ベストセラー作家・伊坂幸太郎さんの小説「マリアビートル」がハリウッドで実写映画化決定!タイトルは「バレット・トレイン(原題) / Bullet Train」。主演をハリウッドのトップスターであるブラッド・ピットさんが演じると報じられ、大きな話題となっています。
ブラッド・ピット、伊坂幸太郎「マリアビートル」ハリウッド映画化で主演 #ブラッドピット #伊坂幸太郎 #マリアビートル https://t.co/V3CeFcU2MW
— シネマトゥデイ (@cinematoday) July 7, 2020
映画・ドラマ・舞台そして漫画に至るまで、メディア化が止まらない伊坂幸太郎さん作品。そこで今回は「メディア化された伊坂幸太郎小説人気ランキング」として、話題の伊坂幸太郎さん小説を紹介していきます!まだちゃんと読んだことがないという方は、ランキング上位の人気作からチャレンジしてみては?
TOP20一覧
- 1位ゴールデンスランバー (1,006票)
- 2位重力ピエロ (500票)
- 3位グラスホッパー (459票)
- 4位アイネクライネナハトムジーク (436票)
- 5位魔王 (368票)
- 6位アヒルと鴨のコインロッカー (364票)
- 7位陽気なギャングが地球を回す (307票)
- 8位死神の精度 (286票)
- 9位オー!ファーザー (277票)
- 10位チルドレン (275票)
- 11位マリアビートル (273票)
- 12位ラッシュライフ (250票)
- 13位バイバイ、ブラックバード (249票)
- 14位サブマリン (243票)
- 15位死神の浮力 (237票)
- 16位フィッシュストーリー (229票)
- 17位ポテチ(「フィッシュストーリー」所収) (220票)
- 18位オーデュボンの祈り (216票)
- 19位Waltz (213票)
- 20位終末のフール (184票)
ランキングの集計方法
調査方法:10~50代の男女(性別回答しないを含む)を対象に、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「メディア化された伊坂幸太郎小説人気ランキング【映画・ドラマ化】」のアンケート結果を集計。(有効回答者数:6,497名/調査日:2020年7月11日)
第1位:ゴールデンスランバー (1,006票)
- 惹きつけられる展開
- 無実の罪で逃げるストーリーにハラハラ。堺さんの演技が素晴らしかった!
- 伏線を回収する怒涛のクライマックスがとてつもなく秀逸!
最高にハラハラドキドキする逃亡劇!第1位は「ゴールデンスランバー」!
第1位に選ばれたのは2007年に新潮社より出版された「ゴールデンスランバー」!ストーリーは、首相暗殺の濡れ衣をきせられた男・青柳が、巨大な陰謀に追い詰められながら、2日間にわたる逃走劇。2008年に「本屋大賞」を受賞し、同年の山本周五郎賞も受賞。2009年の「このミステリーがすごい!」でも1位を獲得するという快挙を達成しています。
映画化は2010年。監督は中村義洋さんで、主演に堺雅人さん、さらに音楽に斉藤和義さんという伊坂作品におなじみのキャスト・スタッフでの製作となりました。さらに韓国でも2018年に映画化されており、監督はノ・ドンソクさん、主演をカン・ドンウォンさんが務めています。原作・日本版映画・韓国版映画とそれぞれの違いを探すのも面白い!
第2位:重力ピエロ (500票)
- 岡田将生さんの学ランがよかったな
- 色んな人から勧められて見に行きました
- 『春が二階から落ちてきた』という始まりがインパクト大
家族について考えさせられる!第2位は「重力ピエロ」。
2位は2003年に新潮社から出版された「重力ピエロ」。主人公は、異父兄弟である泉水(兄)と春(弟)。仙台の街で起こる連続放火事件、その現場には毎回奇妙なグラフィティアートが…。謎解きに乗り出した兄がそこで見つけた真実とは…?「直木賞」「本屋大賞」「このミステリーがすごい!」など受賞こそなかったものの数々のノミネート候補に挙げられ、大ヒットした傑作ミステリーです。
また2009年には、主演・加瀬亮さん、岡田将生さんにて映画化。物語の舞台となる仙台ロケで製作され、第1回「仙台シネマ」認定作品となりました!
第3位:グラスホッパー (459票)
120万部のベストセラー、伊坂幸太郎さんの「殺し屋小説」、『グラスホッパー』の実写映画化が発表されました!
