・レアードさん!
- ホームランバッターだから!
- すしポーズで注目されていた
来日当初は日本の野球に慣れず凡打を繰り返していたレアードさん。連れて行ってもらった札幌の寿司屋の店主から「打ったら寿司を握るポーズをやってみては?」との助言を受けます。これが運命の出会いに!その通り本塁打を打って「寿司ポーズ」を披露しているうちに調子を上げ、翌年には本塁打王を獲得。日本シリーズのMVPも受賞しました。ちなみに最初は苦手としていた納豆も克服し、大好物になったそうです。
第10位:近藤健介(254票)
画像はX(@tospophoto)から引用 《拡大》
10位は近藤健介選手!
- キャッチャー引退して外野に転向して開花!
- 打率が高い印象
広角に打ち分けるシュアなバッティングの近藤選手は、日本を代表するアベレージヒッター。抜群の選球眼で「出塁の鬼」とも呼ばれています。動体視力を鍛える特別なトレーニングを取り入れ、四球の数が格段に増えたのです。2017年には規定打席不足ながら打率.413をマーク。椎間板ヘルニアでのリタイアがなければ夢の4割もいけたのではと思わせるシーズンでした。
日ハムの「歴代最強のバッター」ランキング【ファイターズ】ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)10,516名が選んだ<日ハムの「歴代最強のバッター」ランキング【ファイターズ】>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)10,516名
調査日:2023年8月16日