「代打の神様」だと思う歴代プロ野球選手ランキング

今回はウェブアンケートにて総勢9,359名に調査した<「代打の神様」だと思う歴代プロ野球選手ランキング>を発表します。代打とはその選手の人生模様を垣間見ることができるポジションではないでしょうか。バリバリのレギュラーから転向した選手や、ケガでひと振り稼業を余儀なくされた選手も。代打で名前を売り大きく飛躍していった選手、「神の域」と言われるまで実績をあげた選手もいます。生き様を感じられる代打。さっそくランキングをチェック!

「代打の神様」だと思う歴代プロ野球選手ランキング
TOP10
  • 1位川藤幸三(阪神タイガース) (1,133票)
  • 2位桧山進次郎(阪神タイガース) (801票)
  • 3位淡口憲治(読売ジャイアンツ他) (653票)
  • 4位真弓明信(阪神タイガース他) (620票)
  • 5位八木裕(阪神タイガース) (591票)
  • 6位銀次(東北楽天ゴールデンイーグルス) (527票)
  • 7位川端慎吾(東京ヤクルトスワローズ) (484票)
  • 8位高井保弘(阪急ブレーブス) (396票)
  • 9位大島康徳(中日ドラゴンズ他) (375票)
  • 10位大道典良(福岡ソフトバンクホークス他) (359票)

ランキングの集計方法

調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<「代打の神様」だと思う歴代プロ野球選手ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,359名/調査日:2023年8月1日

目次

第1位:川藤幸三(阪神タイガース)(1,133票)

第1位:川藤幸三(阪神タイガース)(1,133票)

画像はX(@popnrolltv)から引用 《拡大》

  • この人しかいないでしょう!大ファン!
  • 個性的で楽しいキャラクター。結果はともかく、パフォーマンスが人気でしたね
  • 本当に『代打の神様』と、当時呼ばれていたから!
  • 独特のムードを持っていた

「待ってました!川藤」甲子園に飛び交う掛け声!1位は川藤幸三さん(阪神タイガース)!

川藤さんが代打を告げられベンチから出てくると阪神甲子園球場のファンから「待ってました!」という掛け声がよく飛んだといいます。甲子園という大舞台に似合う千両役者が川藤さんです。最初から代打を目指していたわけではありません。若手の頃は強肩、俊足の外野手でしたが1975年のキャンプ中にアキレス腱を断裂。徐々に代打へとシフトチェンジしていきました。1983年には戦力外通告を受けますが「カネはいらんから阪神にいさせてくれ」と直訴しチームに残ります。現代には珍しい破天荒な生き様が、多くの野球ファンをひきつけてやみません。

第2位:桧山進次郎(阪神タイガース)(801票)

第2位:桧山進次郎(阪神タイガース)(801票)

画像はX(@hochi_baseball)から引用 《拡大》

  • ひーやん、代打でもよく打っていたけど、スタメンでも打って甲子園で何度も弾丸ライナー目撃した
  • やっぱり、ひ~やんでしょう!
  • きっちり役目を果たす代打の神!
  • 隠れたミスタータイガース

感動呼んだ現役最終打席の代打ホームラン!2位は桧山進次郎さん(阪神タイガース)!

阪神タイガースには代打男の系譜があります。1980年代は川藤幸三さん、1990年代は真弓明信さん、2000年代は八木裕さん。そして2010年代は桧山さんです。「生涯最高のスイング」と桧山さん自らが言うのは現役最終打席のこと。2013年のクライマックスシリーズのファーストステージ第2戦。5点のビハインドで迎えた9回、代打で登場すると鮮やかなホームラン。チームはファーストステージで敗退となってしまいましたが、阪神甲子園球場に集まったファンに感動を与える「最高の神弾」でした。

第3位:淡口憲治(読売ジャイアンツ他)(653票)

第3位:淡口憲治(読売ジャイアンツ他)(653票)

画像はX(@BaseBallMOnline)から引用 《拡大》

  • バッティングフォームをよく真似した
  • 懐かしい〜好きだったなぁ職人技!
  • この頃のジャイアンツが好きだった

独特の打撃フォームから繰り出される鋭い打球!3位は淡口憲治さん(読売ジャイアンツ他)!

打席で腰を2、3度小さく振る打撃フォームがトレードマークだった淡口さん。1970年代から1980年代、読売ジャイアンツの代打の切り札として活躍します。スイングスピードは王貞治さんより速いと言われ、長嶋茂雄監督からは「コンコルド打法」と名付けられました。「淡口は左投手に弱い」というレッテルを貼られ代打に甘んじる時間が続きましたが、本人は「使ってさえくれれば3割は打てる」と思っていたそうです。その言葉通り1983年に初めて規定打席に到達。見事打率.302をマークしました。

第4位:真弓明信(阪神タイガース他)(620票)

第4位:真弓明信(阪神タイガース他)(620票)

画像はX(@BBMcards)から引用 《拡大》

4位は真弓明信さん(阪神タイガース他)!