映画公開は2015年秋予定。原作は角川文庫より絶賛発売中です! ご期待下さい!http://t.co/WG0jkx0IcH— カドブン(KADOKAWA文芸WEBマガジン) (@Kadobunofficial) July 4, 2014
- スピーディーな展開。爽快感を求めるならぜひ!
- キャラクターが個性的で能力も魅力的。伊坂作品で一番好きです
- 復讐など重たいテーマなのに、こうも不思議に面白くできるのか…と
読み始めたら止まらない!第3位は「グラスホッパー」。
3位は2004年に角川書店から出版された「グラスホッパー」。復讐を横取りされた元教師の鈴木が「押し屋」と呼ばれる殺し屋の正体を探りに行き、また別の殺し屋たちも押し屋を追い始め…。サスペンスやコメディなど、実にさまざまな要素を含んだ伊坂作品の最高傑作と名高い作品です。
2008年には井田ヒロトさん作画で漫画家。「コミックチャージ」に連載され、コミックス全3巻が出版されています。さらに2015年には生田斗真さん主演で映画化。瀧本智行監督と生田斗真さんは「脳男」に続くタッグで、安定のクオリティ!
第4位:アイネクライネナハトムジーク (436票)
- 初めてよんだ伊坂作品です。二回読んで楽しめる小説です
- 題名のインパクトからして記憶に残る
- 伊坂さんの珍しい(?)恋愛モノ!それぞれの短編に出てくる登場人物が繋がっていて、不思議な感覚で楽しめます
初にして唯一の恋愛小説!第4位は「アイネクライネナハトムジーク」。
4位は2014年に幻冬社より刊行された「アイネクライネナハトムジーク」。異なる6作品が収録されており、それぞれのストーリーがつながっている伊坂さんお得意の連作短編集。伊坂幸太郎さん唯一の恋愛小説集としても貴重な一冊となっています。
2018年には人気漫画化・いくえみ綾さん作画で漫画化。さらに2019年には三浦春馬さん・多部未華子さんにより映画化されました。こちらも「アヒルと鴨のコインロッカー」同様にオール仙台ロケ。仙台は伊坂幸太郎作品の聖地とも言われています。
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第5位:魔王 (368票)
- 設定が面白い
- 漫画化面白かった!
安藤の「考えろ」が印象的!第5位は「魔王」!
5位は2005年に講談社より刊行された「魔王」。2007年に週刊少年サンデーにて「魔王 JUVENILE REMIX」のタイトルで漫画化されました(作画:大須賀めぐみ)。小説の「魔王」は表題作とその5年後を描いた「呼吸」の2作で構成されています。「魔王」の主人公・会社員の安藤は、自分が念じたことを相手が口に出す能力に気づき、1人の男に近づいていく…。「呼吸」は「魔王」から5年後の世界で安藤の弟・潤也と妻の詩織が描かれています。
【3/6 #弟の日】伊坂幸太郎著『魔王』弟の潤也と二人で暮らしていた安藤は、自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がつく。そして、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。https://t.co/liEyA9E6Eq
— 講談社文庫 (@kodanshabunko) March 5, 2020
第6位:アヒルと鴨のコインロッカー (364票)
- 地元ロケということで見に行った映画だったけど、いろんな意味で考えさせられる作品だった
- 世界観が秀逸。非日常なんだけどリアル
- どんでん返しが秀逸!
どんでん返しにビックリ!第6位は「アヒルと鴨のコインロッカー」。
6位は2003年に東京創元社から刊行された第25回吉川英治文学新人賞受賞作品「アヒルと鴨のコインロッカー」!主人公の大学生・椎名は、引越し先のアパートの隣人・河崎に「本屋を襲撃して広辞苑を盗まないか?」と誘われます。そんな怪しい誘いに乗るはずはなかったのに、流れ流され手伝いをさせられる羽目に…!
2007年には中村義洋監督により、濱田岳さん・永山瑛太さん主演で映画化。濱田さんがあれよあれよと巻き込まれていく様が絶妙にハマっていましたね!映画のロケ地は、作品の舞台となっている仙台・宮城県。全国に先駆けて宮城県で先行公開されました。
第7位:陽気なギャングが地球を回す (307票)
- 登場人物がオシャレでユニーク!
- セリフのユーモアさが光る作品。こんなセリフよく思いつくな~
伏線の張り方が秀逸!第7位は「陽気なギャングが地球を回す」。
7位は2003年に祥伝社から出版された長編サスペンス「陽気なギャングが地球を回す」。陽気なギャングシリーズと呼ばれる人気シリーズの第一作目で、映画化され話題となりました。
主要人物は強盗4人組!それぞれ「人間ウソ発見器」「演説名人」「正確な体内時計をもつ女」「天才スリ少年」…という特殊な能力を持って強盗に挑みます。銀行強盗なら百発百中…のはずだったのに、なんと逃走中に現金輸送車ごと横取りされて…?ハイスピードな展開と痛快な会話劇に引き込まれ、ついつい一気読みしてしまう面白さ!
