ネタバレあり!後味の悪い映画ランキング【胸糞・鬱映画】(9~10位)
公開:2020-7-30
第10位:ブラック・スワン(212票)
- 後味が悪いもそうだが、精神が病む映画だと思う
- 人間が狂気の世界に嵌まる。誰にでも起こりえる
- 上映されてかなり経つけど、観ていて不気味な映画だったなあと未だに思います
壊れゆくバレリーナをナタリー・ポートマンさんが怪演!第10位はブラック・スワン!
10位は2011年日本公開映画「ブラック・スワン」。バレエの演目「白鳥の湖」の主役に抜擢されたのはナタリー・ポートマンさん演じる若手バレリーナのニナ。「白鳥の湖」では潔癖で純真な白鳥と妖艶で邪悪で黒鳥の2役を1人で演じなければならず、黒鳥役の演技に苦心したニナは…という物語です。プレッシャーですり減るニナが頼った麻薬、それによる幻覚・妄想・トラブル…と次第に壊れていきますが、そのニナの演技、踊りが繊細かつ華やかでハッとしてしまいます。作風としては終始陰鬱とした雰囲気ですが、それ以上に時折光る美しさと華やかさが魅力的な映画と言えます。
【配信中サイト】U-NEXTなど
第9位:パラサイト 半地下の家族(213票)
- 食べ物や性など生々しくて二度と見たくない
- 格差社会や不安、生理的嫌悪を感じさせる描写が多く、ぐったり
- ラストは予想外。衝撃的だった
コメディなのに鬱映画!?第9位はパラサイト 半地下の家族!
9位は2020年日本一般公開された映画「パラサイト 半地下の家族」。第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞、第92回アカデミー賞でも作品賞を含む4部門受賞の話題作です。全員が失業中の貧しいキム一家が超裕福な一家と出会ったことで始まる物語を、時にコメディ調に時にサスペンス調に描き、その展開はまるでジェットコースターのように波乱に満ちています。笑えるシーンがあるからこそ後半の展開にグッと引き込まれ、予想外のラストもあって視聴後には様々な想いが去来するでしょう。
【配信中サイトU-NEXTなど
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。