  • すごかった!
  • 代打の打点記録保持者ですよね
  • 職人のイメージがあるから

34本塁打をマークし1985年の阪神タイガース日本一に核弾頭として貢献した真弓さん。新庄剛志さん、亀山努さんら若手の成長で1992年頃からひと振り稼業に転向します。1994年には代打逆転満塁本塁打を放つなど大活躍。この年挙げた30打点はシーズン代打最多打点の日本記録です。しかも17安打で30打点ですから、チャンスにめっぽう強いバッティングでした。

第5位:八木裕(阪神タイガース)(591票)

第5位:八木裕(阪神タイガース)(591票)

画像はX(@jb_obclub)から引用 《拡大》

5位は八木裕さん(阪神タイガース)!

  • 応援しているチームの中で、1番プレースタイルが好きな方だから
  • そら~阪神の八木しかいないでしょ!
  • ファンなので印象が強い

数多い阪神タイガースの代打男ですが、「代打の神様」と呼ばれるようになったのは八木さんからのようです。しかし本人は「そんなことを言われたら、打席に立ちづらかったですよ。そりゃ、失敗できる空気じゃなくなるから」と感じていたと言います。1990年に自己最多の28本塁打を放ちレギュラーをつかみますが、1994年頃から代打稼業へ。1997年には代打で打率4割をマークしています。

第6位:銀次(東北楽天ゴールデンイーグルス)(527票)

第6位:銀次(東北楽天ゴールデンイーグルス)(527票)

画像はX(@SportsHochi)から引用 《拡大》

6位は銀次選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)!

  • 本来レギュラーだが、不調でベンチにいる時期に、代打で良い仕事をする場面を何度も見た
  • 銀次さんは地元のヒーローの1人です
  • いぶし銀のヒット!

2022年シーズン前半、代打で驚異的な打率を残し東北楽天ゴールデンイーグルスの「代打の切り札」と呼ばれた銀次選手。レギュラーだった期間が長い選手ほど代打への転向が難しいとも言われていますが、銀次選手はスンナリ適応できたと言います。2023年シーズンで楽天一筋18年のベテランは新しい職場で、いぶし「銀」の活躍を見せてくれるでしょう。

第7位:川端慎吾(東京ヤクルトスワローズ)(484票)

第7位:川端慎吾(東京ヤクルトスワローズ)(484票)

画像はX(@swallowspr)から引用 《拡大》

7位は川端慎吾選手(東京ヤクルトスワローズ)!

  • 代打に必要な長打力とタイミング、実力がある
  • いつもヒットを打ってるイメージがある
  • まだまだ現役ですから

ここぞの場面で本領を発揮、川端選手はプロ16年目となる2023年シーズンも代打の切り札として存在感を発揮しています。2021年は代打で歴代2位となるシーズン30安打をマーク。そして何と言ってもオリックス・バファローズとの日本シリーズ第6戦で日本一を決める、しぶといレフト前タイムリーを放ちました。かつての首位打者はひと振りにかける仕事人としてチームを支えます。

第8位:高井保弘(阪急ブレーブス)(396票)

第8位:高井保弘(阪急ブレーブス)(396票)

画像はX(@numberweb)から引用 《拡大》

8位は高井保弘さん(阪急ブレーブス)!

  • これぞレジェンド!
  • 代打のホームラン王
  • 阪急黄金時代ですね

通算代打本塁打27本の世界記録保持者の高井さん。1970年代の阪急ブレーブス(現:オリックス・バファローズ)の黄金時代を代打男として支えました。代打ながら、野村克也監督により1974年のオールスターのメンバーに選出され、球宴初の代打逆転サヨナラ弾を放ちます。相手投手のデータや投球フォームのクセを事細かく書き込んだ「高井メモ」は有名です。

第9位:大島康徳(中日ドラゴンズ他)(375票)

第9位:大島康徳(中日ドラゴンズ他)(375票)

画像はX(@BaseBallMOnline)から引用 《拡大》

9位は大島康徳さん(中日ドラゴンズ他)!

  • 代打で活躍してレギュラーを取った選手
  • 成功率が高い
  • ミートが上手いし駆け引きが上手い

若手の頃はスタメンで出場すると安定感を欠き代打に回ると長打力を発揮。なかなかレギュラーを獲得できなかった大島さん。1976年にシーズン代打本塁打の日本記録となる7本塁打を記録しきっかけをつかむと、翌年以降レギュラーを不動のものにします。日本ハムファイタースに移籍すると2000本安打を達成。現役晩年は代打に戻りベテランの味を発揮しました。

第10位:大道典良(福岡ソフトバンクホークス他)(359票)

第10位:大道典良(福岡ソフトバンクホークス他)(359票)

画像はX(@webSportiva)から引用 《拡大》

10位は大道典良さん(福岡ソフトバンクホークス他)!

  • 大道コーチはバットを短く持つスタイルで、左投手にはめっぽう強かったです。あれでホームランが打てるのが凄かったです
  • 代打の役割として力を発揮していた
  • 大道以外にいない!

高校時代は右のスラッガーでしたが、プロで生き残るためバットを短く持つ決断をした大道さん。バットをふた握りグリップを余して持ち、大きな体をかがめて構えボールに食らいつきました。2004年頃から代打での出場が増えチャンスでしぶとい打撃を披露します。その後、読売ジャイアンツでも活躍。「バット短く、息長く」と自ら言うように、41歳になるシーズンまで現役を続けました。

「代打の神様」だと思う歴代プロ野球選手ランキングベスト10

以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,359名が選んだ<「代打の神様」だと思う歴代プロ野球選手ランキング>でした。

編集者:とば
調査方法:株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,359名
調査日:2023年8月1日

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