映画化は2006年。4人の強盗に選ばれた俳優は、大沢たかおさん・佐藤浩市さん・松田翔太さん・鈴木京香さんと全員が演技派!映像作品としての評価も高く、大ヒットとなりました!
【#重版出来】#伊坂幸太郎 著『#陽気なギャングが地球を回す』。 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス https://t.co/g9O42V9E34 … #祥伝社 #重版 #文庫 pic.twitter.com/StzhPbzOce
— 祥伝社販売部(宣伝もします) (@nonta_shodensha) July 17, 2019
第8位:死神の精度 (286票)
- 金城武、かっこよかったなぁ!!
- 原作も映画も面白かった。映画はキャスティングが良かった
“死”をテーマとしながらも心温まる名作。第8位は「死神の精度」!
8位は2005年に文藝春秋から出版された短編ミステリー「死神の精度」。
2004年には第57回 日本推理作家協会賞 短編部門を受賞。さらに2006年には全国書店員が選んだ「本屋大賞」で3位を記録したヒット作となっています。
主人公は人間ではなく、ミュージックを愛するユニークな死神・千葉。小説では千葉が関わっていく6つの人生をそれぞれ描いています。“死”をテーマとしながらも、どこか淡々としていて、押しつけがましさがないのも伊坂さんらしい世界観!
2008年には「Sweet Rain 死神の精度」のタイトルで映画化。6編の短編の中から「死神の精度」「死神と藤田」「死神対老女」の3編が映画用に構成されています。死神の千葉役は、金城武さん、ヒロインの藤木一恵役は小西真奈美さんが演じました。映画化にあたり、金城武さん主演ということを条件に伊坂幸太郎さんが了承したのだとか!確かにイメージにピッタリ!!
第9位:オー!ファーザー (277票)
- 岡田くんが好きで映画を見ました。愛のあるお話でした
- 4人の父親、誰一人憎めなくて…ファンタジックな魅力のある作品
- 家族愛に溢れていて、ほっこりできる
なんとお父さんが4人も⁉第9位は「オー!ファーザー」。
2010年に新潮社より刊行された「オー!ファーザー」。母1人子1人、そして父4人という6人家族で育つ高校生・由紀夫が主人公!ある日、由紀夫がとある事件に巻き込まれ……⁉という息子ラブなお父さんたちによる青春サスペンス・コメディとなっています。華麗なる伏線回収がこれまた秀逸!
2014年には、藤井道人監督で映画化。由紀夫を演じたのは伊坂作品への出演が3作品目となる岡田将生さん。そしてそれぞれ異なるタイプの超個性派お父さん4人は佐野史郎さん・河原雅彦さん・宮川大輔さん・村上淳さんがそれぞれ個性豊かに演じました!
第10位:チルドレン (275票)
- セリフ回しが秀逸
- 登場人物に引き込まれます
- 主人公・陣内が好きです
陣内が本当に魅力的!第10位は「チルドレン」!
10位は短編小説集「チルドレン」!2002年から2004年にかけて講談社の「小説現代」に5編が掲載され、2007年に文庫化。そしてこの5つの短編すべてに登場するのが、家裁調査員の陣内!口が達者で自分のペースに巻き込むのが上手い陣内ですが、どこか憎めない人柄が人気。適当なようで正義感が強く、残した名言は数知れず!
2006年にはWOWOWにて「CHiLDREN チルドレン」というタイトルでドラマ化。陣内役を大森南朋さん、陣内の後輩にあたる武藤役を坂口憲二さんが演じています。
陣内が好きだー! という担当者の声が聞こえてきそうなコーナー。まぁ確かにね、読んでる分にはめっちゃ愉快な奴だけど、実際に身の周りにいたら結構イライラさせられる気がしないでもない。講談社文庫の伊坂幸太郎
『チルドレン』https://t.co/srfCgMMHxc
『サブマリン』https://t.co/W4z1ESy7wQ pic.twitter.com/0loouNnRkV— 丸善 津田沼店 (@maruzen_tsudanm) May 4, 2019
第11位:マリアビートル (273票)
11位は2010年に角川書店より刊行された「マリアビートル」。冒頭でもお伝えしましたが、ブラッド・ピットさん主演でハリウッド映画化されることが決まっている今注目の一冊!
