今回はウェブアンケートにて総勢11,630名に調査した<びっくり!実は海外で通じない「カタカナ英語」ランキング>を発表します。日本人の多くが当たり前のように使っているけれど、ネイティブの人にはキョトンとされてしまうかも!さっそくランキングをチェック!
TOP10
- 1位ノートパソコン(laptop) (696票)
- 2位モーニングコール(wake-up call) (599票)
- 3位フライドポテト(french fries) (567票)
- 4位ソフトクリーム(soft serve ice cream) (401票)
- 5位ペットボトル(plastic bottle) (395票)
- 6位ミルクティー(tea with milk) (387票)
- 7位アンケート(questionnaire) (371票)
- 8位サラリーマン(office worker) (368票)
- 9位アメリカンドッグ(corn dog) (367票)
- 10位ハイタッチ(high five) (363票)
ランキングの集計方法
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした<びっくり!実は海外で通じない「カタカナ英語」ランキング>のアンケート結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)11,630名/調査日:2023年4月3日
第1位:ノートパソコン(laptop)(696票)
- 日本が開発したんですっけ…?
- なんでー?全く違う
- パソコン関係に日本語があるなんて
「ノート」は形状からの連想?1位はノートパソコン(laptop)!
びっくり!実は海外で通じない「カタカナ英語」ランキング、第1位はノートパソコンでした!「パソコン」は「personal computer」の略ですが、これもネイティブの人はあまり使わず「computer」や頭文字をとった「PC(ピーシー)」というそうです。デスクトップのパソコンは「desktop computer」なので日本で使われるものとほぼ同じ。対して、持ち運びできる小型のパソコンのことは「laptop(ラップトップ)」と呼ぶのが一般的だそうです。「lap」は「膝の上」なので、外出先でも膝の上に乗せて手軽に使える…というイメージですね。
第2位:モーニングコール(wake-up call)(599票)
- モーニングのコールなのに…!
- 当然通じると思ってた
- ホテルで頼んでしまいそう
海外のホテルでは通じないかも!2位はモーニングコール(wake-up call)!
ホテルや旅館に宿泊した際に、フロントに決まった時間に起こしてもらう電話を依頼する「モーニングコール」。「モーニング」も「コール」も英語なので、その組み合わせで「朝の電話」。通じてほしいところですよね。ところがこれも英語圏では通じません。英語圏でモーニングコールを頼みたい時は「wake-up call(ウェイクアップコール)」が正解。「目が覚める・起きる」を意味する「wake-up」なので、そのまま「目覚ましの電話」と考えたら覚えやすい!
第3位:フライドポテト(french fries)(567票)
- フライドポテトの方が合ってる気がする
- 察してほしい
- アメリカンな感じがするけど
同じ英語圏でも国によって違う!3位はフライドポテト(french fries)!
ジャガイモを細長く切って油で揚げた「フライドポテト(ポテトフライ)」。マクドナルド等に代表されるアメリカの食べ物なイメージがあるのでつい海外でも使ってしまいそう!「フライドポテト」はシンプルに「揚げ芋」の意味になり、ハッシュブラウン(ハッシュドポテト)など他の料理も指してしまうので通じないそうです。実際は、アメリカ英語圏では「french fries(フレンチフライ)」、イギリス英語圏では「chips(チップス)」と国によって違う表現になるので要注意です!
第4位:ソフトクリーム(soft serve ice cream)(401票)
4位はソフトクリーム(soft serve ice cream)!
- ソフトクリームって感じなのに!
- アイスクリームは一緒なのに~
コーンやカップの上に柔らかいアイスクリームをらせん状に巻くソフトクリーム。原料はアイスクリームと同じでも、冷凍時に空気を多く含ませて柔らかい状態にした製品です。英語では「柔らかく提供された」を意味する「soft serve ice cream(ソフトサーブアイスクリーム)」と表現されます。日本のソフトクリームのパイオニア企業である日世の創業者が「出来るだけ短くわかりやすく」するために、「serve」と「ice」を省略して命名したのが由来なんだそうです!
第5位:ペットボトル(plastic bottle)(395票)
5位はペットボトル(plastic bottle)!
- PETの元は英語なので通じるものかと思っていました!
PETはpolyethylene terephthalate(ポリエチレンテレフタレート)の略語で、発音するなら「ペット」ではなく「ピーイーティ」と読むことが多いのだとか。アメリカの環境庁の文書にも登場するれっきとした英語ですが、難解なので一般的にはシンプルに「plastic bottle(プラスチックボトル)」の方が通じやすいようです。「PET」を「ペット」と発音すると、愛玩動物のペットをイメージされがちなので覚えておきましょう。
第6位:ミルクティー(tea with milk)(387票)
6位はミルクティー(tea with milk)!
- アメリカンコーヒーは伝わらない気がしますが、ミルクティーはそのままなのに…!
- ミルクティー好きなのに通じないなんて…
紅茶にミルクを入れた「ミルクティー」も、英語では「tea with milk(ティーウィズミルク)」。紅茶の国イギリスでは基本的に紅茶にはミルクを入れるので、「ミルクティー」は特別にミルクが多いものを想像するのだとか。同じく「ロイヤルミルクティー」も和製英語なので通じません!
第7位:アンケート(questionnaire)(371票)
7位はアンケート(questionnaire)!
- 語源を知りたい!
- よくみる言葉で英語だと思っていました
多くの人に意見を求める「アンケート」も英語圏では通じません。実はこれ、和製英語ですらなく、由来はフランス語の「調査」を意味する「enquête」。英語では「questionnaire(クエスチョネア)」で、スペルが長いので「Q’re」と略されることもあります。
第8位:サラリーマン(office worker)(368票)
8位はサラリーマン(office worker)!
- 言われてみると和製英語っぽい
会社勤めをして、雇用主から給料を得る「サラリーマン」。「salary」が「給料」なので、そのまま「サラリーマン」と言われますが、これも和製英語。英語で言い換えるなら「office worker(オフィスワーカー)」で、通常はさらに業種を細かく表現するのが一般的とのことです。
第9位:アメリカンドッグ(corn dog)(367票)
9位はアメリカンドッグ(corn dog)!
- なぜコーン⁉
- アメリカンなのに~
長いソーセージを串に刺し、厚手の衣をつけて揚げる「アメリカンドッグ」!甘じょっぱい味付けが美味しいですよね~。実はこれも英語圏では通じない和製英語です。英語では「corn dog(コーンドッグ)」。周りの衣に、コーンミールを使っているからなんだそうです。
第10位:ハイタッチ(high five)(363票)
10位はハイタッチ(high five)!
- 『ハイファイブ』って言っている人が、間違っていると思っていました…
- すごく英語っぽい言葉なのに!
嬉しいときやテンションが上がったとき、手を上げて相手と手のひら同士を叩く「ハイタッチ」も和製英語で、英語では「high five(ハイファイブ)」と言います。これは手の指が5本あるから。ちなみに腰の高さで出した手を上から叩くタッチは「low five(ローファイブ)」といいます!
びっくり!実は海外で通じない「カタカナ英語」ランキングベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)11,630名が選んだ<びっくり!実は海外で通じない「カタカナ英語」ランキング>でした。
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)11,630名
調査日:2023年4月3日