今回はウェブアンケートにて総勢5,119名に調査した<歴代最強の「逃げ馬」ランキング>を発表します。レース最初から最後まで先頭を譲らず、他馬をどんどん引き離す逃げ馬の中で最強に推されたのはどの快速馬なのか?さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位サイレンススズカ (718票)
- 2位キタサンブラック (566票)
- 3位ミホノブルボン (387票)
- 4位サニーブライアン (291票)
- 5位メジロパーマー (285票)
- 6位ツインターボ (273票)
- 7位ダイワスカーレット (265票)
- 8位セイウンスカイ (211票)
- 9位モズスーパーフレア (202票)
- 10位アイネスフウジン (195票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<歴代最強の「逃げ馬」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:20~50代の男女(性別回答しないを含む)5,119名/調査日:2023年7月19日
第1位:サイレンススズカ(718票)
- ハイペースで逃げて、上がり最速って前代未聞だった
- 逃げ馬、と言うか、一頭だけ異次元のエンジンだった
- 凄いスピード馬!
圧巻の大逃げで愛された「異次元の逃亡者」!1位はサイレンススズカ!
見事1位に輝いたのは、主な勝鞍に宝塚記念があり、圧倒的なスピードで逃げる「大逃げ」スタイルで愛されたサイレンススズカ!1997年の暮れから武豊騎手とコンビを組むと、翌年からは大逃げスタイルを確立して秘められた力が覚醒。1998年はG1レース・宝塚記念を含む6戦連続で1番人気1着という快挙を達成しています。その連勝記録の中には、約11馬身差で圧勝したG2レース・金鯱賞もあり、圧巻の大逃げもあってサイレンススズカのベストレースに挙げるファンも多し。後続馬に影すらも踏ませず、快速を飛ばして最後まで走り続けた「異次元の逃亡者」です!
第2位:キタサンブラック(566票)
- 逃げ馬で最強だった
- 知名度も成績も素晴らしかった
- 武豊騎手の騎乗で上手く逃げた印象が強い
北島三郎さんの所有馬としてG1レース7勝をあげる!2位はキタサンブラック!
2位は主な勝鞍に2016・2017年の天皇賞(春)、2017年の天皇賞(秋)、有馬記念などG1だけで7勝をあげた歴史的名馬であるキタサンブラック!中・長距離レースで能力を発揮した競走馬であり、2016年からは逃げ戦法が得意な武豊騎手と新コンビを結成し、引退までG1勝利を重ねました。逃げ・先行での勝利が多めではありますが、何が何でも先頭で走るタイプではなく、天皇賞(秋)のような差し切り勝ちができる自在な脚質も魅力です。
第3位:ミホノブルボン(387票)
- 名馬として心に焼き付いています
- 怪我しなかったらどんだけG1勝ってたか
- 日本ダービーも勝った馬!
日本ダービーも逃げ勝って無敗のクラシック二冠馬に!3位はミホノブルボン!
3位は主な勝鞍に1992年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)があり、8戦7勝の好成績でターフを去るという、早すぎる引退を惜しまれたミホノブルボン!クラシックの皐月賞と日本ダービーは共に1番人気で、どちらのレースも全く危なげのない逃げっぷりで勝利しました。クラシック最後の1冠・菊花賞では2着に終わり、直後の怪我によって無念の引退となりましたが、もし怪我がなければどれだけのG1を勝ったのか…と今も惜しまれます!
第4位:サニーブライアン(291票)
4位はサニーブライアン!
主な勝鞍に1997年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)があり、97世代を代表する一頭として活躍!ただ、日本ダービー後は怪我に悩まされ、結局その後は1走もすることはありませんでしたが、胸のすくような逃げっぷりは多くの競馬ファンの脳裏に焼き付いています。また、日本ダービーを逃げて勝ったのは1997年のサニーブライアンが最後であり、そういった意味でも歴史に名を残す競走馬です!
第5位:メジロパーマー(285票)
5位はメジロパーマー!
主な勝鞍に1992年の宝塚記念、有馬記念があるグランプリホースです!怪我や不調で4歳時(現:3歳)はクラシックとは無縁のレースを走り、5歳時には札幌記念(G3)を制覇した後に障害レースにも挑戦という変わったキャリアを歩みます。転機となったのは、名パートナー・山田泰誠騎手との出会い。ここでメジロパーマーは「大逃げ」戦法を覚え、新潟大賞典(G3)、宝塚記念(G1)と連勝。暮れの有馬記念は15番人気でしたが、見事な逃げ切り勝ちで春秋グランプリ制覇を果たしました!
第6位:ツインターボ(273票)
6位はツインターボ!
主な勝鞍に1993年の七夕賞、産経賞オールカマー(共にG3)があり、日本競馬史上屈指の大逃げ馬として人気を博しました!特に1993年の産経賞オールカマーでの大逃げは伝説級で、圧倒的1番人気であったG1ホース・ライスシャワーを5馬身以上引き離しての大勝利。特別な個性を持った、まさに記憶に残る「韋駄天」でした!
第7位:ダイワスカーレット(265票)
7位はダイワスカーレット!
主な勝鞍に2008年の有馬記念などG1を4勝した名馬であり、宿命のライバル・ウオッカとの牝馬対決も話題となりました!逃げ・先行の脚質でスっと先頭集団に立ったかと思うと、最終コーナーを回って直線に入るころには卓越したスピードで抜け出し、終わってみたら勝ち切っている…という安定した勝ちっぷりが記憶に残ります。また、牝馬が有馬記念を制覇したのは37年ぶりの快挙であり、並み居る強豪馬を抑えての逃げ切り勝ちという歴史的戴冠になりました!
第8位:セイウンスカイ(211票)
8位はセイウンスカイ!
主な勝鞍に1998年の皐月賞、菊花賞があり、クラシック二冠馬として同世代のスペシャルウィークやキングヘイローらとのライバル対決で競馬界を盛り上げました!特に、菊花賞での逃げっぷりは語り草。スタート直後に先頭に立つと軽快に逃げ続け、最後まで先頭を譲らないまま芝3000mの世界レコードで優勝という衝撃の勝利となりました!
第9位:モズスーパーフレア(202票)
9位はモズスーパーフレア!
主な勝鞍に2020年の高松宮記念があり、牝馬の逃げ馬としてスプリント路線で活躍!ゲートオープンからの反応の良さ、出足の良さが競馬ファンの印象に残ります。「一気に先頭に立って粘り勝ちを狙う」という戦法で6歳まで戦い続け、5歳時にはG1・高松宮記念も優勝。実は芝だけでなくダートも走っていて、6歳時にはJBCスプリントで3着入賞を果たしています!
第10位:アイネスフウジン(195票)
10位はアイネスフウジン!
主な勝鞍に1990年の東京優駿(日本ダービー)があり、日本ダービーを当時のレースレコードで逃げ勝った馬として競馬ファンに記憶されています!新馬戦から引退まで全てのレースを中野栄治騎手とのコンビで走り、日本ダービーを勝った直後には東京競馬場に詰めかけた19万人による「中野」コールが発生する一幕も!
歴代最強の「逃げ馬」ランキングベスト10
以上、20~50代の男女(性別回答しないを含む)5,119名が選んだ<歴代最強の「逃げ馬」ランキング>でした。
有効回答者数:20~50代の男女(性別回答しないを含む)5,119名
調査日:2023年7月19日