「マリアビートル」は殺し屋シリーズ第1弾「グラスホッパー」の続編作。その舞台は東京発盛岡行きの東北新幹線!物騒な殺し屋たちを乗せて走り出す新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が織りなす約2時間30分のノンストップエンターテインメントとなっています。エンタメ作品としての評価が抜群に高いこの作品を、ハリウッドがどう表現するのか?映像化も期待しかない!
第12位:ラッシュライフ (250票)
12位は2002年に新潮社より刊行された「ラッシュライフ」。伊坂さんがブレイクするきっかけの作品と言われています。
一見別々に描かれた4つのストーリーが最後にはすべて重なり合い、繋がっていく…。伊坂さんお得意の伏線回収があまりにも美しい名作!特に中盤からの盛り上がりはすばらしく、「何度も読み直した」という方も。伏線回収のあるストーリーが好きな方は間違いなく楽しめる作品となっています。
2009年には、東京芸術大学の映像研究科の学生たちによって映画化。孤高の泥棒・黒澤を堺雅人さん、神に救いを求める青年・河原崎を柄本佑さん、不倫中のカウンセラー・京子を寺島しのぶさん、職を失い家族にも見捨てられた豊田を板尾創路さんがそれぞれ演じています。
第13位:バイバイ、ブラックバード (249票)
13位は双葉社より2010年に刊行された「バイバイ、ブラックバード」。太宰治さんの未完小説「グッド・バイ」のオマージュ作品として書かれました。
5人の女性と付き合っている男・星野が、“あのバス”で連れて行かれる前に「5人の恋人たちに別れを告げにいきたい」と監視役の粗暴な大女・繭美に頼む…。不思議な数週間を描いたシュールさが癖になるお話となっています。
2018年にはWOWOWでドラマ化。主演の星野役を高良建吾さん、そして繭美役を城田優さんが女装で演じ話題となりました!
第14位:サブマリン (243票)
【ランキング3位】伊坂幸太郎『サブマリン』家裁調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプらしい。だが一番の問題は傍迷惑な上司・陣内の存在だった! 読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。伊坂ワールドでは、どんなに孤独な魂にも光が注ぐ!! pic.twitter.com/tEcMmBk2Ma
— 講談社文庫 (@kodanshabunko) June 24, 2019
2016年に講談社から出版された「サブマリン」は、2004年に同社より刊行された小説「チルドレン」の続編!家庭裁判所の調査官である陣内と武藤が、罪を犯した加害少年と向き合っていくストーリー。主人公である陣内は、伊坂作品の中でも特に人気のキャラクターで「陣内がまた見られて嬉しい!」「やっぱり陣内さんは最高のヒーロー」と、陣内ファンにはたまらない一冊となっています。
2017年には東京ハートブレイカーズにより舞台化。さらに2019年には「サブマリン」文庫化を記念して、人気声優・神谷浩史さん&佐倉綾音さんが「陣内さん」のセリフを朗読するという特設サイトも公開されました(現在は動画非公開)。
第15位:死神の浮力 (237票)
15位は2013年に文藝春秋より出版された「死神の浮力」。2005年に出版された人気作「死神の精度」の続編として発表されました。
死神である千葉の仕事は、対象となる人間を7日間観察し死の判定を下すこと。“見送り”であれば死を免れますが“可”と判定すれば8日目には死が訪れてしまいます。「死神の浮力」で千葉の担当となるのは、娘を殺され夫婦で復讐を企てる山野辺遼なのですが、死神である千葉も様々な出来事に巻き込まれることに…。
発売翌年となる2014年には早くも舞台化が決まり、山野辺夫妻を福井晶一さん・MEGUMIさん、そして死神・千葉を芸人・ふかわりょうさんが演じました。舞台は「ドラマライブラリー」という、本を持ちながらも限りなくお芝居に近いリーディング公演となっています。
第16位:フィッシュストーリー (229票)
「フィッシュストーリー」は、2007年に新潮社より出版された短編集「フィッシュストーリー」の表題作です。
売れないロックバンドが最後のレコーディングに臨むのですが、その歌に込めた言葉が時空を超え、未来の世界を救う…という壮大な感動ストーリー。
2009年には中村義洋監督により映画化。映画に登場するバンド「逆鱗」は斉藤和義さんプロデュースでCDデビューも果たしました。主演は本作が映画初主演となった伊藤淳史さん。そのほか高良健吾さん・多部未華子さん・森山未來さん・濱田岳さん・大森南朋さんら豪華出演者が脇を固める人気映画となりました!
さらに2011年と2012年には東京ハートブレイカーズによって舞台化もされています。どこまでも実写向きな作品!
第17位:ポテチ(「フィッシュストーリー」所収) (220票)
「ポテチ」は、2007年に出版された「フィッシュストーリー」に所収の短編小説。2010年に舞台化、2012年に映画化されました。舞台版のメインキャストは加藤晴彦さん・星野真里さん、映画版は濱田岳さん・木村文乃さんが演じました。映画の監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」をはじめとする伊坂作品を多数手がける中村義洋さん。さらに音楽は「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」でも劇中音楽を担当した斉藤和義さんが担当しました。
主人公の今村は、元は小説「ラッシュライフ」の登場人物。このようにひとりのキャラクターが作品間を行き来するスタイルは、伊坂さんお得意の作風ですね。
第18位:オーデュボンの祈り (216票)
伊坂幸太郎×LINEノベル❗️
100万部突破の伝説的デビュー作、伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』が本日発表された「LINEノベル」にて配信となります!荻島。嘘しか言わない画家。未来が見えるカカシ。あの驚きの読書体験が、再び!サービス開始は、2019年夏です!#LINEノベル https://t.co/Qny6gnU9ku pic.twitter.com/ySlw8vJY3y— 新潮文庫 (@shinchobunko) April 16, 2019
18位は伊坂幸太郎さんの記念すべきデビュー作「オーデュボンの祈り」!
2000年に新潮ミステリー倶楽部賞(長編ミステリーの新人賞)を受賞し作家デビュー。その後、2004年にラジオドラマ化、2009年には木村哲也さん作画で漫画化。さらに2011年には俳優・吉沢悠さん主演で舞台化までされています。
コンビニ強盗に失敗した主人公・伊藤が目を覚ますと、見知らぬ島だった…というところから始まるミステリー。「未来が見える」という喋るカカシ・優午など、大胆でユニークな設定とオリジナリティあふれるミステリーは「伝説のデビュー作」と称されるほどのクオリティ!エンタメ作家としての原点であり傑作です!
第19位:Waltz (213票)
「Waltz」新装版の全6巻が刊行、表紙は描き下ろし&おまけマンガも https://t.co/gMYr4XCqSZ pic.twitter.com/Dr0LqbkNxi
— コミックナタリー (@comic_natalie) December 18, 2015
伊坂幸太郎さん(原作)×大須賀めぐみさん(漫画家)タッグによる漫画「Waltz(ワルツ)」。
小説「魔王」を原案とした漫画「魔王 JUVENILE REMIX」のスピンオフ作品で、ストーリーは伊坂さんが漫画のために書き下ろしたオリジナル。月刊漫画雑誌「ゲッサン」に2009年から2012年まで連載され、コミックス全6巻で完結しています(新潮社出版)。
さらにドラマCDへは人気声優である櫻井孝宏さん・諏訪部順一さん・ 中村悠一さんらが参加。伊坂さんのキャラクター・セリフをイケボで聞ける作品があるとは……声優ファンも必見の作品です!
第20位:終末のフール (184票)
2006年に出版された「終末のフール」。塩塚誠さんにより漫画化され、2006年から2007年にかけて「ヤングジャンプ増刊 漫革」に連載。その後2007年にヤングジャンプコミックスよりコミックが出版されています。
「8年後に小惑星が衝突して地球が滅亡する」と予告された5年後の世界を描いた本作。パニック状態もおさまり、地球滅亡まであと3年という事実を受け止める中で、人々は何をして生きるのか。仙台北部の団地・ヒルズタウンの住民たちそれぞれの人生にクローズアップした短編集です。
「地球滅亡」をテーマとした作品といえば映画「アルマゲドン」のようなSFアドベンチャーが王道ですが、パニックがいったん落ち着いた世界を描いちゃうのが伊坂ワールド!
メディア化された伊坂幸太郎小説人気ランキング【映画・ドラマ化】TOP20!
映画が大ヒットした作品が上位に揃っていましたね。デビューから数々のヒット作を生み出してきた、伊坂さんの凄さを改めて実感します!
以上、10~50代の男女(性別回答しないを含む)6,497名が選んだ「メディア化された伊坂幸太郎小説人気ランキング【映画・ドラマ化】」でした。あなたが好きな伊坂幸太郎小説はランクインしていましたか?
有効回答者数:6,497名
調査日:2020年7月11日